星の歳時記をはじめとして、天文台をめぐる数々のエピソード、古典文学・芸術・芸能にあらわれた星空の美学など、多彩な話題を展開。星の文人野尻抱影を継ぐエッセイスとして知られる天文学者の初の随想集。
この本では初めての人が実際の星空で自分の星座が見つけられるよう、夏の星座についてくわしく解説してみました。長い夏休みのあるこのシーズン、夜ふけまでゆったり気分で星空がながめられるのがなによりうれしいところです。心ゆくまで夏の星座たちとのつきあいを楽しんでみてください。
この本は、最先端の宇宙論からベーシックな天文学の基礎知識となっています。
『星になったチロ』『チロと星空』につづく、3番目のこのチロ物語は、あちこちでかけるのが大好きだった“おでかけ犬”チロが、その星仲間たちと体験したさまざまなお話をまとめたものです。小学校中級以上。
この本では初めての人が実際の星空で自分の星座が見つけられるよう、秋の星座についてくわしく解説してみました。
反射望遠鏡は、最近天文アマチュアの知らない世界で、非常な発展をとげています。NASAの3枚鏡、アイテック社の軸はずし3枚鏡カメラ、宇宙パトロール用カメラなど、名前を聞いたことがありますか?どんな構造か見当がつきますか?これらはみんな天文衛星などに積みこまれる小型、軽量、大口径の望遠鏡で、レンズを使わない反射望遠鏡です。その構造は複雑で精巧をきわめていますが、どこか21世紀のアマチュア用望遠鏡の姿に見えてきて、夢が広がっていきます。反射望遠鏡の自作や設計には必読の参考書です。
理科年表は、第1冊から第61冊まで東京天文台で編纂をしてきたが、1988年7月1日、東京天文台が東京大学を離れ、文部省の国立大学共同利用機関の一つとして国立天文台に改組されたことに伴い、第62冊からの理科年表の編纂は国立天文台が行うこととなった。
天文年鑑とまったく同じ内容の机上版。薄暗いドームのなかや、室内での調べものや計算作業などには文字が大きいので、使いやすくて便利。
天体写真を写すからといって、なにもとくべつな仕掛け方法がいるわけではありません。この本では、ごくやさしく天体写真の写し方のテクニックをみなさんにお話してみることにしました。
中世京都を焼き尽すに至った大事件を、前近代のアジアに例を見ない市民運動として描くドキュメンタリー。
この本では初めての人が実際の星空で自分の星座が見つけられるよう、春の星座についてくわしく解説してみました。北の空高くのぼりつめた北斗七星のひしゃくの中から花の香りがこぼれておちてきそうな星の季節です。ゆったりした気分で星たちの輝きを楽しんでください。