本書はLinuxシステムを組み込み機器上に構築するための解説書です。多種多様なアーキテクチャやハードウェア構成に対応するための実践的かつ詳細な情報を提供します。本書の内容は「GNUツールチェーンのコンポーネントの構築」「Linuxカーネルの選択、設定、クロスコンパイル、インストール」「ルートファイルシステムの構築」「記憶装置のセットアップと操作」「ブートローダのインストールと設定」「デバッグのためのツールとテクニック」など。取り上げている開発ツールがオープンソースのものであることも大きな特徴です。付録にLinuxカーネルのライセンスに関して、Linus Torvalds氏がメーリングリストに投稿したメッセージを収録するなど、Linuxのライセンスに関しても随所で触れています。
WindowsとLinux(UNIX)は、現在、OSの2大潮流として、広く実社会で利用され、これらのOS上でさまざまなプログラミングやシステム開発が行われている。本書は、プログラミングやシステム開発の実務で必要とされるOSの知識を提供することを目的とし、OSの基本機能に加え、いままでの入門書では触れていない、そして、いま必要されている新しいOS機能を盛り込んだ内容構成とした。特に、プログラミングの現場で役立つ知識として、ネットワーク機能、OLE、ネームスペース、オブジェクト指向、機能の分散化、セキュリティなどの技術を取り上げ、これらがOS上で果たす役割や機能について解説する。さらにJava、HTML、XMLや.NETなどの新しいプログラミングモデルについてもわかりやすく述べている。
Part1 OSの基礎知識
第1章 OSの役割
第2章 OSの変遷
第3章 OS理解のためのハードウェアの基礎知識
第4章 OSの機能構造
Part2 OSの基本機能
第5章 ブートローディングと初期化
第6章 メモリ管理
第7章 マルチプログラミング
第8章 プロセス・スレッドと共有資源
第9章 プロセス間通信と同期・排他制御
第10章 入出力と割り込み管理
第11章 通信制御
第12章 ファイル管理
第13章 APIとプログラムの実行環境
Part3 OSの先進機能
第14章 GUI
第15章 ネットワークサービス
第16章 セキュリティ管理
第17章 オブジェクト指向と分散処理
第18章 プログラミング環境
用語解説
Linuxのサーバとしての側面から、設定や運用のテクニックを紹介します。Linuxカーネルおよびシステムのチューニングからバックアップ、サーバに欠かせないssh、Apache、MySQLなどのオープンソースソフトウェアの応用まで広くカバーしています。本書は単なる使い方を示すのではなく、実際に必要になるテクニックを紹介しているため、既にLinuxサーバを運用している技術者には新しい発見があり、Linux初心者にはステップアップするためのよい手引きとなるでしょう。
システムへの不正侵入は後を絶たず、セキュリティ対策はシステム管理者にとって頭の痛い問題である。本書はシステム管理者が遭遇すると思われる200の問題とその解決策を示すレシピ集である。侵入の検知、アクセス制限、暗号化といった基本事項から、SSH、SSL、GunPGなどのツールの使用法まで、セキュリティに関する幅広いトピックをカバー。どんな問題でも必ず納得のいく「料理法」が見つかるはずです。ディストリビューションによるコマンドや設定の違いもフォロー。Red Hat、SuSE、Turbo対応。
世界中で問題になっているサイトへのDoS攻撃やサーバへの侵入による被害。こういった被害はなぜ起こるのか、悪意のあるクラッカーがどのように攻撃をしてくるのか、それを防ぐにはどうすればよいのかなどについて詳説。
部門サーバの基本事項を凝縮した1冊。単純にLinuxサーバの真価を発揮させる。ファイル共有(Samba)とデータベース利用(MySQL)の醍醐味。
基本から業務用テクニックまで網羅。ビギナーに嬉しい基礎テクニック満載。中上級者も使える高度なトピックも収録。第一線の技術者による執筆。ANSI C99のポイントを解説。多彩なトピックからテクニックを収録。ネットワークプログラミングがわかる。アルゴリズムやポインタも解説。64の分類で目的からすぐ引ける。One Pointで、さらにステップアップ。
「ディレクトリ案内図」を使えばインストールで迷わない!「画面遷移図」を見ればこれからつくるシステムがバッチリイメージできる!PHPとPostgreSQLを徹底的に使いこなせる!自社に必要なシステムを自社でつくるための実践的なノウハウが満載。
「テレビ録画ムービー」の再生、月額300円で「IP電話」使い放題、街の「ホットスポット」でネット接続、「無線LAN」でネットにつなぐ、「MP3」の再生ほか大技・裏技満載!仕事はもちろん、遊びに・趣味に使えるLinuxザウルスの超活用&カスタマイズBOOKです。巻頭特集では新型ザウルス『SL-C860』を徹底検証!(SHERP Zaurus SL-C700/C750/C760/C860対応)
日本IBMが書き下ろした次世代Linuxの技術体系。Linuxで飛躍したメインフレームからe-ビジネス・オンデマンドまで。
わが国の産業界を支え順調に成長してきた業界の姿と主要企業のプロフィール、最新動向を詳説。
標準搭載アプリ、定番アプリ、便利アプリで徹底チューニング。
パソコンのOSはWindowsだけではありません。Linuxでもインターネット、メール、ワープロ、表計算など、Windowsでできることはひととおりできます。Linuxがとくにむずかしいことはありません。はじめての方でも本書の解説にしたがって操作を覚えれば、簡単に使うことができます。
本書は、LPICレベル2資格取得を目指す方のための学習書です。以下のような特長により、資格取得のための対策学習を効率よく行えるように構成してあります。必要な情報を過不足なく記載。無駄なく効率的!適切な解説・豊富な用例によるわかりやすい説明!章ごとの練習問題で学習進度をチェック、巻末の模擬試験で総まとめ!切り取って使える試験直前チェックシートで最終確認。
本書は、Red Hat Linux 9.0Jについて、各種のネットワークサーバーを構築する手順を中心に解説したもので、マルチメディア機能や基礎的な操作方法の解説などは思い切って削除し、ネットワークサーバーの具体的な設定方法を詳しく紹介している。そのため、すでにある程度のUNIX/Linuxの知識を持っている方を対象とし、前半では、システム管理を行う上で必要となる基礎知識を簡単に紹介している。後半では、代表的なネットワークサーバーの構築手順について、サーバーの機能ごとに具体的な設定のサンプルを交えながら解説している。
Windowsの対抗馬ともいわれるLinux。2つのOSについて、それぞれ特徴を語られ異なる見方で評価されています。本書はUNIXの特徴を引き継ぐLinuxに関して、基礎的な使い方について、その方法と仕組みについて、技術書として淡々と述べるものです。観念的に理解するのではなく、しっかりとした理解を得られることを目的としたものです。「UNIX詳説 基礎編」という書籍が、UNIXの入門手引き書として好評を博しました(1984年に初版、1990年に改訂2版)。初版から20年、改訂2版から10年強。同書を引き継ぐLinux解説書の決定版です。
動的にWebページを生成するスクリプト言語PHP。いまその扱いやすさが注目されている。本書はホームページの基礎であるHTMLから、JavaScript、PHPまでをやさしく解説。動的Webページ作成のための基礎が学べる。