自然を理解するにはさまざまな解釈があり得る。その解釈には、その時々の社会や政治の情勢、さまざまな集団相互の権力や利害などの要素が絡むこともある。きわめて少人数の関係者により、熟議も経ずして、発電所敷地内のマイナーな破砕帯が、一方的に活断層と認定されている。横暴な話の進め方であり、暴走を超えた行為である。
廃人FPSゲーマー・出庭博明が久しぶりに外に出ると、世界は既に滅んでしまっていた。偶然にも出会ったゾンビオタクの少女・樹堂乙羽と共に、生き残るための準備を整えていく博明。一息ついた頃、彼はゲームサポートAI・レイヴンが不審な挙動をとっていることに気づく。画面に表示されたのは、見慣れぬキャンペーンとメッセージー『生き延びろ。世界をやり直す為に』誰も見たことがない最高のハッピーエンドを、一芸に秀でたオタクたちでつかみ取れ!!
2017年9月でデビュー10周年を迎える風男塾。
待望の初のオールタイムベストアルバムを発売。デビューシングル「男坂」〜最新シングル「証ーsoul mate-」までの
全シングル曲と、ボーナストラックを収録予定。これぞ風男塾完全盤!!
阪神大震災は一瞬にして神戸周辺400万人の住民の生活を破壊した。この地震によって、いちやく現代人のキーワードの一つとなった「活断層」とは何なのか、どんな仕組みになっているのか、そしてどこにあるのか。本書は地震の張本人「活断層」の謎を、日本とその周辺の活断層分布図を始めとする豊富な図と写真を用いて、簡潔に説き明かしている。
日記帳付き。
石割 透『大正文学断想 ─芥川龍之介を核として─』
芥川龍之介を渉猟する愉楽、
谷崎潤一郎、宇野浩二、江戸川乱歩…
大正文学の園を気儘に散歩する喜び
●芥川龍之介
「羅生門」「鼻」「開化の良人」「歯車」ほか
●谷崎潤一郎
「刺青」「白昼鬼語」「痴人の愛」ほか
●江戸川乱歩
「人間椅子」「怪人二十面相」ほか
●宇野浩二
「蔵の中」「苦の世界」ほか
1 芥川文学・渉猟する愉楽
一 〈声〉がたちあがる時─芥川龍之介ノート─
二 〈漱石・芥川〉神話の形成─一枚の「新思潮」同人の〈写真〉から─
三 「羅生門」─〈髪〉に纏わる〈蛇〉と〈女〉─
四 「鼻」─〈噂〉〈笑い〉に焦点をあてて─
五 「開化の良人」─〈心〉という密室、〈社交〉という広場─
六 芥川龍之介「歯車」を読む
七 〈完成稿〉に隠されたもの─「芥川龍之介資料集」を読んで1
八 「羅生門」「鼻」の底を流れるもの─「芥川龍之介資料集」を読んで2
2 大正文学・気儘なる散歩
一 変装と仮面─芥川・乱歩・谷崎など─
二 〈小説〉が〈小説〉を批評した時
三 宇野浩二の文学─この魅惑的なるもの─
四 宇野浩二「苦の世界」─〈絵を描かない画家〉の物語─
五 皮膚の〈図像学〉─谷崎潤一郎「刺青」─
六 谷崎潤一郎「白昼鬼語」─〈虚〉と〈実〉のアラベスク─
七 谷崎潤一郎「痴人の愛」、そしてストリンドベリ、
ド・クインシー、「写真の趣味」など
八 江戸川乱歩「人間椅子」─「私」でしかない、或る職人の悲哀─
初出一覧
あとがき
人名索引
本書は、地震危険度評価のための活断層調査担当者および防災関係者、ならびに災害教育に携わる教育関係者を読者として想定し、活断層の判読法を多数の実例を交えて解説する。
一頁の中に、聖句とその解説を収め、簡潔・的確に聖書の教えのエッセンスを伝える、202の断想。
雨かんむりの漢字には、物語がたくさん詰まっている
「霽」(さい、はれる=晴れる)は雨かんむりの漢字だが、晴れるという意味を持つ。雨なのになぜ晴れの意味を持つのか。漢字の起源は呪術から始まっていると言われる。呪術師の重要な役目は「雨乞い」なので、いつ雨が降り出すのか、いつ止んでしまうのかに関心があった。「晴れ」という概念は無きにひとしく、「雨が止んだ時」という意味で「霽」が使われたのだ。雨の漢字をひもとくことで漢字の起源や中国の歴史や文学にも触れることができる、無類に面白い漢字エッセイ。
雨かんむり漢字読本・目次
1 雨の章
天から降るものは何もかも雨
三日続けば霖、一〇日だと霪?
涙はこぼれて零になる
霤と反逆者たちの系譜
永遠の命は露とともに
鬼の霍乱と男装の麗人
2 雲の章
雲は空想力をかき立てる!
深い霧のその中で
霞の色はどんな色?
大地に霾が吹き荒れて
3 雷の章
雷は激しく鳴り、電は鋭く光る
大地が震えるそのわけは?
霹靂という名のハイテク・カー
4 雪の章
すべてを雪に流しましょう
歴史の雹と文学の霰
わびしい霙の美しさ
厳しさは秋の霜のように
5 晴れの章
神よ、明日は霽れますか?
薄くてはかない霓の魅力
幽霊と需要と舞雩の台
全国の代表的な活断層を,1970年代から撮影された貴重な空撮写真を使用し,3Dイメージ,イラストとあわせてビジュアルに紹介。断層の運動様式や調査方法,日本の活断層の特徴なども解説し,初学者のテキストとしても最適。オールカラー
0 活断層に関する総説
0-1 断層とその運動様式
0-2 活断層と地震断層
0-3 断層地形
0-4 日本の活断層の分布と特徴
0-5 活断層(陸上部)の調査方法
0-6 主要活断層(帯)の選定と長期評価
0-7 活断層(帯)の分布位置に関する情報
北海道・東北
1 富良野盆地断層帯
2 北上低地西縁断層帯
3 横手盆地東縁断層帯
4 山形盆地断層帯
5 庄内平野東縁断層帯
6 長町ー利府断層帯
7 福島盆地西縁断層帯
北陸・関東
8 月岡断層帯
9 長岡平野西縁断層帯
10 国府津ー松田断層帯
中部・東海
11 信濃川断層帯(長野盆地西縁断層帯)
12 糸魚川ー静岡構造線断層帯
13 木曽山脈西縁断層帯
14 跡津川断層帯
15 伊那谷断層帯
16 阿寺断層帯
17 屏風山・恵那山断層帯
18 猿投山断層帯
19 濃尾断層帯:根尾谷断層
20 養老ー桑名ー四日市断層帯
21 鈴鹿東縁断層帯
近畿
22 琵琶湖西岸断層帯
23 生駒断層帯
24 六甲・淡路島断層帯
25 中央構造線断層帯
26 中央構造線断層帯:金剛山地東縁部
27 中央構造線断層帯:和泉山脈南縁部
28 山崎断層帯
29 中央構造線断層帯:淡路島南縁部
四国
30 中央構造線断層帯・讃岐山脈南縁部
31 中央構造線断層帯:石鎚山北縁部
32 中央構造線断層帯:愛媛県北西部
九州
33 別府ー万年山断層帯
34 布田川断層帯
35 水縄断層帯
36 雲仙断層帯
文献
索引
モロッコの古都マラケシュの人々の心に深く旅し、その話し言葉・叫び声・つぶやき・歌などの神話的・呪術的に響きあう聴覚上の世界に、失われた「原初の言葉の顕現」と「人間の魂の始原の郷国」をさぐりだす。異文化にふれあいながら、作家カネッティの「死の意識」の風景のなかに、マラケシュが直面する内的現実を浮き彫りにした感受性あふれる紀行文学的文明論。
駱駝との出会い
スーク
盲人の叫び
マラブートの唾
家の静寂と屋根の空虚
格子窓の女
ミッラ訪問
ダッハン家
語り手と書き手
パン選び
中傷
驢馬の悦楽
〈シェーラザード〉
見えざる者
訳者あとがき
環境問題から経済、社会システムまで、混迷を極める世紀末日本。こんな時代だからこそ、慌てず、騒がず、自分自身と真正面から向かい合うべき時なのではないのか。この混迷を打ち砕き、新しい時代の根本的突破口を示す、高橋佳子の最新作。経済界、教育界をはじめ、各界にまたまた衝撃的な新しい価値観を巻き起こす。
日常生活において、何より許されざるものと考えられているのは不寛容である。実際、不寛容以上に許容されていないものはない。
イタリア人に最も愛された大詩人にして、
ショーペンハウアー、ニーチェ、ベンヤミン、カミュ、
夏目漱石、芥川龍之介、三島由紀夫ら東西の文人に影響を与えた
19世紀イタリアの思想家・哲学者レオパルディ──
実存主義に先駆けた、「人間と事物の本性」をめぐる
遺作の哲学散文集。
断想集
附録 夏目漱石『虞美人草』(抜粋)
ジャコモ・レオパルディ[1798–1837]年譜
訳者解題