本当に役に立つ「環境会計」がわかる!地方自治体等の研修講師やアドバイザーとして高く評価されている著者が生物多様性を表象する「kikyo」という単位で自然環境を「継承財」として位置づけたこれまでにない革新的な理論書。
neuro(「脳・神経」)、そしてdiversity(「多様性」)。
この2つの言葉から生まれたneurodiversity(ニューロダイバーシティ)は、「脳や神経、それに由来する個人レベルでの様々な特性の違いを多様性と捉えて相互に尊重し、それらの違いを社会の中で活かしていこう」という考え方であり、社会運動を指す言葉です。
自閉症スペクトラム障害をはじめ発達障害と呼ばれる現象を、能力の欠如や優劣とは異なる視点、意味で捉えなおすための言葉であり、そしてさらには「すべての人の脳や神経の在り方」がその対象となる裾野の広さを持った言葉でもあります。
本書は発達障害に関わる支援者や教育者はもちろん、当事者やそのご家族、そして「多様性尊重社会の実現」に関心を持っているすべての方に「ニューロダイバーシティ」という人間理解の新たな視点をお届けする入門書となっています。
はじめに
第1部 ニューロダイバーシティとは何か?
第1章 ニューロダイバーシティという言葉の基礎知識
第2章 ニューロダイバーシティに関する議論,批判
第2部 ニューロダイバーシティ視点の人間理解
第3章 脳・神経の仕組みが異なるということの臨床的理解
第4章 脳・神経の違いが生む異なる体験と文化
第3部 ニューロダイバーシティの諸側面
第5章 『教育』×『ニューロダイバーシティ』
第6章 『働く』×『ニューロダイバーシティ』
第7章 『家族』×『ニューロダイバーシティ』
おわりに 対人支援者,教育者がニューロダイバーシティを学ぶ意味
あとがき
世界中の多数の言語を比較し、言語や言語の構成部分を形式的特徴に基づいて分類する言語類型論。その方法論と知見に馴染むことは、文法理論や日本語学、言語獲得や言語心理学を専攻する人にとっても今後は必須である。
ネズミ類研究の最前線ーー多様性や進化研究のモデル動物として注目されるアカネズミをはじめ,琉球列島のケナガネズミやトゲネズミ,人間とのかかわりが深いハツカネズミ,ネズミ類が媒介する人獣共通感染症など,気鋭の研究者たちが多様で興味深い研究内容を紹介する.
はじめに(本川雅治)
序 章 日本のネズミ(本川雅治)
I 進化
第1章 日本のネズミの起源(佐藤 淳)
第2章 日本のネズミ化石(西岡佑一郎)
第3章 アカネズミの形態変異(新宅勇太)
第4章 アカネズミの集団史と進化(友澤森彦)
II 生態・生活史
第5章 アカネズミの採餌行動(島田卓哉)
第6章 アカネズミの社会行動(坂本信介)
第7章 実験動物としてのアカネズミ(越本知大)
第8章 琉球列島のネズミ類(城ヶ原貴通)
III ヒトとネズミ
第9章 ハツカネズミの歴史(鈴木 仁)
第10章 ネズミ類が媒介する感染症(新井 智)
終 章 これからのネズミ研究(本川雅治)
新幼稚園教育要領では、子どもの「体験の多様性と関連性」が重視され新たに記述された。「体験の多様性と関連性」とは何か。その意味と保育の在り方の理論を、現場の保育者と各専門領域の研究者が多数の保育実践の分析を通して論じた最新の実践研究書。
関東平野本来の自然である常緑広葉樹の森。その姿を今日に残す国立科学博物館附属自然教育園に生息する動植物や菌類の多様性、そして無機的環境を説明する。
食虫植物は植物学のフロンティアである。捕虫葉形態形成のように、普通の植物ではわからなかった植物発生の新しい仕組みの発見、あるいは、活動電位のように陸上植物全体に関わるけれども他の植物ではうまく解明できなかった普遍的な現象を解明できる可能性を持っている。それ故、多くの研究が行われ、さまざまな仮説が提唱されている。近い将来、食虫植物だけに留まらない生物学や進化学の全体に影響を与えるような驚きの発見が期待されているのである。
本書は長年、食虫植物に魅せられた著者が、膨大な野外調査と豊富な写真を使って食虫植物の分類や生態などをまとめ上げたものである。ウツボカズラ、ハエトリソウ、ムジナモなど、世界中を歩き廻って集めた2000枚以上の写真と図によって食虫植物の魅力と不思議を存分に紹介し、あわせて図の説明と本文によって、食虫植物の基礎から最新研究までを網羅して紹介した。
食虫植物に興味をもたれる学生から研究者、一般の植物愛好家の方々にも広く読んでいただきたい。【フルカラー】
1.食虫植物の定義と系統分類
2.イネ目の食虫植物
3.カタバミ目の食虫植物
4.ナデシコ目の食虫植物
5.ツツジ目の食虫植物
6.シソ目の食虫植物
7.食虫植物の進化
グローバル化の進展の今日、すでに1970年代初頭、従来の「白豪主義」を一擲し、国是として「多文化主義」を推進してきたオーストラリアの歩みは、今や全世界にとって貴重な経験である。同国の言語教育政策の詳細な分析・考察を通じて、多文化主義が内包する「多様性」と「統一性」との矛盾・葛藤、さらにその持続的努力が拓きつつある「共存」の可能性を具体的に描き出した労作。
■ガバナンスは組織風土づくりそのもの
ビジネスや事業そのものについての専門知識は、十分に有している。
でも、それだけでは経営者としての役割を全うしがたい。
本書では、取締役、監査役、執行役員、次世代経営人材が知っておくべき
新ビジネス知識「コーポレートガバナンス」の基本と実践を解説。
法務や会計など高度な専門知識を要する「ハード面」と、
組織風土醸成や経営理念浸透、多様性の受容などの「ソフト面」とを
有機的に捉えることで、経営の要諦を探り、
経営トップとしての知見を高め、資質を養っていくーー
ガバナンスの基礎知識から、身の丈に合った自社独自のガバナンスまで
「どのようにガバナンスに挑めばいいのか?」がわかる1冊。
<新任役員トレーニングにも最適の1冊>
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■ガバナンスの「ハード面」■
会社法、善管注意義務、情報開示、CGコード、内部統制、ESG etc.
[トップの“身だしなみ〞として必要な知識]
×
■ガバナンスの「ソフト面」■
リーダーシップ、多様性の受容、無意識バイアス、組織風土の醸成etc.
[組織をより良い方向へ導く覚悟と思い・想い]
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単なる理想論に終わらせないーー。
多様な価値観を受け容れ、健全に成長していく組織をつくるための
ガバナンスの効かせ方
第1章
経営トップが知っておくべき「ガバナンス」
【ガバナンスのハード面】
第2章
経営トップとしてのリーダーの資質
【ガバナンスのソフト面】
第3章
コーポレートガバナンス・コードが意味するもの
【ハード面のトレンド】
第4章
人を活かす組織の「無意識バイアス」と「多様性」
【ソフト面のトレンド】
第5章
組織風土をつくる
【ガバナンスのハードとソフトの融合】
論争分析から提起する権利をめぐる実質的議論
自由権は憲法上の権利の核心であることに疑いはなく、平等権は現在広く主張され定着しつつある権利である。しかし、個人の発信力が大きくなった現在、自由、平等という言葉が濫用され、人権侵害や平等違反が世に溢れつつある。本書はこうした現象の放置が、やがて反民主主義にも繋がるものと捉え、現代の論争的トピックを取り上げ、法理論・法思想の原理を主軸に検証し、実質的な議論の端緒となることをめざす。
本書では、種々の加工茶について、その魅力を特に嗜好特性因子の「香り」というものに焦点をしぼって探っています。茶を一つの原点にして30年余り続けてきた香気分析に関する研究の過程と成果を、研究ノートとしてまとめました。
多様な文化の存在を互いに尊重し、理解することは、多様な言語の存在を理解し、受け入れることである。しかし、言語の多様性について、我々の認識はまだ低い。市民社会における多様な言語の共生について、民主主義、言語権、言語政策などの視点から考察する。
はじめに
序章 環境ガバナンスはいかに論じられてきたか:行政とNGO のパートナーシップの理念と実態
1 パートナーシップをめぐる動向
2 環境ガバナンス,パートナーシップの理念と実態
3 本書の問いと構成
4 NGO・NPO の捉え方とセクターの区分
第1部 環境政策史・分析視角/方法:分析のために
第1章 パートナーシップの環境政策史
1 市民セクターに向けた環境行政のまなざし
2 資料と時期区分
3 協働・市民参加の萌芽期
4 施策形成期とパートナーシップ
5 選択的確立期と政策決定への参加
6 協働・市民参加の意義とは?
第2章 連携形成条件の分析視角
1 パートナーシップの分析に向けて
2 環境政策過程論の諸アプローチ
3 戦略的連携論の分析視角
4 事例研究の方法
第2部 外来種オオクチバス等の規制・駆除:ローカルな政策提言活動
第3章 NGO-漁業者団体ー行政間の連携が形成されるまで
1 オオクチバス等をめぐる社会的論争
2 組織フレームの分析枠組
3 論争過程の概要
4 第1 期におけるフレームのすれ違い
5 第2 期におけるフレームの一致
6 連携はいかにして可能になったか?
第4章 ローカルなNGOの展開と政策実施体制
1 規制・駆除の政策的成果
2 ローカルな環境NGOの展開
3 外来生物法の政策実施体制
4 不十分な体制の解消に向けて
第3部 生物多様性条約第10 回締約国会議:グローバルな政策提言活動
第5章 NGOのネットワーク組織における連携戦略と運動内的な帰結
1 締約国会議という政治的機会
2 運動組織間の連携
3 NGOネットワーク組織の分析
4 包摂戦略の帰結
第6章 行政ーNGO 間の連携形成をめぐる比較分析
1 日本政府に向けた政策提言
2 比較分析のための分析枠組
3 政策分野ごとの政策提言過程
4 政策分野間の比較分析
5 連携形成条件の選択性
第7章 連携の持続と政策実施体制
1 締約国会議以降の状況
2 質的比較分析によるNGOグループの特徴
3 NGOによる事業展開
4 国連生物多様性の10年の政策実施体制
5 NGO の事業に依存した体制
終章 本書の知見と環境ガバナンスに向けた問題提起
1 事例研究のまとめ
2 他者変革性の発揮を阻む選択性
3 政策実施体制の丸投げ
4 政策的成果の乏しさと循環構造
5 今後の課題
文 献
資 料
おわりに
事項索引
人名索引