漫画の枠を越えた言葉をいま、あなたに届けたい!数々の衝撃作を手がけた新井英樹が、自作を語り、世界を語る。
日本全国、津津浦浦、すべての競馬探偵のみなさんに、深い友情をこめて、この本を贈ります。
インドから「光り輝く島」(スリランカ)へ移住し、小さな町の駅前で粗末な茶店をいとなむ男、レンガサーミ。タミル人の彼は、シンハラ人優位の社会で、シンハラ人になりきろうと健気な努力をかさねてきた。妻と年ごろの娘との、貧しいながらも平穏な生活。だが、彼がきずいた人生は、町の映画館でおきた些細な出来事をきっかけに一変するー。仏教とヒンドゥー教、シンハラ語とタミル語…さまざまな民族と文化がせめぎ合う国スリランカ。その複雑な社会で、少数派として生きるレンガサーミの姿を、シンハラ人の「私」が友人の眼で描写する。開発の波に洗われ変わりゆく町を舞台に、スリランカの根源的な問題を浮き彫りにした力作長編。
グローバル化された世界の中での軍事衝突、ポピュリズムや原理主義の台頭、娯楽化するメディア…。歴史があたかも進歩をやめて後ずさりしはじめたかに見える二一世紀初めの政治・社会の現実に鋭い批判の矢を放ち、異文化への理解や教育のあり方、知識人の使命について独特のアイロニーに富む文体で深い洞察を巡らす。
1986年3月、日本で二人目の女性大使が赴任した国ウルグアイは、10年余の軍政をくぐりぬけ、民主主義と経済の復興に歩み出したばかりだった。任国をこよなく愛する熱い心が報告するパンパの国の人びとのホットな息吹き。
母のスミエに紹介されて、向かった先は風格のある寄せ棟造りの立派なお屋敷。そこで泉水を待っていたのは、一人暮らしの優雅な老婦人と、気のよさそうな通いの家政婦だった。亡き夫が残した本を朗読してほしいという老婦人の依頼に悪戦苦闘する泉水は、この屋敷に頻繁に無言電話がかかっていることを知る。裏には怪しい少年たちの存在が?(第三話・八月の熱い雨)。ひとりで便利屋“ダブルフォロー”を営む青年・皆瀬泉水が出合う奇妙な謎と、依頼人たちの悲喜交々の物語。小説推理新人賞受賞作家が放つ、ハートウォーミングな連作集。
日本語学習者の疑問や誤りを手がかりに、日本人の頭の中にある「ことばのルール」をあぶり出す。私たちが日々、あやつっている複雑なルールの数々。
5つのツボで英語を簡単に話せるようになる。
フィル・コリンズの「見つめて欲しい」。続いてはスティーヴィー・ニックスの「ヴァイオレット・アンド・ブルー」と、ワクワクする作曲家と唄い手が登場する話題のサントラ盤。とっても危険な「カリブの熱い夜」にまさにピッタリの超豪華なサウンド。
日本全国のがん治療を現場でリードする名医214人を掲載。がんの名医と「家庭画報」が腕と人間性で選んだ、がん名医リスト。