歌右衛門・藤十郎・玉三郎・・・徳川幕府が歌舞伎に女優が出演することを禁じたため誕生した女形は、その特異な運命をくぐりぬけて今や歌舞伎の最大の魅力となっている。人気サイト「歌舞伎素人講釈」の著者が歌舞伎の歴史全体の流れを踏まえ、ヨーロッパ美学論を駆使しながら女形の魅力を語る、まったく新しい歌舞伎論!!
竹中恵美子を知っていますか?竹中恵美子の「女性労働研究」に出会った人たちが、その出会いをどう受けとめ、自身の実践や人生にどのような影響を受けたのか、熱く語る。
職場のいじめをなくし、より良い人間関係の中でやる気を高めるための必携マニュアル。
≪多様化するパワハラに対応した最新版≫
●スポーツ指導の現場で起こる
「スポーツ・セクハラ」
●働く女性に対する妊娠・出産を理由とした
「マタニティ・ハラスメント」
パワハラになりがちな叱責とは?
被害に遭ったらどこに誰に相談?
組織として求められる対処法は?
例を挙げながらパワハラの防止策・解決策を提案します。
職場や学校ですぐに役立つ
正確な情報と知識がわかる対策マニュアル!
私たち家族を呼び寄せるために母はインドを離れた……。稼ぎ主(breadwinner)としての女性の先行型移住は,移住後の労働,家庭,コミュニティにおけるジェンダー関係をどう変容させたか。国際社会学会会長M・ブラウォイによる緒言,監訳者による訳者解題も収録した充実の一冊。
第1章 女が先に移り住むときのジェンダーの矛盾
第2章 労働ーー看護、女のネットワーク、そして「杭につながれた」男たち
第3章 家庭ーー移民家族におけるジェンダーのやりなおし
第4章 コミュニティーーリトル・ケーララの創造と教会で「遊びに興じる男」のパラドクス
第5章 トランスナショナルなつながりーー移民コミュニティの双面神的生産
第6章 結論
訳者解題
本書は、原論的・総論的諸論文、国際的・比較法的諸論文、日本法のかかえる問題を歴史的に考察する諸論文、具体的諸問題の今後の解決を考える諸論文を収めたものである。
「子育てだけ」ではない人生を生きたい母親たち。「仕事だけ」ではない生活を求める父親たち。本書では、幸せな家庭願望が子育て難社会につながる矛盾を解き明かし、あらたな「子育て期支援」を提言する。
男/女の二色刷から、個性の光る多色刷の社会へーー「育つ」から「シューカツする」、そして「ケアする」までの身近なできごとを、ジェンダーの視点から見なおし、「あたりまえ」をくつがえす。好評ロングセラーを全面改訂。
0 社会学とジェンダー論の視点(伊藤公雄)
1 育つ
--子どもの社会化とジェンダー(藤田由美子)
2 学ぶ
--教育のプロセスにおける性差別を考える(木村涼子)
3 語る
--ことばが開く新しい社会(中村桃子)
4 愛する
--恋愛を〈救う〉ために(牟田和恵)
5 シューカツする
--新しい働き方を考える(阿部真大)
6 働く
--労働におけるジェンダー格差(大槻奈巳)
7 家族する
--現実が変える「家族」(藤田嘉代子)
8 シェアする
--共同生活とジェンダー役割(久保田裕之)
9 遊ぶ
--男らしさの快楽とそのゆくえ(辻 泉)
10 悩む
--移りゆくジェンダー観のはざまで(小柳しげ子)
11 装う
--ファッションと社会(谷本奈穂)
12 つながる
--友人関係とジェンダー(辻 大介)
13 闘う
--戦争・軍隊とフェミニズム(佐藤文香)
14 移動する
--グローバリゼーションがもたらす新しい世界(上野加代子)
15 ケアする
--ケアはジェンダーから自由になれるか(斎藤真緒)
生殖不能要件は憲法違反ーー長く放置されてきた人権侵害を是正するため、「性同一性障害特例法」の改正が求められている。いま私たちに必要な基礎知識とは何なのか。特例法が制定された背景から、法・医学・国際人権の知見まで、高井ゆと里、野宮亜紀、立石結夏、谷口洋幸、中塚幹也らエキスパートが解説する。
はじめに……………高井ゆと里
第1章 特例法の制定過程から考える、その意義と限界……………野宮亜紀
第2章 性別変更要件とはなにか……………立石結夏
第3章 国際人権基準と性別記載変更法の現在……………谷口洋幸
第4章 特例法とトランスジェンダー医療……………中塚幹也
おわりに……………高井ゆと里
「男の子って、どうしてこうなの?」
「女の子なのに、これで大丈夫?」
「同級生にLGBTQの子がいるみたいなんだけど……」
世の中に溢れているさまざまな「子育ての常識」に振り回されて疲れてしまったお母さん・お父さんに向けて、年齢別・性別の子育てのコツを、異性間コミュニケーションのプロがやさしく解説。
子育ての悩みから抜け出し、幸せになりたい「あなた」のための本です。
“自分自身が人生を最高に楽しむことが最高の子育てにつながる。この本にはそんなエッセンスが散りばめられています。”
明治大学教授/教育カウンセラー/教育学博士 諸富祥彦先生【推薦】
ジェンダーに「男性」と「女性」しかないなんて、もう過去の話!
ジェンダーにはさまざまなジェンダー・アイデンティティがあります。自分のジェンダー・アイデンティティを探し、お家や学校、友だち関係の中で、どのように表現し、伝えていけばいけばよいか、ジェンダーの基礎から10代が不安に感じること、つらい問題への対処をワーク形式でわかりやすく紹介。
・自分のジェンダー・アイデンティティを探してみよう!
・ジェンダー・アイデンティティを表現してみよう!
・不安に感じること、つらい問題に立ち向かう方法を見つけよう!
女性が管理職になれない/なりたがらないのはなぜか。各種統計やインタビューから、職場が抱える構造的な問題、女性の心理的な葛藤、待遇面・役割面での格差や差別などの要因を検証して、多様性を生かすための新たなリーダーシップ像の確立を訴える。
序 章 女性と管理職をめぐる現状 大沢真知子
1 ジェンダー・ステレオタイプ
2 評価者に存在するジェンダーバイアス
3 性差を超えた新たなリーダーシップの導入が求められている
4 日本はいま、時代の転換点に立っている
第1章 女性の昇進を阻む心理的・社会的要因 坂田桐子
1 女性の昇進意欲に関する先行研究の知見
2 ステレオタイプ
3 好意的性差別
第2章 女性管理職の声から考えるーー管理職志向の変化と職場重視モデル 大槻奈巳
1 管理職志向を職場重視モデルから考える必要性
2 新入社員の管理職志向
3 若年層男女の管理職志向
4 管理職になってみてーー女性管理職の事例
5 真の女性活躍のために
第3章 性差を超えた新たなリーダーシップ構築を 本間道子
1 関心の高さと現状の低さ
2 権力・権威志向ではないーー進化心理学から
3 リーダーシップ役割ーー役割不適合性理論
4 現場では何が起きているか?
5 職場ではリーダーシップに男女の差異はあるのだろうか
6 社会通念との闘いーー社会的バリアを超えて
第4章 ダイバーシティ&インクルージョンの必要性とその課題 大沢真知子
1 静かな革命とジェンダー革命
2 日本に起きている静かな革命
3 静かな革命の静かすぎる理由
4 ダイバーシティ&インクルージョン経営
5 女性にも必要な意識改革
肉体の性別とは違う性認識を持つことが尊重されるようになってきた。先進的に見えるが、じつは日本の古典文学には、男女の境があいまいな話が数多く存在する。
男同士が恋愛仕立ての歌を詠み合ったり、経済力のある姫が一族を養う。武士は泣き、女将軍が敵に向かい、トランスジェンダーきょうだいは男女入れ替わってすくすく成長ーー。太古の神話から平安文学、軍記もの、江戸川柳まで古典作品を通して伝統的な男らしさ・女らしさのウソを驚きをもって解き明かす。昔の日本の「性意識」がいかにあいまいだったか、それゆえに文芸が発展したかも見えてくる。年表作りを愛する著者による「ジェンダーレス年表」は弥生時代から現代までを網羅。
70年代末から続いた一人っ子政策は,中国の社会構造を大きく変えた。近代化路線と同時に始まったリプロダクションにおける強権の行使と黙認・容認,抵抗と打算,家族・労働の変化等々,生殖コントロールをめぐる実践の中で,女性は酷く傷ついたが,結果として,男性中心社会は大きく揺らぎつつある。「圧縮された近代」の隣人たちが経験した,リプロダクティブ・ヘルス&ライツの変貌を鋭く分析する。
小論文受験の圧倒的ロングセラーが一新! AIなどの最新トピックも満載。
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[本書の特長]
すべての受験生に、いま必要な頻出テーマが面白いほどわかる!
■わかりやすい解説と豊富な意見例で、小論文に自信がつく!
■一目でわかる要点ページで、すばやく出題傾向をチェック!
■ミニ用語事典として使える「関連キーワード集」ページつき。
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■プロローグ:小論文の書き方
■テーマ1:グローバル化
■テーマ2:少子高齢化・人口減少
■テーマ3:環境・科学技術
■テーマ4:人権
■テーマ5:教育
■テーマ6:女性・ジェンダー
■テーマ7:ボランティア・福祉
■テーマ8:大学・学問
■テーマ9:現代における他者とのつながり
■テーマ10:現代の医療
■テーマ11:食