解剖学ヴィーナス、デカルトの頭蓋骨、腐敗屍体像にカタコンベ、奇形標本…あやしくも美しい、いかがわしくも魅惑的な、あっと驚く異形のコレクション案内。
心はオトコ、体はオンナに生まれてー性自認のジレンマ、うつ、自殺未遂、家庭崩壊、人間不信…八方塞がりのどん底で、ついに全ての差がなくなり「悟り=差取り」に到達した。
社会の根底に潜むアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)の根本原因が明確にわかったとき、誰もが本当の「人間のスゴさ」に気づくという著者の人生ストーリー。
SDGsの実現と真の多様性社会のヒントがここにある。
第1章 絶望 私はだれ?
第2章 葛藤 自分らしく生きるとは
第3章 本当の自分との出会い
第4章 最高のチームができる関係性
第5章 多様性を可能にする究極の真実
地面の下や、水の中には、どんな世界が広がっているのでしょう。赤い「アンダーアース」の表紙から始まるのは、地面の下の世界。地下に巣をつくる動物や、一番深いところまで根をはった木、一番深い洞窟、さらに地球の核まで、大きな断面図と細かいイラストで紹介していきます。青い「アンダーウォーター」の表紙からは、水の中のいろいろ。船が浮く理由や、深海にいる魚、潜水艇などを紹介。これまで見たことのない足もとの世界へとご案内します。
生き生きとしたジェンダーの学びの場を市民講座や職員研修でどう創っていくか。参加型体験学習の学びのファシリテーターとして第1人者である金香百合の実践をもとに考える。
身体と、法・政治の〈いま・ここ〉をひもとく
日本において、「産むこと/産まないこと」をめぐる「性と生殖の自己決定権(リプロダクティブ・ライツ)」は、どう法律・政治過程と関わり合ってきたのかーーリプロダクティブ・ライツを否認する条項の存在、避妊ピルや中絶薬の普及の遅れなどが政治的課題として意識され、生殖補助医療への法的対応も迫られている今、あらためて、「個人的なこと」が「政治的なこと」であるという原点に立ち戻る。
性と生殖の権利の意義と歴史、国内外の制度の理解を通して、〈これから〉を考える
【編者】
ジェンダー法政策研究所(GELEPOC)
辻村みよ子(弁護士・東北大学名誉教授)
糠塚康江(東北大学名誉教授)
大山礼子(駒澤大学名誉教授)
二宮周平(立命館大学名誉教授)
【執筆者】
岩本美砂子(三重大学名誉教授)
林陽子(弁護士・元国連女性差別撤廃委員会委員長)
建石真公子(法政大学名誉教授)
石黒大貴(弁護士)
松原洋子(立命館大学大学院特任教授)
長村さと子(一般社団法人こどまっぷ代表理事)
小竹聡(拓殖大学教授)
齊藤笑美子(GELEPOC フランス支部長
はしがき(辻村みよ子)
1部 リプロダクティブ・ライツの意義と可能性
企画趣旨(糠塚康江)
1 政治から見る日本のリプロダクティブ・ライツーー優生保護法を巡る政治過程(岩本美砂子)
2 リプロダクティブ・ヘルス・ライツに対する国際人権法からのアプローチ
(林陽子)
3 憲法上の権利としてのリプロダクティブ・ライツの保護ーー「身体」に関する自由と尊厳(建石真公子)
2部 リプロダクティブ・ライツをめぐる日本のアクチュアルな問題
企画趣旨(二宮周平)
1 母になることを強制されないことーーフランス視察と内密出産/匿名出産(石黒大貴)
2 〈不良な子孫〉の出生防止と人権侵害ーー優生保護法の歴史から(松原洋子)
3 妊娠/出産を望む未婚女性たちと日本の現状(長村さと子)
3 リプロダクティブ・ライツと国際情勢
1 Dobbs判決の舞台裏(小竹聡)
2 「中絶の自由」が憲法に書き込まれた日ーー2024年国際女性の日(齊藤笑美子)
あとがき(大山礼子)
第1章 共同保育所の創設とひろがり──働く母と子の権利を共同で守る
1-1 保育所づくりの波
1-2 共同保育所の運営
1-3 共同保育所で育つ父母と保母
1-4 保育所づくり運動の組織化と自治体交渉
1-5 保育所づくり運動の意義をめぐって
第2章 保育所運動が変えた保育行政──共同保育所への助成と公的保育の充実をもとめて
2-1 保育所づくり運動から保育所運営をめぐる運動へ
2-2 共同保育所運営の改善をもとめて
2-3 だれでも入れる保育園をもとめて──名古屋市公立保育園父母の会と自治労の保母たち
2-4 公立保育園運動と共同保育所運動の協働 -1・19闘争と保母の大幅増員ー
2-5 保育所運動が生み出した成果
第3章 共同保育所から小規模認可保育所へ──共同保育理念のさらなる展開
3-1 共同保育所から小規模認可保育所へのみち
3-2 愛知県共同保育所連合会と認可問題
3-3 小規模認可保育所の組織化
3-4 共同保育所運動と障がい児保育の展開
3-5 多様な保育要求にこたえるために──共同保育理念の継承とその発展
第4章 共同保育所運動を支えた保育理念と保育実践──子どもが育ち、親が育ち、保母が育つ
4-1 乳児集団保育の理論づくりー1960年代〜1970年代ー
4-2 乳児集団保育をめぐる三つの課題
4-3 乳児集団保育の保育内容と保育方法の構築
4-4 共同性の発展
竹中恵美子を知っていますか?竹中恵美子の「女性労働研究」に出会った人たちが、その出会いをどう受けとめ、自身の実践や人生にどのような影響を受けたのか、熱く語る。
職場のいじめをなくし、より良い人間関係の中でやる気を高めるための必携マニュアル。
≪多様化するパワハラに対応した最新版≫
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パワハラになりがちな叱責とは?
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命は守ってほしい。暮らしを楽にしてほしい。でも、人工知能がしてはいけないことがある。黎明期からのAI開発研究者が贈る、全AI、全人類へ向けての手引書。
本書は、原論的・総論的諸論文、国際的・比較法的諸論文、日本法のかかえる問題を歴史的に考察する諸論文、具体的諸問題の今後の解決を考える諸論文を収めたものである。
「子育てだけ」ではない人生を生きたい母親たち。「仕事だけ」ではない生活を求める父親たち。本書では、幸せな家庭願望が子育て難社会につながる矛盾を解き明かし、あらたな「子育て期支援」を提言する。
歌右衛門・藤十郎・玉三郎・・・徳川幕府が歌舞伎に女優が出演することを禁じたため誕生した女形は、その特異な運命をくぐりぬけて今や歌舞伎の最大の魅力となっている。人気サイト「歌舞伎素人講釈」の著者が歌舞伎の歴史全体の流れを踏まえ、ヨーロッパ美学論を駆使しながら女形の魅力を語る、まったく新しい歌舞伎論!!