エイズ治療薬を求めて10年。迫真の地下治療ドキュメント。
異性間の性的接触によるエイズ感染が急増しており、日本人の間でも急激な感染拡大が懸念されている。本書は、エイズとの共存が進んでいるアメリカで、「女性とエイズ」をテーマに書かれ、話題になったもの。ともすると、「愛」といす名の下に、おこたりがちなエイズウイルスの感染予防の必要性を、脅威の真実を紹介し、そのノウハウを具体的に解説している。エイズ時代に、カップル必読の一冊である。
この本はエイズという病気についての本ではない。エイズウイルスが本来のハイリスクグループからいかに広範囲に広がったかを示す研究に基づいた本だ。われわれは本書で、個人としても社会としても、目下の爆発的流行という現実に対し比較的安心しているのではなく、予防を最優先事として全力投入しなければいけないこと、その理由と方法とを詳しくかつきわめて実際的に説明する。
異性間エイズ感染者として、宣告から死まで自己の内面と病いの意味をみつめ続けた日本人女性、そして共に生と死のプロセスを歩み、支えた夫の壮絶な記録。
エイズ、両親の性的暴力、友人の死…。14歳の少年が綴った感動のノンフィクション。
子どもたちのリアルな生活や姿、現状を写真によって訴えかける絵本。エイズで親を亡くしたウガンダの子どもたちの多くは小学校にも通えていない。そんななか、教育的支援を受けている子どもたちがダンスをはじめ、自信と未来への希望を持ちはじめる。
不朽の名作
『Derek Jarman's Garden』が、
製版のデジタルリマスターにより、
約30年ぶり待望の新訳復刊!
〈没後30年記念出版〉
*
映像作家デレク・ジャーマンの
詩的でクィアな庭づくり
〈庭の生と死が、いつしか
「ぼく」の生と死を映し出す??〉
*
1994年、AIDSでこの世を去った
映像作家のデレク・ジャーマン。
彼は晩年、イギリス南東部の最果ての岬、
原子力発電所にほど近いダンジネスに移り住む。
死の直前まで慈しみ育て続けた
プロスペクト・コテージの庭は、
いつしか彼の生と死を映し出し??。
写真家ハワード・スーリーの
美しい写真とともに綴られる、
ジャーマンの穏やかな日々と
秘められた激情。
庭や植物、友人たちや恋人たち、
自身の病と死について??
生前最後のエッセイを、
美学者であり庭師でもある訳者によって、
ついに新訳復刊!
※植物リスト付
漫画家の叶輝とパートナーの朝待夜駆の家の軒先に、ある日、やつれた子猫が連れて来られた。
連れて来たのは地域猫のキジトラ。
数年前からうつ病に苦しみ、休職を繰り返す朝待と家計を支える叶
そして、ある病気と闘う朔太郎。
辛いことの方が断然多い三人の、明るく幸せだった日々。
会社や社会で上手くいかずもがいている人、
飼い猫や野良猫との付き合い方を模索している人、
病気の家族を支えている人、
そんな人々に届いて欲しいホントに起きた物語。
漫画家の叶輝とパートナーの朝待夜駆の家の軒先に、ある日、やつれた子猫が連れて来られた。
連れて来たのは地域猫のキジトラ。
数年前からうつ病に苦しみ、休職を繰り返す朝待と家計を支える叶
そして、ある病気と闘う朔太郎。
辛いことの方が断然多い三人の、明るく幸せだった日々。
会社や社会で上手くいかずもがいている人、
飼い猫や野良猫との付き合い方を模索している人、
病気の家族を支えている人、
そんな人々に届いて欲しいホントに起きた物語。
「強くなりなさい。わたしのかわいいアベラ、強い子になるのよ」母の最後のことばだけをささえに、ひとりぼっちで生きている少女。自分とはまったく似ていない母から、のけものにされている気がして、愛情を信じられなくなっている少女。絶望的に傷ついたふたつの魂がであったときー。
本書はHIVウイルス発見に至るまでの経過やエイズ試薬の特許権をめぐる争いなどといった歴史的事項のほか、さらには精神面でのケアの問題までをも詳しく解説している。薬害エイズ問題のための基本文献。