記録に残る災害から宇宙と地球レベルの問題まで。知らないと恐ろしい、地学のはなし。
科学を「開く」!科学は頼りになりますが、なんでも解決してくれるわけではありません。ときどき暴走もしてそうです。「科学」を過信せず、しかし科学を活かす社会とは?
近い将来、高確率での発生が予測される首都直下型地震に備え、高層ビルや地下街の安全対策を提言する!
一極集中が加速する一千万都市・東京。もしもここに、M7の大地震が襲いかかったら…。東京付近の地下で発生し、市民の生命・身体・財産をはじめ、政治・経済・ビジネスに大きな影響を与えうる首都直下地震。巨大都市の弱点を一撃で突くこの地震は、どのような被害と災害をもたらすのか。地震学の最新の知見を紹介する。
実験線を走らせるだけで宙に浮いていたリニア計画が、JR東海によるリニア中央新幹線計画の浮上で現実味を帯びてきた。しかし、建設費だけでも5兆4000億円を超え、リニア特有の電磁波の健康影響問題や、中央構造線のトンネル貫通の危険性、地震の時の安全対策など問題が山積している。また電力も膨大に必要になり、自然破壊も問題だ。時間短縮も都心間では在来新幹線と比べてさほどではなく、採算性は極めて怪しいという。本書は、こうした様々な問題点を、専門家が詳しく分析し、リニア中央新幹線の必要性を考える素材を提供する。
21世紀に入り、火山噴火、地震、津波の発生が多くなり、異常気象の影響から豪雨が多発、土砂崩れや洪水が起こり、一方で旱魃が広がっている。これらの“天変地異”という現象は、地球を一つの大きなシステムとしてとらえ、考えていくとよく見えてくる。
自然災害、戦争、恐慌、人口減少から家族、健康、仕事、人間関係まで。社会に生じる危機(クライシス)へのあるべき対応について、社会科学の知見を結集する。
不可能に近い「デブリ取り出し」増え続ける処理水、行く先のない“事故炉”の廃棄物…etc.目をそらし続けるのはもう限界だ!10年以上、1F事故の収束を取材し続けてきた記者が明かす「誰も触れない真実」
阪神大震災もハリケーン・カトリーナもやはり軍事攻撃だったのか!?
地学の「おもしろいところ」「ためになるところ」だけを抜き出した、かつてない「教養の書」!何枚ものプレートが接する日本列島は、外国人から見れば人が住んでいることさえ恐ろしいと思うほどの地理的条件にあります。にもかかわらず、日本の高校・大学ではいま、「地学離れ」が進み、日本人の「地学リテラシー」は中学生レベルで止まったままともいわれています。地球の構造から巨大地震・巨大噴火の可能性まで、日本人にとって必須の教養をいまこそ身につけよう!
「一極集中」の東京に迫りくる直下地震、対策はあるのか。
本書では、地震・火山現象の元をなす、マントル内部の地球規模の活動(ダイナミクス)に焦点をあてている。80年代以降のグローバル地球科学の展開を、専門課程に入る前の初学生を対象に解説を試みた。
兵庫県南部地震以降、性能規定型耐震設計法が採用されるようになっていますが、その具体的方法や性能の規定方法については、対象とする構造物や施設により差異があります。本書は、建築・土木・地盤・機械・地震の横断的分野での研究成果に基づき、各技術基準における性能規定型耐震設計法の現状を解説し、性能目標や限界状態がどのように定められているか、また、都市や地域の震災対策という視点から各構造物・施設に要求される性能を明らかにしています。
20××年、東京湾北部を震源とする巨大地震発生。その時想定される事態をシミュレーションするとともに私たちの被害と損失を最小化するための方策を提示する。