私なら9割の薬は捨てる。我が子には接種させないワクチン、患者思いの医者かどうかの見分け方など、二児の母でもある現役小児科医が本音で語る。
ポルトガル生まれのルドヴィカ(ルド)は空や広い場所を恐れている。両親を相次いで亡くし、唯一の家族である姉オデッテの結婚とともに、ダイヤモンド会社に勤める鉱山技師である義兄オルランドがアンゴラの首都ルアンダに所有する豪奢なマンションの最上階に移り住む。長年にわたりポルトガルの支配下にあったアンゴラでは、本国で起きた革命の余波を受けて解放闘争が激化し、1975年ついに独立を宣言。動乱のさなか、次々に出国する同国人の送別会のひとつに出かけた姉夫妻が消息不明となる。恐慌をきたし、外部からの襲撃を恐れたルドは、マンション内の部屋の入口をセメントで固めて、犬とともに自ら孤立し、自給自足の生活が始まる。その後、アンゴラは27年間にわたる泥沼の内戦状態に陥る。その間、屋上テラスのある最上階の部屋で、誰からも忘れられて一人で暮らすルドは、飢えと隣り合わせの日々のなか、自己と対話し、ありとあらゆる紙に、紙が尽きると今度は壁に、言葉を綴りつづける。一方、外の世界では、独立の動乱を乗り越えたさまざまな人間が、運命に手繰り寄せられるようにしてルドのもとへと引き寄せられていく。2013年度フェルナンド・ナモーラ文芸賞。2017年度国際ダブリン文学賞受賞作。
人気脳研究者による選りすぐりの科学知見。美男美女を見ちゃうのも、浮気するのも、み〜んな脳のせいだった!?
「絶対寝たほうがいい」と口を揃えて唱える科学者たち。読み終えたとき、眠っている間に何が起きているか全部わかる!「今わかっていること」を集約して睡眠の知識を体系化。睡眠研究世界・最新知見×最も効果がある超・熟睡メソッド。
よりよいサービスを開発していく上で、いまUXリサーチの重要性が高まっています。「作り手の思い込みではなくエビデンスに基づいて意思決定ができる」「ユーザーにとっての価値を、より開発の早い段階でサービスに反映できる」ということから、プロダクトマネージャーやデザイナーなど、多様な職種の人が、現場の課題や目的に応じて取り入れようとしています。本書は、そうした方に向けたUXリサーチの入門書です。UXリサーチの基本的な捉え方から、組み立て方、手法、組織の中で活用するための仲間の増やし方や仕組みの作り方まで、ひとりでも小さく始めて続けられるノウハウをまとめています。さらに、ケーススタディでは、現役UXリサーチャーが現場で実践している方法を7つの事例にもとづいて解説します。
本書はアニメ『はたらく細胞』の登場キャラクターたちが、ワクチンとおくすりについて分かりやすく解説しています。小学校中学年から。
変異するウイルス、繰り返された緊急事態宣言、解消されない医療逼迫ー。長期化するコロナ禍で、我々は感染症との闘いの難しさを思い知った。一方、人類も無力ではない。比類なきスピードで開発されたmRNAワクチン、変異株のゲノム解析、そして全症状に対応する治療薬。「終幕」へのシナリオは着々と描かれている。本書では、最新の研究成果を一望し、コロナ危機からの「出口戦略」を探る。
公衆衛生史上最悪ともいえる大惨事は、いかにして「広められた」のか。全米を巻き込み、大統領による国家緊急事態が宣言された「処方薬」によるドラッグ汚染“オピオイド”危機。依存性薬物に侵されたアメリカの実情に肉薄し、製薬会社の闇を暴くノンフィクション。
好きな人ができると、一日中そのことばかり考えてしまうのはなぜ?どんなに愛するパートナーがいても、人は浮気をしてしまう生き物なのか?別れ話のもつれ、ストーカー行為…愛が憎しみに変わるメカニズムとは!?恋の謎を解くために「恋に落ちたばかり」&「失恋直後」の人の脳をスキャニングする大実験が敢行された。見えてきたのは、理性ではコントロールできない恋の脳内反応。手に入らない相手に燃えるのも、セックス後の一体感も、愛が四年で終わるのも、すべては脳内ホルモンのなせるわざ。恋のミステリーがいま解明される。
ちょっとした知的武装が、あなたのゴルフを変える。そして、18ホールがもっともっと面白くなる。
うつ病患者の自殺衝動を抗うつ薬が強めるーこのショッキングなリスクの詳細と、それが最近まで十分に認識されなかった原因を、精神薬理業界の深部から告発する、SSRIユーザー必読の証言。
モーツァルト生誕250年記念でリリースされた、5枚組コンピレーション・アルバム。フェイド・アウト、フェイド・インなしで、モーツァルトのオール・ジャンルから、主要な名曲の聴きどころが揃う。