臓器移植の諸問題が解決した時代。交通事故で瀕死の重傷を負った作家が、手術の結果一命をとりとめた。ただし、胃袋はブタ、心臓はイヌ、肝臓はウマのものだった。その結果…。(条件反射) 宇宙中継用の有人通信衛星が開発された時代。男は、奇妙なものが衛星からのTV画面に映しだされるのを見て仰天した。なぜ、さきぼど青山墓地で脱ぎすてた自分のステテコが宇宙空間を漂っているのか…?(睡眠暗示) 脳の移植手術が可能になった時代。重態に陥った3人の大臣の脳が移植された。総理大臣の脳はゴリラに、外務大臣のそれはオットセイに、大蔵大臣のそれはウマに。そしてその結果、国会は…。(議会制民主主義)学の真髄を伝える〈心狸学〉〈社怪学〉全14講。
やっと、雨がやみました。はらっぱの土は、おだんごづくりにちょうどいいやわらかさになっています。りょうちゃんとさとちゃんが、どろだんごをどんどんつくって、ならべていると…。
(かわいい女の子がいいなあ。)かおにはどろ、からだには、しだのはっぱをつけて、ぽん、と手をたたくと…子だぬき達は、きもの姿の女の子に変身。初もうでに、みんなでくりだしたが、「あっ」タン子がころんでしまった!おしりから、ピョッコリしっぽが…
自然はいいぞー!頭上に輝く満天の星、小川や小鳥たちの澄んだ声、そんななかで思いっ切り汗をかいたらクヨクヨ悩んでいたことなんてみーんな吹っ飛んじゃう。さあ、思いっ切り自然へ飛びだそう。そのときは、この本を忘れずに野外生活のことならなんでもわかるそして、キミは冒険のヒーローだ。
幽霊とはなんだろう?本当にいるのだろうか?何時、何処に出るのか信じられないという人も多いだけど出あった人も多いのだ!この本ではまず幽霊の研究からスタートし、日本や世界の幽霊の話、体験を集めてみた最後まで読めばキミも幽霊にあってみたくなるはずだ!
ユカちゃんちのにわに、ねぼうのたぬきがながぐつにばけて、ひるねをしていました。「おくさま、たぬきじるなんか、どうかしら」ユカちゃんとカコちゃんが、こんなことをいって、たぬきつりをはじめました。5〜6さいむき。
「かいぶつがでたのです。たすけてちょうだい。」さかなにたのまれたたぬきのおじさんは、こわごわ、かわのほうへいってみました。すると、かわのなかからかいぶつがでてきました。さあ、たぬきのおじさんはどうするでしょう?
ばかしあいにかつのは、はたしてキツネか、タヌキか、にんげんか…。小学校低・中学年向。
カチカチ山にすむたぬきのボスは、いたずらをして、むらびとをこまらせてばかりいます。そこで、ニャロメは、バカボンやバカボンのパパときょうりょくして、たぬきのボスをこらしめます。みんなも、きょうりょくしてね!
まちへあそびにいったまま、ゆくえのわからない、こだぬきのポンタをさがしにでかけたニャロメとミーコちゃん。へんそうがとくいなポンタは、ヘンテコはかせや、バカボンのパパにばけて、なかなか、いえにもどりません。なぞなぞをしながら、きみもさがしてね!
町のはずれの山ぎわに、ばけもの寺とよばれる寺がある。五十年ものあいだ、だれもすんでいなかったが、ある日、新しい坊さんがやってきた。讃岐道禅という名で、たぬきにそっくり。モモコたちは「たぬき、どうぜん!」とさけんだほどだ。山は、鹿や野うさぎや山鳥の楽園だった。それが、ハンターたちにおいまわされて、動物たちが危機においこまれている。モモコたちとドウゼンさんは、山の動物たちをまもるため、ハンターたちに立ちむかった!小学中級以上。
昔ばなしのなかには、非常に深刻なものもあれば、悲しいもの、つらいもの…いわば庶民のくらしのすべてが反映しているものです。だから昔ばなしは、地域の鏡といわれてきたのでしょう。この集は、それらさまざまな話のなかで、ややのんきな、滑稽なものを選んでいます。