少女を殺したのは、物語に秘められた毒ーー戦時中のミッションスクールでは、少女たちの間で小説の回し書きが流行していた。蔓薔薇模様の囲みの中に『倒立する塔の殺人』とタイトルだけ記されたその美しいノートは、図書館の書架に本に紛れてひっそり置かれていた。ノートを手にした者は続きを書き継ぐ。しかし、一人の少女の死をきっかけに、物語に秘められた恐ろしい企みが明らかになり……物語と現実が絡み合う、万華鏡のように美しいミステリー。
おいちは十六歳。江戸深川の菖蒲長屋で、医者である父の仕事を手伝っている。おいちが他の娘と違うのは、この世に思いを残して死んだ人の姿が見えること。そんなおいちの夢に、必死で助けを求める女が現れる。悩みながらも己の力で人生を切り拓き、医者を目指す娘が、自分に宿った不思議な力を生かし、複雑にからみ合う因縁の糸を解きほぐしていく、青春「時代」ミステリー。
160万部突破の超ベストセラー『伝える力』の続編がついに登場!▼前作のわかりやすさはそのままに、著者がテレビや報道の現場で学んできた「もっと思いが伝わる」話し方、書き方、聞き方を伝授します。▼「東日本大震災と伝える力」「総理の演説力」といった最新のトピックスから、「怪しい敬語」「教科書がわかりにくい理由」「ツイッター」「日本語の乱れ」といったテーマまで盛りだくさん。▼「心をつかむプレゼンのコツ」「相手の答えが間違っていたら?」など、具体的ノウハウも多数収録しています。▼ビジネスマンはもちろん、「夫や子どもに伝わらない」という女性や、生徒への伝え方に悩む先生、国語力を磨きたい学生や高齢者の方まで、幅広く役立ち、楽しめる一冊です。▼そして、「実は私も話しベタだった!」という池上さんの意外な過去の話も……。▼あなたも努力次第できっと「伝える力の達人」になれると実感できる一冊です。
各界一流のプロの半生をインタビューで解き明かす人物ドキュメント、NHK BSプレミアムで放送中の「100年インタビュー」。番組で語られた珠玉の言葉の単行本化、第5弾。今回は、将棋棋士の羽生善治さん。▼小学校1年生のときに、友達との遊びのひとつとして出合った将棋。初めは弱く、しかし、いくらやってもコツがつかめないところが面白いと夢中になり、小学校6年生でプロ棋士の養成機関「奨励会」に入会。中学生のとき4段となりプロデビュー。規定年齢までにプロになれずに去ってゆく先輩たちを見て子どもながら「真面目にやらないといけない」と誓ったという。▼19歳で竜王を獲得。1996年前人未到の7大タイトル全てを独占。そこに至るまでのエピソードや、それ以降の心境から、最強の棋士の「将棋への向き合い方」、集中の仕方、プレッシャー克服法、「勝つ頭脳」の養い方、情報化時代を生き抜く知恵、そして未来へのメッセージを語る。
人気No.1、個性的な名車がそろう鉄道の謎。もうすぐ見納め。消滅間近の「小田急顔」って?かつて活躍した車両の第2の人生を追う。人気の新型車両、懐かしの名車・駅舎・切符etc.お宝写真満載。
「50代の自分を考えはじめた女性たちに、少し先を生きた私がお伝えしたいのは、『人生はこれからだ』ということです」▼(「プロローグーー自分の本当の人生をスタートする」より)▼▼これまで子育てや仕事で忙しかったあなたも、少し余裕が出てくるのが50代。▼そろそろ、自分の本当の人生をスタートしませんか。▼▼女性の50代は、実は最大のターニングポイント。▼この時期をどう過ごすかで、今後の人生が決まるのです!▼今知っておかなければ、きっと一生後悔する……▼人生後半の入り口に立つ女性に向けて「女学の神様」があかす、50代にしておくべきこと・51。▼▼▼○50代から輝けるのは、「絆」を作れる人▼○「プラス言葉」を使う人は、しわのつき方が違う▼○50代の自分に合った仕事を選ぶ▼○パートナーを老けさせないための心得▼○20代、30代の恋愛では経験できない歓び▼○サクセスフルエイジングで若さを保つ
現代人の食べすぎが病気を増やしている! ガン、脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病、通風などの病気は、1日2食以下の「少食生活」で改善できる。▼本書は、断食が体に良い根拠から、その具体的な実践法、「飲酒はOK?」「いつまで続けるべき?」などの素朴な疑問までを解説。永年、断食指導を行なってきた著者が明かす「少食健康本」の集大成。▼「健康のために」と1日3回食べている方は必読!▼石原式「健康食」▼(朝)下記のどれか▼○食べない。▼○お茶に梅干し。▼○黒砂糖入り生姜紅茶1〜2杯。▼○人参・リンゴジュース1〜2杯。▼○生姜紅茶1〜2杯と人参・リンゴジュース1〜2杯。▼(昼)下記のどれか▼○ネギと七味唐辛子をしっかりふりかけたそば(とろろ、ワカメ、ざる)。▼○ネギと七味唐辛子をしっかりふりかけた具だくさんのうどん。▼○タバスコをふりかけたピザやパスタ。・○ごはんや弁当ならよくかみ、腹八分以下に。▼(夕)▼○アルコールを含め、何を食べても可。
とびきりおいしいお茶を淹れること。▼苦手な人に、自分から歩み寄ってみること。▼新しいものをひとつ手に入れたら、ひとつ手放すこと。▼ちょっとした工夫で、毎日が特別なものに変わっていきます。▼本書では、「暮しの手帖」編集長、書店経営、文筆業と、八面六臂の活躍を続ける著者・松浦弥太郎が、自身の経験から見つけた、日々を大切に生きる秘訣を紹介します。▼肩の力を抜いて、リラックスして読んでみてください。よく働き、よく暮らすためのヒントがきっと見つかるでしょう。▼文庫版特典として、「うつくしさ」を作るプロフェッショナル、ヘア・メイクアップアーティストの山本浩未氏の解説を掲載。▼「今日もていねいに。」暮らしたい、あなたに贈る本。
営業に求められているのは、お客様と信頼関係を築き、目標を達成することである。本書では、営業職として日々全国を飛び回っているビジネスパーソン向けに、商談成功のカギとなる「目標の設定方法」を解説。また、説得力を高め、商談相手に「イエス」と言ってもらうための「段取り」を紹介している。
勤めている会社は大丈夫か?取引先は?会社再生のプロが実践している37の手法が身につく本。メーカー、小売・卸、通信、飲食ビジネス…エピソード満載。
熱血体育教師は、スキーの転倒事故で、首の骨を折る重傷を負う。「たとえ手術が成功しても、一生寝たきりか、よくても車椅子の生活」と告げられ、絶望のあまり自殺未遂。しかし、ドリームメーカーたちの助けによって、絶望の淵から立ち上がり、奇跡的な回復を果たす。▼ドリームメーカーとは、生きる勇気と希望を与えてくれ、「大丈夫、あなたは1人じゃないから」という安心のメッセージを伝えてくれる人たち。実は、ドリームメーカーはあなたの周りにいる人たちだけではない。あなたもドリームメーカーであり、人は本来誰でもドリームメーカーである。▼生死をさまよう体験をきっかけとして、人生の大切な気づき、学びを得た先生がドリームメーカーとしての素敵な生き方を語る。
「ロジカルシンキング」--それはどのような仕事をしていても、他の会社で働くことになっても必要になる究極の「ポータブルスキル」です。▼それは決して難しいものではなく、誰でも習得可能なものです。▼なぜなら、練習することで身につく後天的なスキルだからです。▼本書は、現場主義のコンサルタントが、「わかりやすさ」にとことんこだわって執筆しました。▼○周囲にとって「わかりやすい」ことを意識する▼○「なぜ?」「他には?」「本当に?」と自分にツッコミを入れる▼○物事は細かく「分ける」と「わかる」▼○「わからないこと」「知らないこと」に注目する▼○いかなる状況でも「私」を主語に考える▼▼など、ロジカルな人が現場で実践している「思考や言動の習慣」をベースに構成されています。▼仕事で必要な「わかりやすさ・するどさ・はやさ」は、論理的思考のコツを「知って、真似て、繰り返す」ことで確実にあなたのものになります。
まもるくんは、お父さんといっしょに、はじめて東海道新幹線のN700系「のぞみ」に乗ります。東京から新大阪までの旅に、出発です!▼東海道新幹線のN700系「のぞみ」が、最高時速270キロで走る様を、迫力満点のリアルな絵で表現した、スピード感あふれる乗り物絵本です。また、東海道新幹線から見える、日本の名所を忠実に再現しているので、日本の名所や地理について学べます。▼この絵本に登場するN700系「のぞみ」が走るルートは、以下の通り。▼出発の東京駅→ビルが立ち並ぶ品川駅→のんびりとした温泉街の熱海→日本一高い山、富士山のすその→大きな湖、浜名湖の鉄橋→都会の風景、名古屋駅→城下町の中にある彦根城→古い建物が残る京都→終点の新大阪駅▼まもるくんと一緒に、旅をしているかのような気分が味わえる、新幹線絵本の決定版!
下北沢の輸入雑貨店で再びアルバイトを始めた和子が持ち帰ったぬいぐるみのカエルから、突然野太い声が聞こえてきた。「よう。俺だよ!」。心中偽装事件を解決し、成仏したはずのオヤジ刑事・康雄が、「ポイント稼ぎのために戻ってきた」と言うのだ。翌日、盗作事件に巻き込まれた和子は、身に潔白を証明するため、“あみぐるみ刑事”と再びコンビを組んで、捜査を開始することに…。待望のシリーズ第二弾。
スクーターひとつ持って貨物船に乗り込み、初めてフランスに渡ってから、世界最高峰の指揮台に立つまで。西洋音楽に挑んだ半世紀を語る。各界一流のプロの半生をインタビューで解き明かす人物ドキュメント、NHKBSプレミアムで放送中の「100年インタビュー」。番組で語られた珠玉の言葉の単行本化、第6弾。
ガス爆発が起こる理由、水を飲み過ぎるとどうなる?、怖い生物毒、毒ガスを開発したユダヤ人化学者…。思わずのぞいてみたくなる危ない化学のはなし。
吉祥寺にある書店のアラフォー副店長理子は、はねっかえりの部下亜紀の扱いに手を焼いていた。協調性がなく、恋愛も自由奔放。仕事でも好き勝手な提案ばかり。一方の亜紀も、ダメ出しばかりする「頭の固い上司」の理子に猛反発。そんなある日、店にとんでもない危機が…。書店を舞台とした人間ドラマを軽妙に描くお仕事エンタテインメント。本好き、書店好き必読。
Jリーグ現役最年長選手として、いまなお多くの人々を魅了し続ける日本サッカー界のパイオニア、三浦知良。本書では、15歳で単身ブラジルに渡ってから、現在に至るまでの波瀾万丈の「キングカズ」のサッカー人生を、語録形式で紹介。「厳しさの中で楽しさを表現する」「戻りたい過去はありません。過去は過去ですから」など、常に戦い続ける男の言葉から、強く生きるヒントを学ぶ。
自分本来の性格は? 表には絶対出ない深層心理とは?▼他人のことはわかっても、自分のことは意外と見えないもの。自分のことを少しでもより深く理解することができれば、自分を好きになることができ、人間関係がもっとスムーズになるのではないでしょうか。▼本書では、心理学研究で名高い著者が、かくされた“本当の自分”が一瞬でわかる18の心理テストを紹介。▼「腰に両手を当てて人と話しをするのは支配的性格」「窓側にデスクを向ける人は心がオープン」など、心理学のさまざまな現象をテスト形式で解説します。自分を知れば仕事から人間関係まで、すべてがうまく回りだす!▼『かくれた自分がわかる心理テスト』を改題。
マーフィーの法則、パーキンソンの法則、80対20の法則…など、世の中には人や組織の矛盾や悲哀を、ユーモアたっぷりに表現した法則がたくさんある。本書は、国際ビジネス・コーディネーターとしても活躍する著者が、特に人生に役立つ「経験則」を厳選し、それらが生まれた背景やエピソードなどを交えながら綴った読み物。商談や飲み会のネタとしても使える、目からウロコの70選。