フィリピン女性の運動とローカルな現実に根差した女性学研究、政策、教育実践。
育児を通じて男女の不平等が生み出されるのはなぜか。日本、フランス、スウェーデンの調査から“夫婦で育児”の肉声を伝え、これからの育児問題を解く鍵を示す。
フェミニズムとジェンダー理論の中国における実践と中国映画史研究・ジェンダー研究・大衆文化研究の交錯から生まれた新たな中国研究の可能性。
解剖学ヴィーナス、デカルトの頭蓋骨、腐敗屍体像にカタコンベ、奇形標本…あやしくも美しい、いかがわしくも魅惑的な、あっと驚く異形のコレクション案内。
日本でもまだ不十分なジェンダー平等に向け、いま教育ができることは何か。根強い男女ステレオタイプ化と性的役割分業観ーさまざまな不平等超克へ向け、いま教育ができることは決して少なくない。
日本では、政治の世界も経済の世界も、意思決定層は「日本人、男性、シニア」と極めて均質である。二〇一九年一二月、世界経済フォーラムから発表されたジェンダー・ギャップ指数で、日本は調査対象の153カ国中121位、過去最低の順位となった。女性リーダーの少なさが、下位低迷の大きな要因だ。海外各国では働く女性の現況に危機感を抱き、変化を加速させている。意思決定層に女性を増やさないと、日本は変わらない。いや、それどころか、このまま沈んでしまうー。四半世紀にわたって女性リーダーの取材を続けてきた著者が、国内外の女性役員にインタビュー。「生の声」には、これからの時代を生き抜くヒントが眠っている。
「テレビは見ない」「「YouTube」は見る」といった二者択一の議論ではなく、テレビを真正面から語るために、社会的な課題であるジェンダーやフェミニズムの視点からバラエティーとドラマを中心としたエンターテインメントコンテンツを多角的に問い直す。
まえがき 青弓社編集部
第1部 バラエティーとフェミニズム・ジェンダー
第1章 第七世代が浮き彫りにするテレビの問題点 西森路代
第2章 人気バラエティー番組でのジェンダーの“描かれ方” 清田隆之
第3章 テレビ史から見える女性芸人というロールモデルと可能性 西森路代
第4章 わきまえない女たちーー女性芸人とフェミニズムとエンパワーメント 西森路代
第5章 バラエティー番組の暴力性ーー性的マイノリティをめぐる表現から 松岡宗嗣
第6章 なぜワイドショーはずっとああいう感じなのか 武田砂鉄
第2部 ドラマとフェミニズム・ジェンダー
第7章 フェミニズムの視点を取り入れた日本のドラマの変遷ーー二〇一四年から現在まで 西森路代
第8章 坂元裕二、宮藤官九郎、野木亜紀子ーー三人の作家とフェミニズム 西森路代
第9章 『チェリまほ』とBLドラマの現在地 前川直哉
第10章 プロデューサー本間かなみに聞くーードラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』を作って [聞き手:西森路代]
第11章 フェミニズムから見る韓国ドラマクロニクル 佐藤 結
第12章 画面の向こうとこちらをつなぐ“シスターフッド” 岩根彰子
第13章 わたしのためではない物語に親しむーーマイノリティ、ジェンダー、テレビドラマと社会空間のあいだから 鈴木みのり
あとがき 西森路代
身体と、法・政治の〈いま・ここ〉をひもとく
日本において、「産むこと/産まないこと」をめぐる「性と生殖の自己決定権(リプロダクティブ・ライツ)」は、どう法律・政治過程と関わり合ってきたのかーーリプロダクティブ・ライツを否認する条項の存在、避妊ピルや中絶薬の普及の遅れなどが政治的課題として意識され、生殖補助医療への法的対応も迫られている今、あらためて、「個人的なこと」が「政治的なこと」であるという原点に立ち戻る。
性と生殖の権利の意義と歴史、国内外の制度の理解を通して、〈これから〉を考える
【編者】
ジェンダー法政策研究所(GELEPOC)
辻村みよ子(弁護士・東北大学名誉教授)
糠塚康江(東北大学名誉教授)
大山礼子(駒澤大学名誉教授)
二宮周平(立命館大学名誉教授)
【執筆者】
岩本美砂子(三重大学名誉教授)
林陽子(弁護士・元国連女性差別撤廃委員会委員長)
建石真公子(法政大学名誉教授)
石黒大貴(弁護士)
松原洋子(立命館大学大学院特任教授)
長村さと子(一般社団法人こどまっぷ代表理事)
小竹聡(拓殖大学教授)
齊藤笑美子(GELEPOC フランス支部長
はしがき(辻村みよ子)
1部 リプロダクティブ・ライツの意義と可能性
企画趣旨(糠塚康江)
1 政治から見る日本のリプロダクティブ・ライツーー優生保護法を巡る政治過程(岩本美砂子)
2 リプロダクティブ・ヘルス・ライツに対する国際人権法からのアプローチ
(林陽子)
3 憲法上の権利としてのリプロダクティブ・ライツの保護ーー「身体」に関する自由と尊厳(建石真公子)
2部 リプロダクティブ・ライツをめぐる日本のアクチュアルな問題
企画趣旨(二宮周平)
1 母になることを強制されないことーーフランス視察と内密出産/匿名出産(石黒大貴)
2 〈不良な子孫〉の出生防止と人権侵害ーー優生保護法の歴史から(松原洋子)
3 妊娠/出産を望む未婚女性たちと日本の現状(長村さと子)
3 リプロダクティブ・ライツと国際情勢
1 Dobbs判決の舞台裏(小竹聡)
2 「中絶の自由」が憲法に書き込まれた日ーー2024年国際女性の日(齊藤笑美子)
あとがき(大山礼子)
生き生きとしたジェンダーの学びの場を市民講座や職員研修でどう創っていくか。参加型体験学習の学びのファシリテーターとして第1人者である金香百合の実践をもとに考える。
第1章 共同保育所の創設とひろがり──働く母と子の権利を共同で守る
1-1 保育所づくりの波
1-2 共同保育所の運営
1-3 共同保育所で育つ父母と保母
1-4 保育所づくり運動の組織化と自治体交渉
1-5 保育所づくり運動の意義をめぐって
第2章 保育所運動が変えた保育行政──共同保育所への助成と公的保育の充実をもとめて
2-1 保育所づくり運動から保育所運営をめぐる運動へ
2-2 共同保育所運営の改善をもとめて
2-3 だれでも入れる保育園をもとめて──名古屋市公立保育園父母の会と自治労の保母たち
2-4 公立保育園運動と共同保育所運動の協働 -1・19闘争と保母の大幅増員ー
2-5 保育所運動が生み出した成果
第3章 共同保育所から小規模認可保育所へ──共同保育理念のさらなる展開
3-1 共同保育所から小規模認可保育所へのみち
3-2 愛知県共同保育所連合会と認可問題
3-3 小規模認可保育所の組織化
3-4 共同保育所運動と障がい児保育の展開
3-5 多様な保育要求にこたえるために──共同保育理念の継承とその発展
第4章 共同保育所運動を支えた保育理念と保育実践──子どもが育ち、親が育ち、保母が育つ
4-1 乳児集団保育の理論づくりー1960年代〜1970年代ー
4-2 乳児集団保育をめぐる三つの課題
4-3 乳児集団保育の保育内容と保育方法の構築
4-4 共同性の発展
竹中恵美子を知っていますか?竹中恵美子の「女性労働研究」に出会った人たちが、その出会いをどう受けとめ、自身の実践や人生にどのような影響を受けたのか、熱く語る。
職場のいじめをなくし、より良い人間関係の中でやる気を高めるための必携マニュアル。