毛越寺・六義園・小石川後楽園・三渓園・有楽苑・永保寺・玄宮園・円満院・西芳寺などを紹介。付録として、名勝指定庭園一覧・重文指定の茶室一覧を付す。
伝統美の世界へあなたを誘う日本庭園。なぜ美しいのか、その隠されたその仕組みがわかる観賞ガイド。これだけは知っておきたい用語/見ておきたい名園35付き。
紅茶のいれかたのかんたんレッスンから、ティーセット選び、お菓子の作り方、そして、イギリスでのティータイム体験のあれこれ。毎日のティータイムがぐんと楽しくなる一冊。
近年、飛鳥地域や平城宮・京跡では、7・8世紀の初期庭園の発掘が相次ぎ、その規模や構造が明らかになってきた。これらの庭園の起源を中国の神仙思想に求め、さらに浄土世界の現出へと変容していった古代庭園像を考古学・文献史学・中国思想の視点から明らかにする。
「描きたいんだ。ローズマリーだけじゃなくて、きっとあんたのことも」日本から戻ったものの、エリックの巧みな工作に妨害され、謎解きを進めることができない時弥。しかも、意識をアンディの記憶とシンクロさせた時、「ローズマリーの肖像画」が燃やされた瞬間を視てしまう。だが誓いを破り、ついに描く決意を固めた時弥を、アンディにとり憑かれていた画家サヴァンの悪意が襲う。そして、新たにもたらされた意外な真実とは…!?生者と死者それぞれが胸に抱く狂おしいほどの執着、時計じかけのホーンテッド・アフェクション。
石の組み方、庭木の植え方、ホーキ目のつけ方、水のあるなし…等々「日本庭園」を見る時、それぞれの意味がわかるようになる本。
「ローズマリーの肖像画」が見つかった。絵はアガサの自画像「追想」の下に描かれていたのだ。上書きされた絵を洗浄するまでの猶予期間がもうけられ、サヴァンの妄執と闘いながらも、絵筆をとりキャンバスに向かう時弥。この世にアンディを引きとめたローズマリーを、その特別な色を、その特別な線を思い描いてー。アンディが望んだ絵、望んだ願いを時弥は描き出せるのか、そして喪われたブルーダイヤモンドを手にする者は…!?時計じかけのホーンテッド・アフェクション、ついに感動の完結。
流行作家カレン・リースのニューヨークの邸内に美しい日本庭園が造られた。だが、結婚を控え、幸せの絶頂にあった彼女が、その庭をのぞむ一室で怪死を遂げる。窓には鉄格子がはめられ、屋根裏部屋へ通じる扉は開かず、事件現場に出入りした者は誰もいないようにみえた。密室と思われる状況下の悪夢の死。名探偵エラリイ・クイーンの推理はすべての謎を解明できるのか?日本のすべての読者に捧ぐ“国名シリーズ”最終作。
簡単でいい加減で、でもちょっと可愛い庭園鉄道「欠伸軽便鉄道弁天ヶ丘線」。オーナの思い入れと地道な工作が、その発展を支えています。人生を楽しむ作家・森博嗣が綴る「模型のある生活」。
大都会にエアポケットのように存在する「古い庭園」を荒らした罪の償いに、幼い兄と妹はブナの精から一夜のうちに自然界を経めぐる旅を命じられる。大地の母、海の父、太陽、風の塔のもとへと幼い二人の旅は、宮沢賢治を彷彿とさせる宇宙的広がりをもって展開される。児童文学の粋を越えたロングセラー「メルヒェン」。
「真剣に遊ぶ」こと、そしい「自分が満足する」こと。簡単なようで、これは非常に難しいー「欠伸軽便鉄道」の社長であり、小説家でもある森博嗣の「趣味道」驀進の記録。人生を楽しみたいすべての人に。
ニューヨーク世界貿易センタービルの崩壊は、建築における近代合理主義の崩壊を象徴していた。1995年の阪神大震災は、近代都市の脆弱さを露呈した。都市風景の破産は進行し、20世紀都市は敗滅したのではないか。都市と建築の再生は可能か。阪神大震災の死者への鎮魂の思いと反省から、新世紀の都市は癒しの空間として構想されるべきであろう。東洋の叡智に学んだ庭園を主体とする「庭園曼荼羅都市」を提案する。