・「臓器移植法」の改正にもかかわらず、脳死からの臓器提供は期待したほどには増加していない。わが国の臓器移植はいまだに生体ドナーからの移植が主流であり、移植医療のさらなる普及のために社会的な課題は山積している。
・21世紀となった今、臓器不全に対する移植医療のブレイクスルーとして期待がかかる課題としては、高齢者や担癌患者への適応拡大や免疫寛容の誘導、革新的な臓器保存方法の開発、再生医療の新展開などがあげられる。
・本特集では、今後の移植医療を革新する課題について、現状をまとめ展望していただく。また予想もしなかった新興感染症を経験した今、有事における移植医療のあり方を考察し、将来への提言をいただく。
■ 臓器移植 -限界と挑戦
・はじめに
・高齢レシピエントの腎移植ーー腎移植の恩恵を享受するために
〔key word〕腎移植、高齢レシピエント、フレイル、免疫抑制療法、生存率
・超高齢社会における肝移植
〔key word〕高齢者、生体肝移植、高齢ドナー、超高齢社会
・臓器保存の臨床への挑戦
〔key word〕移植外科、臓器保存、機械灌流保存、マージナルドナー
・Transplant Oncologyが拓くがん治療の未来
〔key word〕Transplant oncology、肝胆道がん、肝移植、切除可能性、oncological eliminability
・移植免疫から展開するがん免疫ーー血管内皮細胞の免疫学的特性の側面から
〔key word〕内皮細胞、免疫寛容、免疫逃避
・免疫寛容誘導への挑戦
〔key word〕免疫寛容、臓器移植、拒絶反応
・腎臓再生の現状と小児医療への応用
〔key word〕再生医療、腎再生、胎生臓器補完法、腎代替療法、低ネフロンナンバーモデル
・コロナ禍における移植医療
〔key word〕移植医療、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
●TOPICS
神経精神医学
・悲しみは痛みを強くするーー急性痛と慢性痛について
環境衛生
・気候変動と感染性胃腸炎
●連載
この病気、何でしょう? 知っておくべき感染症
・23.多包虫(北海道のキツネとエキノコックス)
〔key word〕多包虫、エキノコックス症、アルベンダゾール
オンラインによる医療者教育
・9.少人数でもできるオンライン開催の小規模学会大会・研究集会の運営ーー10のTips
〔key word〕学会大会、研究集会、運営、Web会議システム、ライブ、オンデマンド
ユニークな実験動物を用いた医学研究
・7.特異な哺乳類ハダカデバネズミの秘密ーー真社会性・老化耐性・がん化耐性
〔key word〕ハダカデバネズミ、社会性、老化、がん
COVID-19診療の最前線からーー現場の医師による報告
・はじめにーー連載にあたり
・1.コロナ禍で明らかになった課題:臨床研究とPCR検査
●フォーラム
パリから見えるこの世界
・103.「科学の形而上学化」を文化に、そして今なぜ改めて「科学精神」なのか
子育て中の学会参加
・15.形成外科医の視点から
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
「おうちの中でも『子どもの性教育』を積極的にやっていきましょう」という風潮が高まる中、「やらないとダメだよね…」と思いながらも重い腰が上がらない! という親御さんたちも少なくないのではないでしょうか。そこで、登録者数15万人を超える人気の性教育YouTuber・シオリーヌが、「これだけできたら◎な心構え」と「あるある質問への答え方」をまとめました。人気ママさんイラストレーター・ゆまままさんとタッグを組み、イラスト満載でお届けします!
ーContents-
・はじめに
・〔1歩め〕これだけできたら◎ 10の心構え
【心構え1】ウソをつかない
【心構え2】子どもの気持ちをそのまま受け取る
【心構え3】代わりに決めない
【心構え4】“常識”を押し付けない
【心構え5】性の話を捉え直す
【心構え6】性別で判断しない
【心構え7】多様な性があることを知る
【心構え8】親子は対等であると忘れない
【心構え9】親だけで抱えない
【心構え10】子どもを信用する
・〔2歩め〕性のあるある質問 対応アイデア30
Q1.生理って何? 血が出るの?
Q2.どうしてちんちん大きくなるの?
Q3.どうして私はちんちんがないの?
Q4.お父さん、毛がモジャモジャでへん!
Q5.「うんこ」「おしり」で大爆笑。どう対応したらいい?
Q6.赤ちゃんってどうやってできるの?
Q7.卵子って何? 精子って何?
Q8.お母さんとお父さんもセックスしたの? どうやって?
Q9.(セックスを見られて)……何してるの?
Q10.オナニーって何?
Q11.ちんちん、触ってみたい!
Q12.なんで赤ちゃんはおっぱい触っていいのに僕はダメなの?
Q13.(性器いじりをしていたところを注意して)なんで触っちゃダメなの?
Q14.「カンチョーーーー! 」って遊んでいる子になんて言ったらいい?
Q15.「おばあちゃんとチューしようね〜」と迫られて、子どもが嫌がっていたらどうすれば?
Q16.検索履歴にアダルトワード……!? 注意したいけど、なんて伝えたら?
Q17.下ネタ満載の動画で子どもが爆笑。どう反応したらいい?
Q18.(ラブホテルを見て)あそこに行ってみたい!!
Q19.(コンドームを指さして)これ何?
Q20.(アニメのマネをして)「〇〇ちゃ〜ん! 」とお友だちを追いかけ回していて……。どう対応すれば?
Q21.妹がほしい! 赤ちゃんつくって!
Q22.結婚をしたら赤ちゃんができるの?
Q23.〇〇ちゃんち、お父さんいないんだって。なんで?
Q24.(同性カップルに対して)男同士(女同士)なのにへんなの!
Q25.私、大きくなっても結婚ってしたくない。
Q26.青は男の子の色でしょ?
Q27.(泣いている息子に対して)「男のくせに泣くな! 女々しいぞ」と言われたら?
Q28.〇〇くんのパパ、男なのにメイクしてたよ! なんで?
Q29.女の子に生まれたかった。女の子になりたい。
Q30.私ってデブだからブスなんだって。
・おわりに
・“わかっちゃいるけどできそうにない”大人のための! シオリーヌのオススメ性教育動画
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●重症低血糖の予防や血糖値の日内変動を捕捉する方法として従来は血糖自己測定(SMBG)が用いられていましたが、近年これを補完する方法として、血糖トレンドを持続的に把握するCGMやFGMの有用性に注目が集まっている。
●本特集では、「CGM/FGMを用いた糖尿病治療ー血糖トレンドを栄養指導に活かす」と題して、本領域で先進的な取り組みをしている執筆陣が最新の知見や情報を紹介。
●CGM/FGMを臨床に取り入れるにあたっての基礎知識をわかりやすく整理しつつ、管理栄養士にとって重要となる栄養食事指導への活かし方について、実際の症例を含めて解説した。
【目次】
CGM/FGMを用いた糖尿病治療の実際と管理栄養士に期待すること
糖尿病治療における血糖変動管理の重要性と血糖データの評価
糖尿病治療薬と血糖変動ーCGM/isCGMデータから薬剤選択を考える
糖尿病治療におけるデータマネジメントシステム(DMS)指導
糖尿病患者の栄養指導におけるCGM/FGMの活用方法と注意点
FGMを活用した栄養指導の実際ーカーボカウントの導入例
患者視点のFGM活用と管理栄養士によるサポート事例
●巻頭カラー
冬眠する哺乳類に学ぶー代謝変化により飢餓・寒冷を乗り切る仕組み〈後編〉
●スポット
PICS予防のための栄養療法
子どものサプリメント使用を考える
●栄養指導に役立つ医薬品の知識
17.疾患における薬物治療と栄養(5) 消化管術後に使用される薬剤と輸液の特徴
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ
りんご
●活動レポート 栄養ケア・ステーション
K-WORKER 認定栄養ケア・ステーション
●ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
実臨床における課題解決に資する実学的な研究に取り組む 中村学園大学大学院 栄養科学研究科 健康・病態栄養科学部門 臨床栄養学分野(博士前期課程)/健康・病態栄養科学系(博士後期課程) 安武研究室
●こんだてじまん
じまんの一品料理 甘納豆のお赤飯/医療法人慶友会 城東病院
●Medical Nutritionist養成講座
47.栄養投与量の決定:私の考え方(1)
●Dr.雨海の男性臨床栄養学
12.ウイルスと心筋(1)-心筋マーカーと超音波
●『日本食品標準成分表』の活用でもっと深まる 食品と調理のキソ知識
31.菓子類3
●日本栄養士会医療職域
2021年度 生涯教育(基幹教育)基本研修「栄養ケアプロセス演習ー臨床栄養分野」(オンライン)報告
自治体病院
市立室蘭総合病院におけるがん患者へのシームレスな栄養指導の取り組み
精神科病院
熊本県精神科協会栄養部小委員会研修会報告
厚生労働省・消費者庁
第3回上手な医療のかかり方アワード・他
●おしらせ
第24回日本摂食障害学会学術集会・他
ビジネスリーダー必読の本格派総合経済誌岸田政権の下で最初の総選挙は、与野党ともバラマキ型の公約のオンパレード。日本に持続可能な成長をもたらすための道筋は示されませんでした。日本の高齢者人口は2040年ごろにピークを迎える見通しで、それに向けて社会の仕組みを大きく転換する必要があります。
低成長の下での公的債務の累増、賃金伸び悩み、企業の競争力低下など、日本の混迷は深まるばかり。その根にある昭和型の経済モデルから脱却する道を気鋭の論客たちと探りました。
【特集】ニッポン再生計画
[図解] ニッポンの再生に向け 昭和モデルから脱却できるか
PART I
ニッポンは変われるか
論点1 | 経済成長 高度成長モデルと決別を
[インタビュー]
●学習院大学教授 宮川 努
「日本経済は次の成長への『仕込み期間』」
論点2 | 賃金・雇用 「安売り」依存やめ 人への投資増やせ
[インタビュー]
●BNPパリバ証券経済調査本部長 河野龍太郎
「社会保障財源には消費増税 プラス社会保険料引き下げを」
●慶応大学大学院教授 鶴 光太郎
「企業は社会貢献で理念を共有へ 働き手は『自立』と『自律』を」
ミレニアル・Z世代アンケート 求められる政策は経済成長と少子化対策
論点3 | 日本型経営と産業 日本企業 復活への道筋
[インタビュー]
●Vitalogue Health ファウンダー&CEO 長谷川彩子
「日本が不利だとは思わない 多様性の尊重に注力する」
●atama plus 代表取締役 稲田大輔
「個が勝負できる社会づくりを教育でサポートしたい」
論点4 | 政党政治と民主主義 「持続可能な国」を造る政治を
[対談]前衆議院議員 小川淳也 × 東京大学大学院教授 五百旗頭 薫
PART II
世界の中での立ち位置
論点5 | 移民 高度外国人材を吸引せよ
[インタビュー]
●モルガン・スタンレーMUFG証券 シニアアドバイザー ロバート・フェルドマン
「AIを使いこなすSTEMに優れた人材誘致が重要」
●亜細亜大学 アジア研究所教授 九門大士
「“日本人社員化”が問題。採用目的をクリアにすべきだ」
論点6 | 環境・エネルギー 脱プラ、脱炭素 解決のカギは地域にあり
[インタビュー]岸田流「成長と分配」の実現度
●慶応大学名誉教授 竹中平蔵
「規制改革に加え 第3次臨調の立ち上げを
・わが国の高齢化率は28.7%(2020年)となっており、世界一の長寿国である。奇しくも2021年から2030年までの10年間を国連、WHOは“Decade of Healthy Ageing”と設定した。
・高齢化はグローバルな現象であり、健康寿命の延伸は世界的な願いであるが、世界一の高齢化率を誇るわが国の果たすべき役割はきわめて大きい。
・超高齢社会のフロントランナーとして医学・医療の領域から提案すべき内容について老年医学・老年学の力を結集すべく、それぞれの分野のエキスパートから重要かつ最新のトピックスを多面的に取り上げていただく。
■ 超高齢社会を支える医学・医療の提案
・はじめに
●総論
・超高齢社会における日本老年医学会の役割
〔key word〕フレイル、老年症候群、高齢者総合機能評価(CGA)、ポリファーマシー
・超高齢社会を支える地域包括ケアシステムとかかりつけ医の役割
〔key word〕地域包括ケアシステムの構築、かかりつけ医の社会的機能、尊厳の保障
・超高齢社会における高齢者の定義の意義
〔key word〕高齢者、准高齢者、エイジレス社会、日本老年学会、日本老年医学会
・21世紀の慢性期医療を考える
〔key word〕慢性期医療、高齢者医療、医療・介護連携、科学的介護
・高齢者の在宅医療の展望
〔key word〕地域包括ケアシステム、多職種協働、地域共生社会、コアコンピテンシー、ポジティブヘルス
・超高齢社会におけるエイジングサイエンスの展望
〔key word〕老化制御、老化細胞、細胞老化、健康寿命、Senolytic薬、細胞老化関連分泌形質(SASP)
●基礎老化研究
・老化制御機構の新展開ーー慢性炎症除去やセノリシス
〔key word〕テロメア、ニコチナアイドモノヌクレオチド(NMN)、セノリシス、慢性炎症、細胞老化関連分泌形質(SASP)
・睡眠と脳内の寿命制御因子
〔key word〕老化、睡眠、記憶固定、老廃物除去、免疫応答、視床下部
・サルコペニアにおけるミトコンドリアの役割
〔key word〕サルコペニア、ミトコンドリア、筋線維タイプ、呼吸代謝機能
・老化ストレス応答研究
〔key word〕老化、ストレス応答、生体防御
・臓器間ネットワークと個体・臓器老化
〔key word〕臓器連関、恒常性、適応修復機構、個体老化、神経ネットワーク
・SASPによる疾病発症メカニズム
〔key word〕細胞老化、細胞老化関連分泌形質(SASP)、セノリティック、セノモルフィック
●認知症
・高齢者の多様な認知症
〔key word〕ATNシステム、非AD型変性性認知症(SNAP)、バイオマーカー
・認知症における修飾可能な危険因子と推奨される介入
〔key word〕認知症予防、認知症、危険因子、多因子介入
・認知症のバイオマーカーーーアルツハイマー病の血液バイオマーカーを中心に
〔key word〕認知症、アルツハイマー病(AD)、ATN、バイオマーカー、血液検査
・認知症とイメージング
〔key word〕アミロイドPET、タウPET、MRI
・認知症のゲノム解析
〔key word〕認知症、ゲノム解析、疾患関連変異
・認知症の人の介護者支援の展望
〔key word〕介護者支援、家族教室、エビデンス、psycho educational intervention(PEI)、集団型・多要素支援(group based multi-component intervention)
・認知症のリハビリテーション
〔key word〕認知症、リハビリテーション、意義、診断、評価
・認知症の権利擁護と地域生活支援
〔key word〕権利擁護、意思決定支援、地域生活支援、独居認知症高齢者、地域共生社会
●フレイル・サルコペニア
・フレイルの概念・診断UPDATE
〔key word〕身体的フレイル、精神心理的フレイル、社会的フレイル、認知的フレイル、オーラルフレイル、後期高齢者の質問票
・サルコペニアの概念・診断UPDATE
〔key word〕サルコペニア、アジアサルコペニアワーキンググループ(AWGS)、四肢筋量、握力、身体機能
・社会的側面からみたフレイル
〔key word〕フレイル、社会的側面、地域支援事業、一般介護予防事業、生活機能
・超高齢者社会の口の機能を支える視点ーーオーラルフレイル
〔key word〕オーラルフレイル、健康寿命、口腔機能低下症
・骨粗鬆症とフレイル・サルコペニア
〔key word〕骨粗鬆症、フレイル、サルコペニア
・フレイル・サルコペニアのバイオマーカー候補
〔key word〕バイオマーカー、フレイル、サルコペニア
・フレイルと介護予防
〔key word〕フレイル、介護予防、運動、社会参加
●高齢者疾患の包括的管理
・高齢者総合機能評価アップデートーー老年病専門医による臨床的観点から
〔key word〕包括的高齢者機能評価(CGA)、基本チェックリスト、DASC、MASA、転倒ハイリスクスコア
・高齢者糖尿病の管理ーー認知機能とADLの評価に基づいたカテゴリー分類による包括的治療
〔key word〕高齢者糖尿病、認知症、ADL、フレイル、認知・生活機能質問票(DASC-8)、包括的治療
・高齢者の二次骨折予防
〔key word〕高齢者、大腿骨近位部骨折、周術期合併症、多職種連携、二次骨折予防
・誤嚥性肺炎予防に向けた包括的アプローチ
〔key word〕嚥下調整食、とろみ、トロマドラー【○R】
・高齢者下部尿路機能障害ーーフレイル・認知機能低下と下部尿路機能障害の関係
〔key word〕下部尿路機能障害、フレイル、サルコペニア、ウローフレイル
・高齢者のポリファーマシー対策
〔key word〕multimorbidity、ポリファーマシー、とくに慎重な投与を要する薬剤(PIM)
・高齢者の外科手術
〔key word〕高齢者、周術期管理、身体的フレイル、精神心理的フレイル
・高齢者に対する脳梗塞治療
〔key word〕心原性脳塞栓症、組織型プラスミノーゲンアクチベータ(rt-PA)静注療法、経皮的血栓回収術、高齢者
・人生100年時代における共有意思決定支援を取り入れた日本のアドバンス・ケア・プランニングの展開ーー対話による多様性重視の社会にむけたACP実践のための教育強化の必要性
〔key word〕人生の最終段階、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)、共有意思決定支援(SDM)
・高齢者の睡眠を考える
〔key word〕高齢者、不眠症、睡眠衛生指導、薬物療法
・高齢者へのワクチン治療
〔key word〕インフルエンザ、肺炎球菌、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、帯状疱疹
・COVID-19禍におけるフレイル・認知症予防
〔key word〕コロナ禍における健康二次被害、コロナフレイル、ハイブリッド型の地域コミュニケーション
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
≪特集テーマの紹介≫
●本特集は「学び直そう!グラム染色」です。感染症診断のうえで重要な役割を担うグラム染色ですが、編集部には読者の方から「どのようにすればきれいな標本を作れるのでしょうか」「おっかなびっくりやっているので、どうにかしてレベルアップしたいです」といった声も寄せられており、不安をおもちの方も少なくないようです。
●そこで本特集では、1 章で意義や運用、精度管理、技能評価などについておまとめいただき、2、3章で「Clinical Microbiology Procedures Handbook」の最新版(4th Edition)をもとに、検体採取と標本作成、鏡検の手技やコツについて解説いただきます。4章では臨床検査技師以外の職種も含め、現場での活用を紹介いただきます。確かな知識と技術に裏打ちされた自信は、日々の感染症診療に大きく貢献します。その一助として、本特集をお役立ていただけますと幸いです。
【目次】
1.総論ーグラム染色を理解する
2.検体採取・標本作製のポイント
3.鏡検のポイント
4.現場での活用
1)臨床検査技師の立場から
2)医師の立場から
3)薬剤師の立場から
■Editorial-今月のことば
私はガラパゴス化した検査室で育ててもらったという事実
■話題ーNEWS&TOPICS
臨地実習指導者講習会ー日本臨床衛生検査技師会の対応についてー
ブラッドローテーションとはー献血血液の有効利用を図る取り組み
■技術講座
遺伝子検査を血液型検査に活用する
■基礎講座
嫌気性菌検査の基本をおさえる
■MT Seminar
DOHaD(Developmental Origins of Health and Disease)とは?-胎児期の環境が成人期以降の疾患リスクに影響する
AIHAの病態と輸血検査の注意点
■知っておきたい この検査
前庭誘発筋電位
■臨床検査Q&A
乳び血清ではTGは高値になりますか?
■L・Lの日常
L・Lの日常
■学会レビュー
第15回日本臨床検査学教育学会学術大会
■LABO LIFE-私の仕事・私の明日
細胞検査士として働く
・性の要素は身体の性、性の自己認識(性自認)、性的指向、性別表現、性役割、指定された性(社会に割り当てられた性)など多岐にわたる。これらのいずれかが多数派と異なる人々は性的マイノリティとよばれる。
・性的マイノリティ当事者は“医療”を利用する患者の数%を占めると考えられ、すべての診療科の医療スタッフは、見えにくいながらも日常的に接しているはずである。
・しかし、多くの医療スタッフにとっては系統的に知識を得る機会は限られている。本特集がその一助となればと思う。
■ 医療スタッフが知っておきたい性的マイノリティと医療
・はじめに
・LGBTと精神科医の役割
〔key word〕レズビアン(lesbian)、ゲイ(gay)、バイセクシュアル(bisexual)、トランスジェンダー(transgender)、精神科医
・性別違和、トランスジェンダーにおけるホルモン療法
〔key word〕性別違和、エストラジオール、テストステロン、性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)アナログ
・性同一性障害/性別違和に対する外科治療
〔key word〕性同一性障害(GID)、性別違和(GD)、性別適合手術(SRS)、緩和外科
・性同一性障害/性別違和と保険適用
〔key word〕性同一性障害、健康保険、ホルモン療法、乳房切除術、性別適合手術、混合診療
・性同一性障害/性別違和の診療ガイドラインとGID(性同一性障害)学会認定医/認定コーディネーター制度
〔key word〕日本精神神経学会、GID学会、性同一性障害の診断と治療に関するガイドライン、エキスパート研修会、認定医、認定コーディネーター
・地域における多施設連携から協働への進展
〔key word〕性別違和(GD)、連携、協働、地域、性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン
・性的マイノリティ当事者が受診を躊躇しない外来づくり
〔key word〕性的マイノリティ、医療施設、受診、躊躇
・性的マイノリティの子どもーー教育と医療の連携
〔key word〕児童期、教育、医療、連携
・性的マイノリティ当事者を取り巻く現状ーー法律、結婚、生殖医療など
〔key word〕同性パートナー、子なし要件、手術要件、婚姻要件、同性婚、配偶子提供
●TOPICS
神経精神医学
・重大な他害行為を行った精神障害者の社会復帰ーー医療観察法
臨床検査医学
・Lp(a)の臨床的意義アップデート
麻酔科学
・新しい静脈麻酔薬レミマゾラム
●連載
この病気、何でしょう? 知っておくべき感染症
・22.単包虫症(診断は肝?胞と思いますが、何となく違うような気もします)
〔key word〕単包虫、単包条虫、包虫症、エキノコックス症、中間宿主、アルベンダゾール
オンラインによる医療者教育
・8.Withコロナ時代の内科系診療参加型臨床実習:兵庫医科大学の事例ーーハイブリッド型の診療参加型臨床実習
〔key word〕Moodle、Teams、ハイブリッド
ユニークな実験動物を用いた医学研究
・6.ヒツジ:胎仔を用いた先進医学研究
〔key word〕ヒツジ胎仔、ヒト血液キメラ、ヒト胎児モデル
●フォーラム
子育て中の学会参加
・14.学会中の戦慄
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
運営母体が100周年を迎えた兵庫県・甲南女子大学の教職員が、「女性という記号」をもつ学生と向き合い、女子大学の存在意義、女性教育の取り組み、自身の専門領域と女性教育との関わりについて記述し、今後の女性教育について問題提起する。
刊行に寄せて 女子大学と女性教育の未来[森田勝昭]
序論 本気で女性を応援する女子大学の探求[野崎志帆]
1 甲南女子大学の女性教育のこれまでと今
1 甲南女子大学の歩み[米田明美]
2 女性教育カリキュラムの意義と可能性[野崎志帆]
3 図書館における女性教育の展開[中岡妙子]
4 保健センターの取り組みーー女子学生のからだとこころの健康への支援[八木麻理子]
5 リーダーシップ教育[佐伯勇]
6 キャリア支援体制[前川幸子]
7 女性教育プロジェクトーー女子大学の存在意義への問いかけと対話の軌跡[野崎志帆・ウォント盛香織]
2 各学問領域における女性教育
〈女性教育と人文科学〉
1 日本古典文学の中の女性ーー『無名草子』作者の叫び:「女ばかり口惜しきものなし」[米田明美]
2 日本語教育は日本社会を変える!をめざして[和田綾子]
3 女性写真家とセルフ・ポートレイト[馬場伸彦]
4 マンガが示す多様な生き方のモデル[増田のぞみ]
5 北米先住民女性の役割と「力」に学ぶーー過去から現在まで[岩崎佳孝]
6 文学に広がる女性の多様な生き方ーーアジア系アメリカ文学を例に[ウォント盛香織]
〈女性教育と社会科学〉
1 コロナ禍の授業を通して女性に関わる課題と未来を考えるーーSDGsの視点から[高橋真央]
2 女性と持続可能な自然資源の利用ーーフィリピンに暮らす女性と水産資源との関わりから考える[瀬木志央]
3 「賢く生きる」の心理学的考察[山田尚子]
4 自由な女性であるためにーー共通科目「女子学」のねらい[池田太臣]
5 環境に配慮した暮らし[中野加都子]
6 企業と女性問題、さぁ、どうする?--わが国の企業におけるジェンダーに関する課題とその対応について[森本真理]
〈女性教育と保健医療科学〉
1 性の多様性の観点から学生が考える女子大学のあり方[川村千恵子]
2 世界にひろがる母子健康手帳ーー女性と子どものいのちと健康をまもる[中村安秀]
3 女性教育と理学療法[川村博文]
4 産後女性の体のケア[山本綾子]
5 生物学的・栄養学的な性差を理解してジェンダー平等の女性教育を考える[天野信子]
シンポジウム報告 甲南女子大学のこれから
本気で女性を応援する女子大学に向けて[ウォント盛香織・野崎志帆・前川幸子・米田明美]
あとがき
アフター・コロナを見据えて大学はいま何をすべきか。留学生からみて魅力ある大学になるには、どうすればよいのだろうか。小規模大学ならではの利点を生かした留学生施策の具体案を示す。
人間と性を巡る教育と文化の総合情報
英語教育と関連分野の最新情報提供の専門誌■第1特集 指導を支える 英語教育関連基本図書+α 授業改善に取り組みたい時に…谷口友隆/教材研究を一段深めたい時に…山岡大基/最近注目の指導法を知りたい時に…新多 了/教育のユニバーサルデザインを理解する…森田?也/文法・語法知識のよりどころは…黒澤隆司/小学校英語教育を理解する…伊藤摂子/第二言語習得研究を理解する…鈴木 渉/国際英語論・言語政策論を理解する…柴田美紀/AI・データサイエンスを理解する…小林雄一郎/教材の新定番・SDGsを理解する……秋山容洋【真野泰先生の誌上講義】現代英国の短篇を読む…真野 泰 ■第2特集 個・集団の力を活かして深める「協働的な学び」とは 「協働的な学び」の位置づけと重要性…益川弘如/ICTを活用した「協働的な学び」…正頭英和/中学校で取り入れる「協働的な学び」…冨田 好【連載】阿野先生・太田先生の 発見! 授業改善へのヒント…阿野幸一・太田 洋/授業力は「書く力」に比例する:教師のための綴り方教室から…中嶋洋一ほか/ICTを活用した授業のパラダイムシフト…岩瀬俊介/最新! 英語の文字の指導法…手島 良/小学校英語 専科教員お悩み相談室…祁答院恵古・只野香苗・高野のぞみ/小学校⇔中学校の学びをつなぐ 現場のお悩みQ&A…大脇裕也/英語が苦手な学生を笑顔にする英語指導の工夫…牧野眞貴/気になる子に寄り添う声かけ・アプローチ…谷川美記子/実例から眺める「豊かな文法」の世界…平沢慎也・野中大輔/中学レベルでチャレンジ NEWSの英語クイズ…根岸 裕/[ポッドキャスト連動]Deep Culture Insights…Joseph Shaules/行動変容を促す教員研修のデザイン…森田正彦/ねこドクターが伝授 教師のためのココロの相談室…真金薫子/海外ドラマへの招待…新田晴彦/私たちを変える STREET CULTURE…荏開津 広【リレー連載】英語教育時評…仲 潔/海外新刊書紹介…横田秀樹/海外論文紹介…松沢伸二/和文英訳演習室…岩崎弘貞・Jim Elwood/私の本棚…永田里美/New Books&DVDs…臼倉美里
各自治体の試験問題を分析して作成した予想問題を、科目ごとに収録。公務員試験対策に対応。論作文対策も収録。
人間の道徳性や反道徳性を進化学的な知見や社会心理学的な知見を中心に分析した上で、道徳性を涵養し、反道徳性を統制していくにはどのような学習が必要かを指摘する。
序章 人間の社会はなぜ問題だらけなのか
第1章 道徳性と反道徳性はセットで進化した
はじめに
1.環境の変化と生物進化
2.人類の道徳性と反道徳性の進化
3.反道徳性の進化
4.道徳性教育への視点
終わりに
第2章 人間の行動は自動的である
はじめに
1.人間行動の自動性
2.自動性と反道徳性
3.道徳性教育への視点1-模倣ルートー
4.道徳性教育への視点2-特性ルートと目標ルートー
5.宣言的知識と手続き的知識及びスキーマ,スクリプトとの関係
終わりに
第3章 社会集団は持久狩猟で進化した
はじめに
1.ホモ・エレクトスによる持久狩猟と社会集団の形成
2.「何ができるか」による個別性認識
3.道徳性教育への視点
終わりに
第4章 交換には道徳的な意義がある
はじめに
1.利他行動の進化と交換
2.資源の所有と道徳性
3.道徳性教育への視点
終わりに
第5章 道徳性教育としての言語学習を見直す
はじめに
1.言語学習による多様な感情の創出
2.知識の「タグ付け」としての言語学習
3.意味としての知識
終わりに
第6章 道徳性教育と地域学習
はじめに
1.地域体験活動と道徳性の育成
2.伝統的な地域社会における道徳性の育成
3.千葉県白井市南山中学校「発見!わが街白井」の地域調査活動
終わりに
第7章 道徳性教育とキャリア教育
はじめに
1.キャリア教育の意義
2.中学校を中心にしたキャリア教育活動の実践的活動内容
3.中学校での活動例
終わりに
第8章 現代社会は超正常刺激に満ちている
はじめに
1.超正常刺激と性淘汰
2.日常生活と超正常刺激
3.「道徳的調整力」による超正常刺激の統制
終わりに
・従来、学童近視は眼鏡矯正のみで様子をみられることが多かったが、低濃度アトロピン点眼薬をはじめ、さまざまな進行抑制治療の有効性が明らかとなり、今日では、小児期に進行を積極的に抑制すべきと考えられてきている。
・病的近視の眼合併症に対する治療も顕著に進歩してきた。さらには、合併症が生じる前に、根本原因である眼球の変形(後部ぶどう腫)を抑制しようとする研究も進行中であり、成果が期待されている。
・近視研究は新たなるチャプターに入った。小児期の学童近視から病的近視に至るまで近視研究のさまざまな局面を、それぞれのエキスパートから最新の知見を解説いただく。
■ 近視研究の最前線
・はじめに
総論
・近視の疫学
〔key word〕近視、強度近視、疫学、公衆衛生、学校健康診断
・近視の遺伝子
〔key word〕近視、強度近視、病的近視、ゲノムワイド関連解析(GWAS)、感受性遺伝子
学童近視
・学童近視の環境要因
〔key word〕学童近視、環境要因、教育、屋外活動、近業、スクリーンタイム
・学童近視の治療ーー低濃度アトロピン
〔key word〕学童、近視、点眼、ムスカリン受容体拮抗薬、アトロピン
・学童近視の治療ーーオルソケラトロジー
〔key word〕オルソケラトロジー(OK)、近視進行抑制、眼軸長、軸外収差理論、アトロピン点眼の併用
病的近視
・病的近視の合併症ーー網膜分離・剥離
〔key word〕近視性牽引黄斑症、後部ぶどう腫、黄斑円孔網膜【剥】離(MHRD)
・病的近視の合併症ーー視神経障害(緑内障性? 近視性?)
〔key word〕緑内障性視神経症、近視性視神経症、強膜変形、篩状板
・病的近視の後部ぶどう腫の診断と治療
〔key word〕後部ぶどう腫、病的近視、超広角光干渉断層計(OCT)、強膜クロスリンキング
●TOPICS
細菌学・ウイルス学
・SARS-CoV-2はニューロピリン1を使って感染を促進するーー第2の受容体として暗躍
社会医学
・Disease mongering(疾患喧伝)--啓発との境目は?
癌・腫瘍学
・HIF2阻害薬によるフォン・ヒッペル・リンドウ病の治療
●連載
この病気、何でしょう? 知っておくべき感染症
・20.有鉤嚢虫(皮下のしこりが増えて, 便に虫がでてきました)
〔key word〕有鉤条虫、有鉤嚢虫、Neurocysticercosis(NCC)
オンラインによる医療者教育
・6.オンラインでの総括試験
〔key word〕オンライン試験、総括試験、オンライン試験監督システム、Proctorio
ユニークな実験動物を用いた医学研究
・4.ウサギ:ヒトの動脈硬化をウサギで再現
〔key word〕アテローム血栓、ウサギ、動脈硬化、モデル動物
●フォーラム
子育て中の学会参加
・12.海外での経験
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
コロナ禍によりキャンパスでの活動が抑制された2020年春以降、大学生はこれまでとは異なった学生生活を余儀なくされた。このような中で大学生はどのように学んでいたのだろうか。本書は、大学教育学会の研究プロジェクトとして2020年秋に実施した「『コロナ禍における学生の学び』の質的調査」の結果についてプロジェクトメンバーがそれぞれの視点から丁寧に分析することで、学生の生の声を掬ったものである。ポストコロナの大学生活の実態を幅広い読者と共有するとともに、学生に寄り添った対応を模索する各大学の参考にされたい。
はじめに
第1章 本書のねらいーコロナ禍における大学生の学びプロジェクトの背景と
趣旨ー
第2章 「コロナ禍における学生の学び」の質的調査の概要
第3章 コロナ禍における授業課題ー学生の捉え方・対処法と大学教育への示 唆ー
第4章 コロナ禍下の授業における質問行動
第5章 “ ゼミ” の遠隔化が人間関係に与えた影響
第6章 コロナ禍におけるオンライン授業:本当に学んでいたのか
第7章 コロナ禍におけるオンライン授業:続けるべきか
第8章 コロナ禍における学生の友人関係とコミュニケーション
第9章 コロナ禍における学生のキャリアイメージ
第10章 コロナ禍における授業経験の真意─体験と本音をどう引き出すのか─
第11章 コロナ禍で戸惑い立ち向かう大学生
第12章 「コロナ禍における学生の学び」の質的調査座談会
第13章 「コロナ禍における学生の学び」に関する混合研究
第14章 本書のまとめ「コロナ禍と学び」
参考資料1
参考資料2
参考資料3
参考資料4
おわりに
執筆者一覧
テレビ朝日・毎日放送テレビ・読売テレビは、かつて教育テレビだった。批判にさらされた1950年代の民放テレビ。新たに開局する教育テレビに課せられた課題は何だったのか。番組づくりの“苦闘”を活写する。
●表紙には、なにわ男子の道枝駿佑さんが初登場!
【表紙】道枝駿佑(なにわ男子)
単独カラーグラビア(3P)、 モノクロインタビュー(2P)
道枝駿佑 〓 目黒蓮・・・トーク&グラビア(3P)
●紀子さまと小室佳代さん「二人の母」の哀しみ
秋篠宮家の長女、眞子さま(29)と小室圭さん(30)が10月26日に結婚し、会見が行われることが発表されました。同時に、眞子さまは「複雑性心的外傷後ストレス障害(PTSD)」と診断されたことも明かされ、国民の間に衝撃が走りました。本誌はこの問題を7ページにわたり大特集。皇室取材を続けるコラムニストの矢部万紀子さん、成城大学の森暢平教授による緊急寄稿とともに、ご病気の発表に至るまでの眞子さまの思いを追いかけました。
ついに婚姻届け提出の日程が発表された眞子さまと小室圭さん。同じ1966年生まれの母、紀子さまと小室佳代さんはこの間、どんな気持ちで二人を見守っていたのでしょうか。皇室取材を続けるコラムニストの矢部万紀子さんは本誌に緊急寄稿した文章の中で、その数奇な運命を読み解きます。紀子さまについては、「娘の結婚と病が同時に発表される。そのつらさは、想像してあまりある」としながら、秋篠宮さまとの婚約前から4千点以上の紀子さまの写真を見た経験から、ある変化を指摘します。また、小室佳代さんについては、夫との死別などを通して体験した過去の苦境を通して「息子の教育にかける思い」「上昇志向」などを読み解いていきます。本来、交わることのなかった二人の運命が交錯した先に見えてきたものとは──。
その他の注目コンテンツは、
●「地味キャラ」「傀儡政権」の汚名返上なるか 岸田新首相「安倍外し」の始まり
第100代首相に就任する岸田文雄氏。「安倍傀儡色」が濃厚な党役員・閣僚人事には早くも“ガッカリ”の声があがっています。しかし、よく見るとそこには「安倍外し」の萌芽が含まれているとの指摘も──独自色を出し、長期政権を築くための岸田氏の“深謀”を分析しました。カギを握る開成高校のOB組織「永霞会」についても取材。経済、外交などの重要課題の今後とともに考えます。
●みんなで考える「在宅死」第2弾! 知っておきたい「在宅療養」で使える医療と介護サービス
みんなで考える「在宅死」シリーズの第2弾は、在宅療養者にとって生活維持の要となる「訪問診療」と「訪問介護」について特集します。簡易的な治療しか受けられないイメージがある在