本書は、この二〇年、著者がどうエイズ医療とかかわってきたかを記録したものである。
毎日、健康で過ごせるのは、免疫細胞が病気の原因となる菌やウイルスを撃退しているから。世の中のあらゆる外敵を見分けて幾重にも張り巡らした防衛戦で撃退する免疫システムを知れば知るほど身体の不思議な働きに驚きます。最新の免疫学の成果をもとに、免疫システムの精緻な仕組みを図解します。
HIV感染告知、両親の離婚、国との闘い、死がすぐそこにあった20年…。最後に見つけたものは勇気と希望。
エイズ治療薬を求めて10年。迫真の地下治療ドキュメント。
異性間の性的接触によるエイズ感染が急増しており、日本人の間でも急激な感染拡大が懸念されている。本書は、エイズとの共存が進んでいるアメリカで、「女性とエイズ」をテーマに書かれ、話題になったもの。ともすると、「愛」といす名の下に、おこたりがちなエイズウイルスの感染予防の必要性を、脅威の真実を紹介し、そのノウハウを具体的に解説している。エイズ時代に、カップル必読の一冊である。
この本はエイズという病気についての本ではない。エイズウイルスが本来のハイリスクグループからいかに広範囲に広がったかを示す研究に基づいた本だ。われわれは本書で、個人としても社会としても、目下の爆発的流行という現実に対し比較的安心しているのではなく、予防を最優先事として全力投入しなければいけないこと、その理由と方法とを詳しくかつきわめて実際的に説明する。
異性間エイズ感染者として、宣告から死まで自己の内面と病いの意味をみつめ続けた日本人女性、そして共に生と死のプロセスを歩み、支えた夫の壮絶な記録。
エイズ、両親の性的暴力、友人の死…。14歳の少年が綴った感動のノンフィクション。
子どもたちのリアルな生活や姿、現状を写真によって訴えかける絵本。エイズで親を亡くしたウガンダの子どもたちの多くは小学校にも通えていない。そんななか、教育的支援を受けている子どもたちがダンスをはじめ、自信と未来への希望を持ちはじめる。