●解離という複雑多岐な現象を、バランス良く考察する。著者による理論の紹介は臨床的事実への関心をかき立て、事実の呈示は理論的興味を刺激する。著者の視点が確固としており、全体として一つのストーリーのように読める。理論書としても、臨床の手引きとしても、また資料としても優れた一冊である。
●目次
序文/はじめに
イントロダクション1──解離とは何か?
解離や多重人格──こんなに不思議で興味深い現象があるだろうか?/哲学者も解離現象について考えることはほとんどなかった解離の不思議さはつまり「催眠現象」の不思議さでもある/解離を理解する人びとは徐々に増えているが、しかし……/精神科医も誤診の一端を握っている/他
イントロダクション2──解離のための心のモデル
別人格とは、いわば夢の中の自分のようなものである/解離は生活の隅々にまで及んでいる可能性がある/解離はとっさの事態への「固まり反応」としても理解できる/これまでの心のモデルでは解離は十分に説明できない/人間の脳が「モジュール的」であるということ/他
第1章 解離の概念が広まることで何が変わったのか?
解離の概念は臨床場面をどのように変えたか?/今後の研究のゆくえ──神経ネットワークモデル/他
第2章 DID(解離性同一性障害)とは何か?
DIDをめぐるアメリカの状況/わが国における状況/DIDの持つ現代的な問題点──schizophreniaとの鑑別をいかに行うか?/他
第3章 DIDとBPD(境界パーソナリティ障害)──スプリッティングの概念を中心に
はじめに/精神病症状から解離へ/精神病から解離への読み替えが意味したこと/解離におけるスプリッティング/スプリッティングは、BPDの理解のためのキーワードである/スプリッティングの本来の意味/スプリッティングと比較した解離の特徴/他
第4章 解離における自傷行為
従来のとらえ方──行動化としてのリストカット/外傷と解離の文脈での自傷行為/リストカット──最近の知見/他
第5章 DIDとschizophrenia(統合失調症)との関係──解離における創造性の見地から
解離性障害とschizophreniaは最初から混同されていた?/「解離性の妄想」と「真性」の妄想との違い/「解離性の妄想」の創造性と恣意性/他
第6章 どのような外傷やストレスが病的な解離を生むのか?──「解離を生むようなストレス」という概念について
そもそも解離を生むような外傷やストレスは「特殊」なのか?/「日本型」の解離性障害はあるのか?/他
第7章 日本におけるDIDの病理(1)
帰国後最初の5症例との体験/日本の父親は虐待に加担していないのか?/「解離を生むようなストレス」としての「日本的な母子関係」?/「関係性のストレス」と母親の過干渉/「母親の過干渉」vs.「子どもの側の幻想」
第8章 日本におけるDIDの病理(2)
解離性障害の成因として指摘されてきた幼児期の虐待/日本での臨床を通じての経験/わが国における幼児期の虐待の特徴/他
第9章 DIDの治療
治療にあたっての基本的な考え方──何を「治療」するのか?/治療の中身としての地道な「つなげる作業」/薬物療法/入院治療/パートナーや配偶者の治療者としての役割/他
第10章 私のDIDの「治療歴」を振り返る
先立つ日本での体験/DIDの患者との出会い/そして10年後/DIDを何にたとえるか?/他
付章 鼎談「日本での解離の臨床について語り合う」
参考文献/あとがき/索引
●著者長年の臨床経験を一望にするケースを現在の視点からのコメントを付 して集成。 さらに小此木啓吾によるスーパービジョン「盗み,乱暴,虚言,おもらし,糞漏等の問題をもつ6歳男子のケース」や,村瀬嘉代子・川畑友二との座談会「子どもの臨床と人類の未来を考える」を加えた,充実の著作集別巻。
* * * * * 「座談会」より * * * * *
子どもたちのあり方あるいは環境について,ということですが,基本的に大切な事柄というのは,どんなに時代が変わっても,社会が変わってもあるんじゃないかということですね。そのことをしっかり認識するということが大事だと思うんですね。大雑把にちょっとそんなことを思いますけど。今も昔も基本的なことは変わっていない──これは意見が分かれるところかもしれないけれど──家庭もほとんど崩壊してしまっているようにみえるんだけれど,それでも人間は家庭のなかで育つのが原則と思いますよね。基本的に親子関係,家族というもののなかで,生まれ育つわけですが,一方で,その家庭のあり方が社会の変化につれて変わってきているという面がある。だから,それは十分には残っていないのかもしれないけれど,原理原則からして基本的にいって変わり得ないものというのはあるかもしれませんね。そこが戦いの場になってくるのではないかという感じがしますよね。(中略)私たち一人ひとりが己の人生の意味を問い,かつ,なすべきことをしなければならず,同時に人類とその未来についても同じ作業をしなければならないでしょうね。そして,さらには人類の未来を背負うことになる子どもたちを大切にすることの意味に真摯に向かい,それについてなすべきことを今,しっかりとやり遂げなければならないと思います。
●目次
序章 本当に子どもは変わったのか
第1章 幼児期・児童期
1 叔母のおなかの中の赤ちゃんに脅える子
2 けもののように叫びつづける子
3 ホスピタリズムの子
4 心気的訴えを中心としたケース
5 排泄訓練もできていない重症ケース
6 母親との戦いに死をかけた子
第2章 思春期・青年期
7 世の中を分かりすぎた少女
8 親の進学熱にうちのめされた少年
9 斜頸および種々の問題行動を示した子
10 突然,親に乱暴をするようになった少年
11 種々の問題行動を起こしたケース
第3章 ケース検討
盗み,乱暴,虚言,おもらし,糞漏等の問題をもつ6歳男子のケース
付章
座談会:子どもの臨床と人類の未来を考える
初出一覧/あとがき
セクシュアル・マイノリティとは、同性愛、両性愛、性同一性障害など、典型的なセクシュアリティとは異なるセクシュアリティのあり方を示す人々のことをいう。セクシュアリティのありようが少数派であるがゆえに、偏見にさらされ、生きづらさを抱えることも多いため、セクシュアル・マイノリティの人たちの心理的支援へのニーズは、顕在化しにくいが多大にある。人口の数%程度を占めるといわれる彼・彼女らに、臨床の場においてもそうとは知らずに出会う可能性、もしくは出会っている可能性は大きい。多様なセクシュアリティを示す人々を理解し、受け止め、支えるための1冊。
●知的・自閉性障害をもつ子どもの理解の仕方と対応が,乳幼児期から思春期まで丁寧に書かれている。そして常に,現実には子どもと家族が存在していること,障害をもっていても心は人格発達理論に沿って育つこと,だから早期からの家族を含めた心を支える療育的支援を疎かにしないことが,本書の要となる視点である。
■解説
1970年後半,世界の自閉症事情は変化し,わが国では親の会が,「自閉症は障害である」と認めたことなどを背景として,一気に自閉症についての考え方は変化してきた。ただ以前となんら変わらないのはそこに生きる子どもたちであり,親の子育てに戸惑う姿である。長い年月のなかで,多くの子ども,親,そして現場で実際に働く保母,教師,施設の援助者たちに学ばせていただいた。医師は患者の断片的な姿に接するだけなので,いかに専門家であろうともつい本当の姿を見逃してしまいやすいのだが,その間隙を埋めてくれる人びとの真実の言葉は実に貴重である。知的障害,自閉性障害ともに今後もさらに研究は進むだろうし,とくに遺伝子的研究は否応なく手掛けられていくだろう。予防,治療につながる研究であるならば盛んにやってもらいたいが,同時に何があっても,現実には子どもと家族,人間が存在していること,その子どもはたとえ障害をもっていても,その心は人格発達理論に沿って育つということ,したがって早期からの家族を含めた心を支える療育的支援を疎かにしてはならない,ということを強調したい。(「まえがき」より)
●目次
はじめに
第1部 乳幼児期
第一章 障害の早期発見,早期対策
知能、情緒の発達障害を認めるまでに/障害の早期発見、早期対策/乳幼児健康診査の重要性
第二章 乳幼児期早期のかかわり
スペシャルニーズをもつ子どもたち/乳児期にもっとも必要なことーー初歩的コミュニケーションを育てる/乳児期後期から幼児期早期までの親の焦燥
第三章 幼児期の療育活動
障害リスク児と子ども集団/どういう集団が今、この子どもに必要なのか/具体的な療育指導の進め方/療育の基本は遊びと生活である
第四章 幼児期の多動
多動といわれる子ども/絶えず動きまわっている/親の呼びかけに反応しない/幼児期が終わっても落ち首かないーー脳波検査の必要/母親の言葉
第五章 幼児期の情緒混乱
心身の外界適応力の低さ/衝動、攻撃性の出し方の未成熟さとまずさーー自傷、他害/感覚機能の敏感さ、鈍感さ/理由のわからない情緒混乱/こたわり、固執傾向について/身体的・運動機能的諸問題
第2部 学童期・思春期
第六章 障害児が大人になるまでに
幼児期が終わって/思春期の混乱と成長/大人になる
第七章 障害児教育の心
障害と共によりよく生きること/障害児教育には継続性が必要である/「申し送り」と、複数担任の場合は最低一人は継続することの重要性/心を育てながら、その上に知識や技術を積み重ねていくこと/学級を変えるということ
第八章 障害児と家族
きょうだい(同胞)/父親/母親の就労
第3部 自閉性障害
第九章 自閉性障害とは
「診断」「鑑別診断」についての疑問、混乱/折れ線現象ーー小児期崩壊性障害/「目閉的特徴」の消長/「自閉症」という先入観なしに乳幼児期を育てられた障害児
第十章 「自閉性障害」の理解と療育
「自閉性障害」を理解し、その育ちを援助するために/自閉性障害児・者の人間や外界を感じたり、関係をもつ特徴/言葉のハンディキャップ/知覚的過敏さ/「こだわり」について再び/自閉的防衛機制/知能程度の比較的高い自閉性障害児・者/自閉性障害児・者の自我機能
第十一章 自閉性障害児・者への医療的ケア
第十二章 親の心
「自閉症児・者親の会」のこと/「親の自主性」の大切さ/「子どもに寄り添うーー親と子
●診断のつけ難い統合失調症周辺の症例を検討する
●重症の対人恐怖症、離人症と統合失調症の間には多様な症例があり、診断も難しく医師によって意見が分かれ、様々に論じられてきた領域である。本書ではこうした診断のつけ難い領域にある種々の症例を取り上げ検討する。
●目次
第 I 部 面接による患者理解
序章 会話による理解とその研究
第一章 精神と身体
第二章 精神医学における精神病理学と生物学的精神医学ー統合失調症を中心として
第 II 部 重症の対人恐怖症および離人症
第三章 視線恐怖と自己視線妄想ー思春期妄想、重症対人恐怖症
第四章 離人症状ーその統合失調症、うつ病および神経症における意味
第五章 重症の離人症ー内因性若年無力性不全症候群例と「自然な自明性の喪失」症候例との比較を通して
第六章 ドゥ・クレランボー症候群
第 III 部 統合失調症
第七章 統合失調症像の時代による変遷
第八章 「自分が異常である」と訴える統合失調症について
第九章 統合失調症と「重症」離人症との連続性についてー離人症状及び思考の聴覚化を手懸かりとして
第十章 思春期妄想症の重症例と統合失調症との関連について
あとがき/索引
『解説』
統合失調症は「病識がない」ため、自ら治療を求めることは少ないと言われてきた。離人症、および対人恐怖症と統合失調症との関連を考えさせられる例の中には、自分の状態を何とか改善したいと自ら治療を望む症例もある。そうした例を以前論文に著したことがあり、今回、その一部を集めた。(中略)
現在のわが国における精神医学界には、ICD(国際疾病分類)やDSM(米国精神医学会による診断と統計マニュアル)が普及し、学会とか役所に提出する文書はこうした基準による診断を付さなければならないことが多くなった。たしかに同じ症例をある人はA、ある人はBといったように、診断が分かれることがあるため、あらかじめ項目を決めておいて、この五つのうちの三つ以上の項目にあてはまればA、といったように約束事を作っておけば意見の分かれることは少ない。そうした操作的診断は、生物学的研究とか統計的研究には便利であるし、そうした方法により、たとえば薬物の開発が進むならばそれはそれでよいことである。
一方ではそうした操作的診断法によると、病気の本質とまでは言わないまでも、病気の輪郭がイメージしにくい欠点はある。改訂を重ねれば、そうした欠点も次第に克服されることを期待するのであるが、なかなか期待通りには進まない。そこで精神科の場合多くの臨床医は公式(?)用のICD、あるいはDSMの他に、日常診療では伝統的診断名も使っている。いわば精神科医の二重帳簿、あるいは多重帳簿である。(中略)
重症の対人恐怖症と統合失調症、重症の離人症と統合失調症の間には種々の症例があり、具体的症例では診断一つとっても医師によって意見が分かれ、さまざまに論じられてきた領域である。ICDやDSMに則ればすぐに決着はつくかもしれないが、それだけでは誰も満足しないというような症例が位置する領域である。われわれは日頃、「自分は他人とは違う固有の存在である」と当たり前のように思っている。しかし、その感覚が危うくなることもあるということを、それらの症例は教えてくれるのである。(「序章」より)
薬のこと、病院の選び方、再発しないための方法まで、診断されてから知りたいうつ病のすべて。
わが子のスイッチオンを見るために親ができること。小学校の高学年から、中・高生の子どもの勉強のやる気の本。チェックテスト付き。
陰茎は、その機能をできる限り引き出し維持するためには、正しい扱い方を体得することが必要だ。また、パートナーの心身を傷つける凶器としないためにも、道徳と品格、相手を思いやる礼儀を養った上で使えるようにすることも重要である。しかし現代の性教育では、重要なポイントにはほとんど触れず、青年期の誤った扱い方による射精障害や勃起障害も増加している。また性行為の前に絶対に必要な心の育成も欠落している。本書では、性機能と生殖医療の専門医が、それぞれの年代での性生活・射精生活の心構え、現れやすい問題と対策を解説。思春期から中高年までの各年代を読み通すことで、医学的に正しい陰茎の扱い方や、生涯にわたり性機能を維持する方法を知る。
ADHDやASD、LDなどの言葉の意味から診断基準…どんな学校や会社を選べばいいのか?発達障害への社会の取り組み、法律の内容まで全部わかる決定版。
思春期の子にとって、親の助けは干渉、心配は子ども扱い、忠告は親のエゴだ。助けようとすると恨まれ、導こうとすると拒まれるとき、どんなふうにコミュニケーションをとればいいのだろう?争いを避け、尊重しあって共に生きるためのコミュニケーション・スキルを教える貴重な一冊。世界的ベストセラー『子どもの話にどんな返事をしてますか?』の思春期版。
筆者は,子どもから大人まで診るベテラン精神科医として知られる。その四十年以上にわたる臨床経験から,クライエントの生活を支援するための支持的な面接を中心に,本書には「筆者の考える精神療法の基本」が述べられている。
筆者は支持的精神療法について,「その人の生き方・考え方を変えようとするのではなく,『今,一生懸命に生きている,その人を支える』もの」であると述べる。そして,経験に基づいた面接の定石から,日常臨床で遭遇するピットフォール;落とし穴,思わぬ危険,さらに精神科臨床では不可欠な,クライエントの症状の把握から病名・診断の過程,薬や環境調整の考え方まで,日常臨床に応用可能な精神科医としてのtipが全編で語られる。
筆者は支持的精神療法について,「その人の生き方・考え方を変えようとするのではなく,『今,一生懸命に生きている,その人を支える』もの」であると述べる。そして,経験に基づいた面接の定石から,日常臨床で遭遇するピットフォール;落とし穴,思わぬ危険,さらに精神科臨床では不可欠な,クライエントの症状の把握から病名・診断の過程,適切な薬の処方のコツまで,日常臨床に応用可能な精神科医としてのtipが全編で語られる。
序にかえてー「こんなふうに考えてみたらどうだろうか」
□第一部 精神科面接の基礎となること
支持的な面接のピットフォール
精神科医として自戒していること
貧困と孤立とこころの臨床
思春期・青年期を診る精神科医としての私の課題と難題
社会のなかに生きる,「自閉症」のある人たち
小児期の発達障害支援の原則
就労支援という精神療法
□第二部 大人の発達障害とトラウマの臨床
大人の発達障害と精神療法,そして森田療法
精神病状態を反応性という視点から考えてみたらどうだろうかー統合失調症と自閉スペクトラム症
大人のトラウマの臨床から見えてくるもの
精神科臨床における大人の愛着障害
人薬・時薬・楽薬ー若者と支援者へのメッセージ
追悼・中井久夫先生
[対談]児童・思春期臨床で一番大事なことー発達障害をめぐって/本田秀夫・青木省三
日本では赤頬思春期として知られるBolbbalganが最新ミニアルバムでカムバック!
<収録内容>
1. Goodbye my love
2. snowball
3. I have no choice but to love
4. Miss u dear
5. Love
メンタルヘルス(=人の心の健康)を支える力は、ライフサイクルの中で養われ、人と人とのネットワークの中で維持される。本書は、そのような健康な力を育むメカニズムを学ぶとともに、破綻の結果として生じる精神疾患のあらましを知り、生活の場において生じる問題の現状と対策を考えていく。ライフサイクルとメンタルヘルス、ストレスの理論、ストレス・コーピングの実践、精神疾患、災害時とメンタルヘルス、自殺とその予防等のテーマを取り上げる。
1.メンタルヘルスとは何だろうか 2.ライフサイクルとメンタルヘルス(1)周産期・乳児期・幼児期 3.ライフサイクルとメンタルヘルス(2)児童期・思春期・青年期 4.ライフサイクルとメンタルヘルス(3)成人期 5.ライフサイクルとメンタルヘルス(4)老年期と人生のしめくくり 6.ストレスの理論 7.職場とストレス 8.ストレス・コーピングの実践 9.精神疾患(1)心の病とはどんなものか 10.精神疾患(2)脳の機能変調と精神疾患 11.精神疾患(3)不安とその周辺 12.精神疾患(4)ストレスとストレス反応 13.精神疾患(5)アルコール依存症と薬物乱用 14.災害時とメンタルヘルス 15.自殺とその予防
夜泣き、鼻出血、増えない体重、止まらないしゃっくり、便の色が悪い、頭の形が悪い、やる気がない、長引く咳、よく熱を出す、etc…何気ない症状に潜む危険を見逃さない!
日本人の食事摂取基準(2020年版)、日本食品標準成分表2015年版(七訂)準拠。『保育所保育指針』(2018年)、『授乳・離乳の支援ガイド』(2019年改定版)、『保育所におけるアレルギー対応ガイドライン』(2019年改訂版)など、子どもの食に関わる基本的なガイドライン等の内容を盛り込むとともに、諸研究で明らかになった最新データを加えて、改訂。