2017年4月に消費税率の引き上げが予定されている中で大きな論点の一つが、社会保険診療報酬が非課税となっていることによる事業者負担の問題(「控除対象外消費税問題」)である。この問題は、医療業界において税制上最大の論点とされているにもかかわらず、関係者間で利害が相反することから議論の方向性が定まらず改正に至っていない。
本書は、消費税の税額計算の基本メカニズムである税率構造と仕入税額控除の関係を理論的に解明。さらに消費税を含むいわゆる付加価値税における医療非課税について、イギリス・欧州、カナダ、オーストラリアの取り扱いを検証し、日本における社会保険診療報酬に関する新たな選択肢を提言する。
医療従事者のみならず、医療業界全体における幅広い実務的関心に応えるのと同時に、消費税の減免手段である非課税・軽減税率・ゼロ税率の得失を多角的に論じ、今後の消費税の方向性を論じる際の基礎資料となる。
「パパ、消費税って、なあに?消費税が上がると、日本は大変なことになるの?」最愛の息子の質問に答えるために、トップエコノミストが立ち上がった。消費税の長所と短所、経済活動への影響、世界的な税制の潮流、財政再建と社会保障制度改革の道筋まで、消費税を軸とする日本経済再生の処方箋を示す。
軽減税率、いよいよ始動!
令和の消費税改革を乗り越えよう!!
消費税率の10%への引上げと軽減税率制度の導入が、いよいよスタート!
軽減税率と区分記載請求書方式は2019年10月から、
適格請求書方式(インボイス制度)は2023年10月から導入となる。
制度がスタートした後も、事業者は実務の現場ではさまざまな疑問にぶつかるだろう。
そこで本書では、税理士事務所や商工会担当者等、
今後中小事業者を指導する立場の人たちにむけて、
さまざまな業種における税率引上げ・軽減税率・インボイス対応の特徴を解説していく。
国税庁の「軽減税率Q&A」、「インボイスQ&A」など最新情報を盛り込んだリニューアル版!
目次
第1部 消費税の実務はこう変わる
Chapter1 消費税率引上げと軽減税率・インボイス制度の概要
Chapter2 全業種に共通の対応項目(販売費・一般管理費の取扱い)
第2部 業種別対応ポイント
Chapter1 卸小売業
Chapter2 飲食店業
Chapter3 製 造 業
Chapter4 農林水産業
Chapter5 建 設 業
Chapter6 宿泊業・旅客運送業・娯楽業
Chapter7 不動産・リース業
Chapter8 医療・介護業
目次
第1部 消費税の実務はこう変わる
Chapter1 消費税率引上げと軽減税率・インボイス制度の概要
Chapter2 全業種に共通の対応項目(販売費・一般管理費の取扱い)
第2部 業種別対応ポイント
Chapter1 卸小売業
Chapter2 飲食店業
Chapter3 製 造 業
Chapter4 農林水産業
Chapter5 建 設 業
Chapter6 宿泊業・旅客運送業・娯楽業
Chapter7 不動産・リース業
Chapter8 医療・介護業
簡易課税制度を選択するべきか否か判断するポイントがわかる。税負担や判断の難しさなどマイナス面を含め、簡易課税制度の内容を理解できる。
法令等の改正・本試験の出題傾向に完全対応!
頭の痛い消費税法の概要から申告までをコンパクトにまとめた、日本一わかりやすい消費税入門書です。買い物をしている消費者にとっても消費税は大きな負担ですが、実は事業者にとっても消費税は頭の痛い問題です。というのも、お客様から預かった消費税を1年間手をつけずに預金しておくなどの厳重な管理はなかなかできるものではありませんし、各種届出を提出することで納税額が大きく変化するなど、複雑な仕組みとなっているためです。本書は、簡単に消費税の仕組みを理解してもらうことを目的に、申告書の書き方、納税義務が免除されるケース、各種届出作成のポイント、消費税額の計算方法などを解説しています。
第1章 消費税ってどんな税金?
第2章 消費税を納めなくてもいい会社がある!?
第3章 消費税はかかる? かからない?
第4章 消費税がどんどん安くなる
第5章 申告と納付
第6章 各種の届出書
第7章 消費税の会計処理
第8章 消費税率の引き上げと経過措置
複雑な消費税のしくみをわかりやすく図解。初心者でもスラスラ理解できます。「税込経理か税抜経理か?」「簡易課税を選択したほうがいいか?」など、税額計算が有利になる判定ポイントも掲載。消費税でソンをしない実務処理ができるようになります。2014年4月施行の改正事項に対応!
トラブルの絶えない簡易課税制度の危険性を理解し、間違いなく適用するためのアドバイザー。Part1では、簡易課税制度の適用要件、届出、事業区分、計算方法を具体的かつ丁寧に解説。Part2は、Part1の内容を確認するための問題形式のトレーニング。「日本標準産業分類」の事業分類と簡易課税制度の事業区分とのギャップについて「ここがおかしい消費税!」で言及している。平成27年4月1日からの改正にも対応。
消費税率の段階的な引き上げによる企業に及ぼす影響や経過措置に関するQ&Aを追加!実務家に判断の指針を示すお薦めの1冊。
95%ルール改正により選択適用が求められるようになった“個別対応方式”、“一括比例配分方式”について、各方式がどのようなケースで有利になるのかを、具体的事例、計算例、申告書記載例等を用いたケーススタディで徹底詳解!
法令等の改正・本試験の出題傾向に完全対応!
税理士試験消費税法の本試験の計算問題対策として重要な、総合問題形式の問題を収載したトレーニング問題集です。消費税法は基礎編と応用編の2冊があり、基礎編は総合問題を解くための基礎力の養成を主眼としています。
答案用紙付きで、解答用紙ダウンロードサービスにも対応しています。
【改訂内容】
*2023年7月現在で、2024年試験に関連する税制改正に対応
*インボイス制度に対応するため、全体的に問題文・解説文を改訂
*試験傾向等にあわせた内容(解説等)の一部修正
*前付の出題分析等を改訂
さまざまな公共施設やサービスの原資となっている税金。その種類・役割と、増税で注目される消費税のしくみをわかりやすく解説。
2019年秋、日本経済は大失速する!!消費税は社会保障費に使われていない驚愕の真実!
法令等の改正・本試験の出題傾向に完全対応!
この国には“特権階級”が生まれつつある。この10年間で億万長者はなんと3倍に!「貧困対策」こそが日本を元気にする。経済評論家はバカばかり。気鋭の元官僚ジャーナリストが日本の問題点をえぐる。
令和5年10月開始のインボイス制度について、令和4年4月改訂の最新版Q&Aを逐条で詳解。メリハリをつけながら見えない実務を読みとく。インボイス対応はこの1冊で!
「申告書作成ソフトが複数税率に対応していない」そんなときでも大丈夫!消費税の仕組みを基本から理解!日常取引の経理処理から領収書や帳簿の記載の仕方まで税額計算のフローを解説!!申告書作成実務を徹底解説!