本書の初版本『絶後の記録ー広島原子爆弾の手記』(中央社・昭和二三年一一月刊)は、永井隆『ロザリオの鎖』(ロマンス社・昭和二三年六月刊)と並んで被爆後もっとも早い時期に刊行された単行本の原爆体験記のひとつで、一〇数カ国に翻訳されている。
日本の技術が世界を驚かせ、国中を涙と感動でつつんだ。「小惑星の物質を持ち帰る」という“世界初”の壮大なおつかい。太陽系〜地球の誕生の謎にせまる大きな第一歩。小学校中学年以上向き。
この世の肉体を脱ぎ捨てたあと、私たちの魂はどこへ行き、何を見るのか?ロバート・モンロとの次元を超える旅を終えた著者が、魂の旅のツアーガイドである光の存在と向かった先は、愛と生命に満ちあふれた喜びの世界だった。魂の神秘を解明し、今この瞬間に生きるための叡智の書。
マラソンが速くなるとっておきのトレーニング。サブ3・サブ4達成の秘訣。35kmの壁を突破する秘訣。初マラソン楽走の秘訣。マラソン快走サプリメント。
ロシア革命から全体主義への過渡期を生きた、A.ロトチェンコ。絵画からモンタージュ写真へといたるその軌跡をたどりつつ、現代文化の再考をうながす気鋭の論考。
総移動距離40,000km超えという、途方もない前人未到のマラソン“アースマラソン”に挑戦する間寛平の姿を追ったドキュメンタリーのBOXセット下巻。がん治療を経ての再スタートから大阪へ無事にゴールするまでの感動の記録を収める。
野生の鳥獣とその被害について考える。
定年。老いてはいないが、現役ではなくなった毎日。定年退職した森谷浩平は夕刊紙の広告を頼りにアダルトDVDを買いにいく。そこで八十歳の橋詰老人と出会い、居酒屋へ。定年後、初めて得た友人であり人生の先輩だった。その居酒屋でバイトしていた二十歳の景子と知り合い、心の張りを取り戻してゆく。しかしかつての同期が自殺し、家族とカネをめぐる難題が森谷に降りかかってくる。
兇々しい輝きを今なお発してやまぬ大藪春彦の作品群は、戦後日本のまやかしの平和に挑み続けた凄絶な「戦争」だった。作家論と全作品解題ー戦後を疾走した野獣の全体像を描き切った、著者のみがなしうる大藪文学論の金字塔。