ピカソ、ダリ、シャガール…。30年間、贋作を作り続けた男が明かす、美術界の知られざる実態。真作証明書つきで贋作が出回るからくりとは?アート業界の大組織、大物たちが、実名で生々しく描かれる衝撃のノンフィクション。
「私は一枚の絵に十年もかけることで知られています。私には絵が終わるときがわかる」心から愛した母バラディヌ、家族の大切な友人だったリルケ、かけがえのない存在の奥方・節子、兄であり友だったジャコメッティ…。静謐なアトリエで絵と向き合い、儀式のような畏怖の念をもって絵画にのぞむバルテュス。晩年を過ごしたスイスの「グラン・シャレー」で、ほとんど知られていなかった私生活から、絵画と芸術に対する思想までをはじめて語った貴重な回想録。ピエロ・デッラ・フランチェスカ、モーツァルト、ドラクロワ、ピカソ、カミュ、マルローといった先達たちとの心の交流を繊細に綴った「20世紀最後の巨匠」の芸術論。
本書は、乾燥地における主要な問題である砂漠化・土地劣化・干ばつ問題への対処法、すなわち乾燥地における持続可能な土地管理の方法をまとめている。乾燥地の現状、問題の解説からはじまり、土壌・植生の劣化、病気や貧困といった問題を防ぎ、持続可能な生活を維持していくための知恵や技術を25の項目(方法)として紹介する。項目ごとに、その技術の利点と欠点、適用範囲を示しており、乾燥地の現場で活躍する技術者、NGO・NPOで実務を担当する方に必須の一冊。
エネルギー問題、異常気象、疲弊する社会制度、グローバル化によるリスク拡大、生態系の不安定化…やがて崩壊の連鎖が始まる!フランスでベストセラーとなった警世の書!
もし現在の文明が崩壊するとしたら?それも遠い未来ではなく、私たちが生きているあいだに?昨年の世界的な異常気象で注目を浴び、フランスでベストセラーとなった警世の書。自然環境、エネルギー、社会システム、農業、金融…など多くの分野で、現行の枠組が崩壊間際になっている現状をデータとともに提示する驚嘆のレポート!
トランブル城に住む伯父アンリ・ド・シャンクレイ、幼い頃に両親を亡くした娘クレール、美しい家政婦レイモン夫人、若い大男ジャン・アルマンタン。ベルギーの片田舎の古城で次々と起こる謎の死。フランス冒険小説大賞受賞作家によるゴシック・サスペンス恋愛ミステリ!!!
異変、絶望、不吉、悪夢、不気味…神も悪魔も、予測さえできなかった地獄がここにある。人々の妄想を掻き立て、語り継がれた呪われた土地40の物語。
学校教育で多用される「自分づくり」とはどんなものだろう。教育と発達の視点から「自分づくり」をとことん研究、子ども・若者たちの内面の育ちを大切にした教育課程を創り出す。