日本臨床腫瘍学会編集によるガイドラインの改訂版.日本医療機能評価機構「Minds診療ガイドライン作成の手引き2020」に準拠し全面改訂を行った.造血器腫瘍・固形腫瘍の薬物療法の副作用として起こる発熱性好中球減少症(FN)は,対応が遅れると致死的な状況に陥ることもあり,がん診療に携わる医師・スタッフは適切な対応を知っておく必要がある.評価,治療,予防の3章に分け,各章「解説(総論)+CQ」という構成で解説.また,FNに限らず,がん薬物療法時の感染症予防,ワクチン接種などの疑問にも答えている.
「生物多様性の維持がいかに人類の健康で文化的な生活のために必要か」をテーマに、生物多様性の喪失が人間の健康に与える潜在的脅威の全てを考察した初めての本。人間の豊かな生活が原因で起こる危険について警告している。
刊行によせて/序文/訳者序文
第1章 生物多様性とは何か?
種絶滅率の測定/二次的な絶滅/個体群と遺伝的特性の喪失/結び
第2章 人類の生活が生物多様性に与える脅威
陸上における生息環境の消滅/海洋における生息環境の消滅/淡水域における生息環境の消滅/天然資源の乱獲/移入種問題/感染症の脅威/環境汚染/紫外線(UV)/戦争や武力衝突が環境に与えるダメージ/地球規模の気候変動
第3章 生態系サービス
生態系サービスの特徴/生態系サービスの経済的価値/生態系サービスにとっての脅威/結論
第4章 自然界からの薬品
なぜ天然薬品なのか/天然産物の医薬品としての歴史/薬発見の伝統的な医療の役割/南米土着の医薬/いくつかの天然由来の薬品の概観/工業国でのハーブ治療薬/医薬品の可能性のある食品/殺虫剤および防かび剤としての天然産物
第5章 生物多様性と生物医療研究
医科学研究の歴史概略/生医学研究における動物と微生物の役割/結論
第6章 絶滅危機にある医学上有用な生物
両生類/クマ類/霊長類/裸子植物/イモガイ類/サメ類/カブトガニ類/結論
第7章 生態系の攪乱、生物多様性の消失および人間の感染症
生態系の攪乱と感染症への影響/媒介者、病原体、宿主の多様性と人間の感染症/生物的制御/種の搾取とブッシュミートの消費/気候変動と感染症への影響/結論
第8章 生物多様性と食料生産
歴史的背景/農業/家畜(酪農?)生産/水生態系からの食料/結論
第9章 遺伝子組み換え作物(GM作物)と有機農業
遺伝子組み換え食品/有機農業/複合農業/結論
第10章 生物多様性の維持のために一人一人が何を為すべきか[提案の章]
自分たちの地球に何をしているのか?/なぜ浪費は止まらないのか?/生物多様性を保全する方法/多くの声が当局を動かした実例/すばらしい業績を残した個人活動家/生物多様性の維持に貢献ー私たちができる10の事柄
「人間とは何か」を考える。そのとき、霊長類学の成果に触れることを勧めたい。あまり一般に意識されないが、先進諸国のなかで野生のサルがすむ国は日本だけだ。アメリカザルとかフランスザルというのは存在しない。そうした文化や自然の背景があって、日本人はサルについてよく知っている。深い興味を寄せてきた。それが追い風となって、霊長類学は、日本が世界の一線に立って発信し続けてきた稀有な学問である。
本書ではPT・OTを目指す学生にとって必要十分な小児科学の基礎的知識を学習できるようになっています。基本構成は前版を踏襲しつつ、臨床での治療活動における重要度から小児の神経疾患、心身医学的疾患、虐待などの項目を刷新して、さらに充実度を高めました。
診断の基礎を凝縮した1冊! 最新知見で改訂病理学のエッセンスを簡潔にまとめたテキスト最新版。臓器病変の肉眼写真、細胞像などのカラー口絵付。看護、臨床検査、薬学、リハビリなどに最適なテキスト。
1.総論
1.病理学の概要
2.病因論
3.先天性疾患、遺伝病
4.細胞・組織傷害
5.物質代謝障害
6.修復と再生
7.循環障害
8.炎症と感染症
9.免疫と免疫異常
10.腫瘍
2.各論
11.循環器系
12.呼吸器系
13.消化器系
14.造血器系
15.泌尿器系
16.生殖器系
17.運動器および軟部組織系
18.内分泌系
19.脳・神経系
20.皮膚・感覚器系
この鑑別で合っているのか…?そんな不安の手助けに!著者の豊富な臨床経験から導かれた肺炎診療のコツをまとめています!困ったときの一冊!
主要目次:
1.感染性生物(序論:寄生生物,病原体,免疫/ウイルス/細菌/真菌/原虫/蠕虫(寄生虫)/外部寄生虫/プリオン/疾患:重篤度と感受性)
2.免疫系(防御,免疫,免疫系/外部防御:侵入と排出/自然免疫/寄生体が自然免疫をかわす仕組み/自然免疫による病気/免疫不全1:自然免疫の一次免疫不全/獲得免疫:序論/B細胞と抗体/T細胞とMHC/抗体応答/細胞性応答/免疫応答と免疫記憶の制御/病原体はどのようにして獲得免疫から逃れるのか?/獲得免疫による疾患1:過敏症/獲得免疫による疾患2:自己免疫/免疫不全2:獲得免疫の一次免疫不全/免疫不全3:二次免疫不全とAIDS)
3.宿主と病原体の均衡(疫学/感染症対策:ワクチン接種/感染症対策:化学療法/感染症対策:公衆衛生施策/ウイルス感染症およびプリオン病と免疫/細菌感染症と免疫/真菌感染症と免疫/原虫感染症と免疫/蠕虫感染症と免疫/外部寄生虫と免疫/新興感染症)練習問題の解答
臨床で出会う頻度の高い疾患を中心に、日常的にカルテ・レポートに記載することの多い用語・分類・基準値・重症度基準・エコーサイン・疾患にかかわる手術・治療用語について取り上げた。著者の施設の技師たちが持ち歩く自前の虎の巻を1冊に凝縮させた、誰にでも役立つポケットブック。
SDGsの先へ 地球規模の課題解決に向けて
地球上の環境変化は、時空間的に離れたところへ波及し、思いがけない影響を及ぼし合う。そこで、地球規模の課題をシステム全体にわたって捉えるために用いる概念がプラネタリーヘルスである。プラネタリーヘルスは、環境破壊が私たちの健康や幸福に及ぼす影響を理解し、数値化して、人間と自然とが将来にわたり継続できるよう解決策を生み出すことを目指す。本書では、気候変動、災害、汚染、生態系の現状と、それに起因する人間の感染症や様々な疾患、メンタルヘルス、さらには移民、紛争、人口、食料、公平性の問題、エネルギー、都市化、経済、幸福、倫理などの幅広い視点から、事例のつながりを浮き彫りにする。新型コロナウイルス感染症もまさにプラネタリーヘルスの課題といえ、エピローグで取り上げている。今と将来に生きる、人類とすべての生き物を含む地球全体の未来のため、分野を超えた考え方を学べる。
疾患ごとに複数の典型例を掲載!さらに非典型例や鑑別疾患など、さまざまなパターンから疾患を学べる!よく出会う、押さえておきたい95疾患を約2,000点の画像で解説!
2015年9月の国連総会で決定した持続可能な開発目標(SDGs)は、ミレニアム開発目標(MDGs)に代わる国際開発目標として、2030年の世界のあり方を導こうというものであり、本書はSDGsに関する概説書である。従来型の開発パターンから、グローバルガバナンスの変革を促すために必要なことは何か。特徴や内容紹介のほか、扱う課題などを分かりやすく解説する。
本書は『医学生が小児科の総合試験、そして国家試験に合格するためのノウハウを勉強できる』というコンセプトで作成された参考書です。
【第1特集】問診や診察,採血/尿検査,CTなどで発熱の原因が絞れなかった「重症感のある感染症」を夜間に1人で診なければいけない,そんな不安なときに役立つ内容をまとめました.疑うヒントや他の先生はどんな思考で感染症診療にあたるのかを紹介します.
【第2特集】少子化が進んでいるにもかかわらず,不登校となっている子どもの数は増え続けています.外来で不意に相談されたら皆さんはどんな対応ができますか? 原因となりうる疾患の診かたや,どこまでかかりつけ医で診るべきかなどを解説します.
【第1特集】いつもの発熱診療をすり抜ける重症感染症
■特別座談会
発熱患者を診る際の思考過程(長野広之,谷崎隆太郎,山本舜悟,宮里悠佑)
■総 論
いつもの診察で発熱の原因をどこまで詰められるか?(長野広之)
■見逃したくない感染症リスト
TSS/TSLS(長谷川雄一)
感染性心内膜炎(山本舜悟)
脾機能低下の感染症(花井翔悟)
エントリー不明の菌血症(奥村暢将,伊東直哉)
脳膿瘍(佐藤直行)
リケッチア感染症(宮里悠佑)
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)(忽那賢志)
レプトスピラ症(谷崎隆太郎)
海外渡航後感染症の診方 ─マラリア,デング熱,腸チフスを中心に─(的野多加志)
糞線虫症(松尾裕央)
悪性外耳道炎(頭蓋底骨髄炎)(武藤義和)
【第2特集】不登校に対して医師ができること
■特別座談会
不登校診療における臨床現場の現実と課題 ─それぞれの立場から─(柳夲嘉時,木村幸嗣,下山弘展,藤原一朗)
■「学校に行けてない」と言われたら
不登校ガイドラインの紹介(松原直己)
起立性調節障害と不登校(藤井智香子)
神経発達症と不登校(島津智之)
精神疾患と不登校(緒方治彦)
連載
えびさんぽ(41)
抗アミロイドβ抗体薬はアルツハイマー病の認知機能を改善しますか?(青島周一)
─ランドマークスタディと路地裏エビデンス
─臨床での使い方
御縁ちゃんが導く誤嚥性肺炎クロニクル(5)
広域抗菌薬使用を防げ!! ラボミ降臨☆(宮上泰樹,近藤慶太)
Dr. Shinのよくわかる即戦力漢方(12)
パニック障害を漢方で支える(橋本進一)
総合診療 POEMs ─診療で使える!旬なオススメ文献─(23)
慢性腎臓病を伴う無症候性高尿酸血症に対して薬物療法を開始するタイミングは?(前田 遥,森川 暢,井上博人)
突撃!! 循環器診療についてショウジ先生に聞いてみた!(8)
「目に見える」治療と「目に見えない」治療 ─その2テッパンのβ遮断薬(山口裕崇,川上将司)
・ピロリ菌陰性(口腔内細菌や常在菌などへの感染を含む)胃がん・胃炎を,見落とさず,的確にスクリーニングするための最新知見と内視鏡診断のコツをまとめました。
・近年報告されている,ピロリ菌除菌後胃がんとPPI,PCAB,プロバイオティクスの関連についての最新知見や,AIを用いた内視鏡画像診断についても紹介しています。
・「ピロリ菌陰性」をどのように捉えるか,最新の考え方を身につけ,外来・検診など日々の内視鏡診療にお役立て下さい。
序章 最新の正常胃粘膜から胃がんへの進行プロセスの考え方
1 H. pylori現感染・除菌後・未感染胃がんの割合と内視鏡的特徴
1 H. pylori現感染胃がん
2 H. pylori除菌後胃がん
3 H. pylori未感染胃がん
4 IEEによる胃がん診断
2 内視鏡的胃がんリスク所見
1 H. pylori現感染胃がん
2 H. pylori除菌後胃がん
3 H. pylori未感染胃がん
3 H. pylori陰性・非H. pylori感染胃炎の内視鏡診断
1 胃炎の京都分類を用いた非H. pylori感染症の内視鏡診断
2 H. pylori除菌後に認めた非H. pylori感染胃がん
3 非H. pylori感染陽性のH. pylori未感染胃ポリープ
-胃ポリープを再考する
4 H. pylori除菌後の自己免疫性胃炎
1 自己免疫性胃炎の診断基準と内視鏡所見
2 自己免疫性胃炎とH. pylori感染
3 自己免疫性胃炎に合併する胃がんの特徴
コラム コラム1 PPI,抗菌薬,プロバイオティクスのH. pylori除菌後胃がんへの影響
1 PPI,PCABのH. pylori除菌後胃がんへの影響
2 non-Hpと除菌後胃がん
コラム2 AI診断の有用性
すべては現場=ベッドサイドで起きている! 五感を駆使して循環器疾患に立ち向かうナースの最後の切り札、“直感”をきたえるためのコンパクト・バイブル。身体所見から疾患、治療ケアへと、読んですっきり整理なっとくの一冊!
本書を読むにあたって
傾向と対策
◆論文試験頻出テーマ
1. 行政の役割
2. 公務員像
3. 住民サービス
4 情報化
5. 高齢化と長寿社会
6. 少子化と人口減少
7. 子どもへの支援
8. 環境問題と資源
9. 地方の経済と未来
10. 地域おこし
11. 災害対策
12. リスク社会と感染症
13. 国際化と移民社会
14. 貧困と社会の分断
15. ジェンダーと多様性
16. 抽象課題
17. グラフ・データ問題
■書き方の基本
■論文出題例