日常的な疾患から在宅医療まで、小児に関わるすべての領域に対し、第一線のエキスパートが実践的な治療方針を具体的に解説。今版では改めて重要性が注目されている「予防接種」の章を新設。また、疾患項目では新見出し「好発年齢」を追加し、診断に役立つキーワードを下線で示した。さらに処方例では一般名・商品名の併記を行い、付録資料には「特殊ミルク一覧」を新たに掲載。小児科医はもちろん、小児診療に携わる人必携の1冊。
消化器内科領域の病棟業務は,消化管系の疾患,肝胆膵系の疾患など、非常に多くの疾患にわたる.本書では,そのような疾患について研修医が急性期病棟で診療を行うときに必要な知識やスキルをわかりやすく解説する.消化器内科レジデントだけでなく,初期研修医やホスピタリストとして活躍する総合内科,総合診療科の医師にも役立つ書.消化管編.肝胆膵編,どちらも消化器内科の病棟管理をするうえでの必読書.
CHAPTER 1 症候編
導入
1 腹痛
2 下痢
3 便秘
4 嘔吐
CHAPTER 2 疾患編
導入
1 上部消化管出血
2 下部消化管出血
3 憩室炎,感染性腸炎,CD腸炎,虚血性腸炎
CHAPTER 3 コンサルテーション
導入
1 ABLによる急性胃拡張症(胃不全麻痺)
2 How to use PPI1 治療編
3 How to use PPI2 予防編
4 イレウスチューブの管理
5 カンジダ食道炎の治療
6 胃瘻の管理・トラブルシューティング
7 上下部内視鏡スクリーニング,ヘルスメンテナンス
8 ストマ造設か? それとも,ステント留置か?
9 下部消化管内視鏡時の前処置
10 大腸ポリープのマネジメント
11 調べてもはっきりしない上腹部症状の対応
12 ステント留置か? それとも,バイパス手術か?
索引
自閉症や発達障害に関する効果的な最新治療法についてのわかりやすいガイド。
Dr. Michael Rinaldi(2022年逝去)が中心になって制作した真菌症の診断と治療を扱った教科書。体系的に真菌症を学ぶのに役立つ内容。最新の知見を活用して真菌感染症患者を診断・治療するための指針を読者に提供。・4部構成で,Part 1では真菌感染症の疫学について概説し,患者の危険因子,曝露歴,感染臓器に基づいて診断を進めるための実践的アプローチを提示する。Part 2では医真菌学の基礎を紹介し,真菌検査の基本手法,分子生物学,病理組織学,免疫学,画像診断技術を用いた現在利用可能な真菌感染症の診断ツールを紹介する。Part 3では全身性抗真菌薬とその使用法,さらには耐性ならびに抗真菌薬の感受性試験について概説する。Part 4は同一構成からなる読みやすい17の章で構成され,それぞれで表や図を交えながら,真菌感染症(真菌症)を解説している。最後に症例集があるのも嬉しい。・700 種以上の真菌がヒトに感染症を引き起こすことが報告されており,真菌症は着実に増加しているが,日本には真菌の専門家が少なく,ひとたび事が起こると困ることが多い。我が国では,過去に医真菌学の教科書がいくつか出版されたものの,いずれも基礎領域に関するものであり,その多くが絶版となっている。臨床領域に関しては,長年にわたり真菌症の診療に関する教科書は事実上存在せず,診療ガイドラインは出版されているものの,EBMに基づく記載が求められるという縛りがあること,真菌症はその性質のためきちんとした無作為化比較試験(RCT)が非常に少ないことなどから,RCTに基づくガイドラインの記載だけでは物足りないという意見がしばしば聞かれ,真菌症の教科書を望む声が多かった。本書はそうしたニーズに応えるものになるであろう。
症例をもとにしたQ&Aのトレーニング形式で「処方のコツ」がわかる。日常診療でよく出合うものの処方判断の難しい81の「つまずき症例」を厳選。患者のタイプに応じた処方の工夫は?いつまで続ける?そもそも薬物治療は必要?効果がなかったら?本当に禁忌?など、処方の「つまずきポイント」に対応する力が身に付く。処方のクリニカルパールが満載。
【「最小の検査で最大の成果を得る」ためのベストプラクティスがわかる!】
最新かつ信頼性の高い臨床検査ガイドブックとして医師,医療スタッフに長年愛用されるベストセラー.
臨床現場をとりまく状況の変化と検査技術の進歩とをふまえて,項目を全面的に見直し,最新情報を盛り込んだ.
「デシジョンレベル」「基準値」を示し,検査の意義,適応,注意点,異常値の解釈,フォローアップ方法,保険適用条件について見やすく整理して解説.
臨床現場のニーズに応え,日常診療で瞬時に活用できる実践的な1冊.
≪主要目次≫
第1部 検査項目の選択と臨床検査の総合評価
第2部 各 論
1 生化学検査
A.血清蛋白
B.酵素
C.アミノ酸・窒素化合物
D.ビリルビン・胆汁酸
E.ビタミン
F.電解質・浸透圧
G.血液ガス 191
H.金属
I.色素等負荷排泄試験
2 代謝・内分泌検査
A.糖代謝
B.脂質代謝
C.脂質組織
D.下垂体
E.甲状腺
F.副甲状腺・骨代謝
G.副腎髄質・交感神経
H.副腎皮質
I.性腺・胎盤
J.消化管ホルモン
K.循環器
3 血液学的検査
A.血球形態・機能
1赤血球
2白血球
3血小板
4骨髄
B.造血器腫瘍の診断
C.出血・凝固・線溶
D.輸血・移植
4 炎症・免疫学的検査
A.炎症・組織障害・線維化マーカー
B.補体・免疫グロブリン
C.自己抗体
D.アレルギー
5 感染症検査
A.感染症の遺伝子検査
B.ウイルス
C.細菌
D.真菌 889
E.寄生虫 903
6 腫瘍マーカー
7 尿・糞便・その他の分泌液・穿刺液検査
A.尿検査
B.糞便検査
C.その他の分泌液・穿刺液検査
8 細胞診
9 遺伝子検査・染色体検査
資 料
妊娠に伴う検査値の変動
索 引
主要目次:1.社会・集団と健康(健康と疾病の概念/保健統計/疫学) 2.疾病の予防(疾病の予防とは/感染症とその予防/生活習慣病とその予防/母子保健/労働衛生) 3.栄養と健康(栄養/食品機能と食品衛生/食中毒と食品汚染) 4.化学物質・放射線の生体への影響(化学物質の毒性/化学物質の安全性評価と適正使用/化学物質による発がん/放射線の生体への影響) 5.生活環境と健康(地球環境と生態系/環境保全と法的規制/水環境/大気環境/室内環境/廃棄物)
歯髄の感染をバイオフィルム感染症として捉え、歯内療法治療戦略を問い直す
ーそして、細菌学的理解に基づく歯内療法の実践へ
・臨床と研究(基礎)の第一線で活躍する二人の著者が、歯髄の感染をバイオフィルム感染症として捉え、歯内療法の治療戦略を問い直す。
・歯内療法にパラダイムシフトを起こしているNiTiロータリーファイル。そのメリットと課題を浮き彫りにし、具体的な器具の選択方法を教示。
・化学的根管清掃の意義と効果、薬剤活性化の方法について細菌学的な観点から再検討し、効果的かつ適切な根管洗浄方法を提案。
・歯内療法に関連する最新の細菌学的知見が深まる一冊です。
【目次】
はじめに
序論 対談:バイオフィルム感染症としての治療戦略とは?
01 根管形成のパラダイムシフトと微生物学的視点から考える問題点
02 根尖性歯周炎のマイクロバイオーム解析
03 根管内バイオフィルムの質を考慮した歯内療法
04 根尖性歯周炎の処置とバイオフィルム
05 根尖部の残存細菌を減少させるためにできること
索引
船舶法、船員法など海事法の基本的な要点を理解するために、法の目的、構造等を体系的にまとめ、その規定の本質と意味をわかりやすく解説している。
好評を博した『シリーズ生命倫理学』が手に取りやすい装丁にて復活!
第17巻は医療制度・医療政策・医療経済を扱い、アジア、オセアニア、アメリカ、ドイツ、スウェーデン各国の状況を紹介する。医療を安全に推進するための法政策、感染症対策としての医療経済、国際的な健康水準の現状把握、国家・地域間の健康格差の要因や原因、その格差を最小限にするための対策や政策などを研究する国際保健学について論じ、我が国における医療安全推進のための取り組みとして、医療事故情報の収集、医療事故の原因解明と分析についてその目指すべき方向性と課題を検討する。医療を安全に推進するための法政策、感染症対策としての医療経済、国際的な健康水準の現状把握、国家・地域間の健康格差の要因や原因、その格差を最小限にするための対策や政策などを研究する国際保健学について論じる。我が国での医療安全推進のための取り組みとして医療事故情報の収集、医療事故の原因解明と分析についてその目指すべき方向性と課題を検討する。コロナ禍を経て本書で論じられた問題はますますその重大性を増している。
頭部外傷、くも膜下出血、てんかん重積、脳症等を対象とした神経集中治療の現場で実際にあった、様々な経過をたどった16の症例を収載した症例集。治療の際の診断に至るまでの思考過程を詳述し、基本の手法から特徴的手法まで幅広く解説。検査データや画像とともに、初診時から退院までの経過と診療の流れを疑似体験できる。救急・集中治療・神経内科・脳神経外科など神経集中治療に携わる医師の日々の診療に役立つ。
薬の作用と体の変化/薬の効き方
免疫学は生命の基本現象のなぞ解きに最も貢献した学問の一つである。生体防御としての免疫系には獲得免疫系と自然免疫系が存在することが明らかにされたが、これまでの免疫系の理解は、いわゆる獲得免疫系の理解であって、自然免疫系に関してはほとんど理解されていなかった。また獲得免疫系は多くの場合、タンパク質を抗原としているのに対して、生体の環境を取り巻く抗原は糖脂質、脂質などさまざまである。これまでの免疫学では取り扱われなかった問題の解決が、いま問われている。どのような生命基本原理がその中に隠されているのか。またこれまでの免疫系とどのようにかかわっているのか、その興味は尽きない。
免疫に関するもう一つの問題は、免疫の生命原理が他の生命科学領域の重要問題にどのくらい貢献できるかである。もちろん、リンパ球受容体遺伝子再構成によって多様性を獲得するという驚嘆すべき免疫メカニズムの発見だけでなく、受容体の架橋によってシグナルが伝達されるメカニズムのアイディアは抗原抗体複合体が生物活性を持つという発想がヒントになったし、ナノグラムレベルの物質を同定するのに生物活性を利用してついにはその構造決定までなしとげるなど現代生命科学の基本問題の多くが、免疫研究から提起されたことは、免疫系がいかに生命科学に普遍的な問題を包含しているかという証拠でもある。
本書は、免疫研究に携わる人々にとっては、複雑でしかも細分化して断片的にしか理解できなくなった免疫現象を系統的に考えるよすがとし、免疫研究の専門外の研究者にとっては生命科学の基本原理探求の一助となれば幸いである。