イタリアのイルマ・レーベルとJALの共同プロデュースによるサウンド・トラベル・ミックスCDの第2弾。ジャズやアフロ、ブラジル、ラテン・ミュージックなどワールドワイドな音楽の旅が楽しめる。
ジャコは晩年生活のために多くの吹き込みを残した。中には悲惨な出来のものもあるが、この作品では彼の調子もすこぶるよく、またスタンダード中心という内容も悪くない。ジャコのウォーキング・ベースの強力さに、改めて彼の存在の大きさを思い出す。
進駐軍占領下に始まる日本人の戦後のジャズの歴史を、ビバップからモダンへの発展を軸として、同時進行で活躍していたスウィング、ディキシー、ビッグバンドの動きもからめて体系的に網羅した8枚組。ボーナスCDとして9枚目には、52年のジーン・クルーパ・トリオ来日時の幻の録音を復刻。歴史的遺産として価値があるだけでなく、聴いても楽しい熱演が目白押しだ。
ドイツの行進曲というと「双頭の鷲の下に」と「錨を上げて」、それと「旧友」だけだと思ったら大間違い。なんと、この史上空前の「ドイツ行進曲大全集」には、のべ800曲のドイツ・マーチが収録されている。ドイツを代表するレコード会社テレフンケン社(戦前はテルデック社)が戦前戦後50年間に録音したドイツ・マーチの集大成だ。CD40枚に及ぶこの大全集はCD-1からCD-5までが戦前、戦中のモノーラル(SP)録音だがCD-6からはステレオ録音だ。16世紀以降のファンファーレや歴史的な行進曲も収められており、これは、単なる行進曲のコレクションという以上に、半世紀にわたるドイツ音楽文化史の資料としても大きな価値をもつものだ。
98年に結成されたキマイラのデビュー・アルバム。ゴッドスマックを手がけたマッドロックのプロデュースで、デフトーンズのギタリスト、ステフ・カーペンターが参加と、話題も多し。
絶大な人気を誇るアイドル・ユニット、モーニング娘。から派生したソロ、サブ・ユニットのコンピレーション。なかでも衝撃的な脱退劇が話題を呼んだ中澤ゆうこのソロは必聴!