ここ50年間で、他のどの地域よりも際だった発展を遂げたアジアだが、世界的な貿易摩擦の激化、中国経済の成長力の弱まりなど、取り巻く環境は大きく変化している。地域全体で発展を遂げるアジアのダイナミズムは今後も維持されるのか。現在、最も勢いのあるベトナムを中心として、気鋭の研究者たちが様々な論点から検討する。
古代・中世から21世紀まで、日本列島でくりひろげられた経済社会の営みを、環境史や生活史などの新たな視点も交えて活写、世界経済との連関もふまえ、多様な経済の展開過程が、いかにして現代社会へとつながるのかをわかりやすく解説した、好評のスタンダード・テキスト決定版。
経済安保の実態に肉薄する最新分析。米国主導「戦時」の半導体戦略、中国のデカップリング対応と軍民融合発展戦略、外交孤立の台湾の選択、メガFTA掛け持ちのASEAN、アジア・ゼロエミッション共同体構想ー。本書は、東アジアの各国・地域のほか、西側陣営をリードする米国や「グローバルサウス(南半球を中心とした途上国)」の一角として発言力を強めるインドの動向を調査し、戦略物質の半導体をめぐる攻防や地域エネルギー安保の問題も分析。分断を超えてどのような経済安保戦略を構築すべきかを問う。
出世、結婚、学歴、家族ガチャ…。経済学でわかった「幸せ」の決定要因とはー
経済法とは何か、経済法学は他の法領域といかなる関係に立つかー。経済法総論の基礎となる諸法・諸規範に通底する法原理を、競争秩序、取引の自由という2つの概念に見い出し、経済法のすべてに通じる基礎的概念・理論の提示を試みる。
日常学習に最適ー圧倒的な情報量で、学習内容をもれなく丁寧に説明しているので、教科書の内容を確実に理解することができます。重要ポイントがひと目でわかるー学習の要点や重要用語を、太文字や色文字、下線などで示しているので、重要ポイントがひと目でわかります。図表・写真で楽しく学習できるー解説に合わせた豊富な図表や写真を掲載しています。複雑な学習内容でも視覚的に理解できるので、苦手な人でも楽しく学べます。政治・経済の理解を深められるー「トピックス」や「補説」欄では、本文の内容を掘りさげた解説を加えているので、政治・経済の理解を深めることができます。
コロナとマスクと社会科学のメガネ、多数決は素晴らしい、ロシアのウクライナ侵攻、経営分析に挑戦してみる、マッチング…など、授業風景11本+コラム7本。ついにシリーズ完結!社会科学のメガネで世界を覗く、ちょっと変わった授業の取り組み。
銀行預金や暗号資産をめぐる犯罪への対応…etc.急速に変化する経済犯罪の現状を踏まえ、最新の立法とその運用を見据えた待望の第3版。
大インフレ、バブル、世界金融危機、低インフレ・低金利、そして、ゼロ金利の解除、金融不安定化、インフレへの対応、中央銀行としての独立性の確保ー。連邦準備制度(Fed)は雇用の最大化、物価の安定を二大責務としつつ、いかにして経済・金融の変化に対処し、現在の姿にたどり着いたのか?そして、これから先に何が待ち受けているのか?連邦準備理事会(FRB)議長を務め、ノーベル経済学賞を受賞したベン・バーナンキが、自らの議長時代を含む過去70年間のFedの政策立案の歴史を解き明かす。あわせて経済環境が劇的に変化するなかで、21世紀におけるFedの金融政策の手段、枠組み、コミュニケーション戦略の劇的な変化、そして新たな課題を示す。また、量的緩和、フォワード・ガイダンスなど、世界の中央銀行の中でイノベーティブな政策を次々と先駆的に打ち出した日本銀行の政策についての評価も行う。
マクロ経済学の源流であるケインズ経済学をベースに、まず理解すべき基本を精選してまとめ、学びやすく使いやすい入門テキストとして幅広く好評を得た書の新版。各章をStory編とTechnical編に分けて解説し、直観的理解から確実な理解へと導く流れはそのままに、統計データを更新し、記述や構成を見直して、一層の内容拡充をはかった。2色刷。
15のテーマで社会の解像度がグンと上がる!図解、キーワード、深掘り説明でよくわかる。ウクライナ侵攻、円高・円安、異次元の少子化対策、ChatGPT、憲法改正。基本&時事はこの1冊があればOK!
中小企業診断士の受験指導歴43年のノウハウに加え、最新の出題傾向を踏まえたオリジナルテキスト。人気受験予備校のプロ講師による動画講義を無料で視聴可能。
経済学は効率性を重視する学問。しかし不効率や非効率、ときに負効率が連続する現実世界で本当に役立っているのか?本書では、従来の経済学とは逆転の発想で世の中の負効率な事象に焦点を当てそこに経済理論的な考えを導入。マイナスをプラスに転じる考え方を伝授する。