ビジネスでも、日常生活でも税金の知識は欠かせません。「そもそも、何のためにある?」「働きすぎると損をする?」「増税って本当に必要?」…日本で数少ないタックスロイヤー(税法・税務に強い弁護士)が多角的な視点で解説します。法律を学ぶ学生から税理士を目指す方にも最適!
消費税法を初めて学習される方が、消費税法の重要項目(課税範囲、納税義務、課税売上げ、課税仕入れ、申告納税、国際取引、国等の特例)の基礎から体系的に学べる1冊。
税理士事務所に入って法人税の申告書を初めて作成する。それはおそらく赤字の会社の決算書ではないでしょうか。赤字の会社なら、たとえ少しくらい間違えても繰越欠損金の金額がズレるくらいで納税額に影響が出ないため、所長としては新人にやらせてみよう、という気持ちになるようです。
しかしながら、新人にとっては赤字会社とはいえ難しいのです。新人がつまずくのはズバリ「源泉所得税の処理」でしょう。期中の処理の仕方によって申告書の書き方が変わりますので、数字は小さくともわかりにくいのです。次いで、別表5(1)、別表5(2)がわからない。出てくる用語が会計と似て非なるため、なんだかよくわからずシステム頼み。本屋さんに行って法人税の申告書についての本を買おうとするのですが、難しすぎて買わずに帰ってきてしまい、申告日が迫ってきて、理解は及ばずうやむやのまま……。
本書では、そのような初めて法人税の申告書を作成して面食らった若手スタッフのために、特殊な難しい話は全て省き、赤字会社の申告書の書き方(源泉所得税の処理)、別表5(1)・別表5(2)の理解、中間納付のある申告書の書き方、中間還付のある申告書の書き方に絞って解説しました。別表の書き方は複数あり、全てを紹介できませんが、理解してしまえば、あとはその応用です。この本の内容を知っていれば、特殊な処理がない限り別表4、5(1)、5(2)を書けるようになるはずです。
また、若手スタッフは新規の関与先の担当となることも多いと思われますので、新規案件において注意したい点を盛り込んだ、法人の処理の注意点を第2部にて解説しています。
「カフェでの読書がOJT」を目指して、いつもの会話形式で梅沢税理士が新人ふたりに説明するスタイルですので、気負わずに読んでいただけると思います。
第1部 法人税の申告書を書いてみる
第1章 赤字法人の申告書
1 1期目の申告書
2 法人なのに源泉所得税
3 別表4と別表5(1)
第2章 赤字の申告書 2期目
1 ケース1(源泉所得税を損金経理する方法)
2 ケース2(源泉所得税を仮払経理する方法)
第3章 黒字化した申告書
第4章 中間納付のある申告書
第5章 中間還付のある申告書
第2部 知っておきたい基礎知識・周辺知識
第6章 法人税の前に消費税
第7章 税込経理か税抜経理か
第8章 少額減価償却資産を考えてみる
第9章 前払費用と繰延資産
第10章 交際費
第11章 役員の賞与は損金?
第12章 法人税と消費税の申告期限
法人税とは異なる消費税独自のロジックを踏まえて、ていねいに解説!税務のプロ必携の一冊。迫るインボイス制度導入に向けて解説をさらに充実。
「青色申告は、難しいから……」
そんな理由で今まで大きな節税をあきらめていませんでしたか?
でも、もう大丈夫! 会計ソフトを使えば、申告書の作成は、おこづかい帳をつけるように、かんたんにできるのです!
本書は、青色申告の基礎知識から申告書提出まで、すべての流れに対応しています。著者が個人事業主・フリーランスの方から実際に受けてきた質問・疑問をもとにまとめているため、初心者にもとてもわかりやすいのが特徴。改訂2版ではインボイス制度にも対応しています。
本書を読めば、あなたも65万円の控除を受けることができます!
法令等の改正・本試験の出題傾向に完全対応!
軽減税率や適格請求書等保存方式(インボイス制度)の導入により複雑さを増す消費税の仕入税額控除についてわかりやすく解説。プラットフォーム課税制度の創設、輸出物品販売場制度の見直しなど重要な改正を織り込み、インボイス制度下での仕入税額控除の要件に関するQ&Aを追加。
第1章 消費税のあらまし
第2章 仕入税額控除制度の役割
第3章 課税売上割合
第1節 課税売上割合の計算
第2節 計算の基礎となる取引
第3節 非課税資産の譲渡等
第4節 輸出取引等
第4章 適格請求書等保存方式(インボイス制度)の概要
第5章 適格請求書発行事業者登録制度
第1節 インボイス発行事業者の登録
第2節 インボイス発行事業者の公表
第3節 インボイス発行事業者の義務
第6章 インボイス制度と事業者免税点制度
第1節 インボイス発行事業者の登録の検討
第2節 小規模事業者に係る税額控除に関する経過措置(2割特例)
第3節 簡易課税制度選択届出書の届出時期の特例
第4節 免税事業者の登録の手続
第5節 免税事業者が交付する請求書等
第7章 仕入税額控除の要件
第1節 帳簿の記載事項
第2節 保存するべき請求書等
第3節 仕入税額控除の要件の特例
第8章 仕入税額控除の時期
第9章 控除対象仕入税額の計算方法
第1節 一般課税の計算の基礎
第2節 一般課税の計算方法
第3節 控除できない税額の取扱い
第10章 課税仕入れ等
第1節 課税仕入れ
第2節 軽減税率の課税仕入れ
第3節 居住用賃貸建物の課税仕入れ等
第4節 密輸品又は免税購入物品の課税仕入れ
第5節 カジノ業務に係る課税仕入れ等
第6節 課税貨物の引取り
第7節 仕入れに係る対価の返還等
第8節 引取りに係る消費税の還付
第11章 個別対応方式における課税仕入れ等の区分
第1節 個別対応方式適用の要件
第2節 課税売上対応分
第3節 非課税売上対応分
第4節 共通対応分
第5節 課税仕入れ等の区分の時期
第6節 課税仕入れ等の区分の方法
第7節 区分の具体例
第12章 仕入税額控除の調整
第1節 棚卸資産に係る仕入税額の調整
第2節 調整対象固定資産に係る仕入税額の調整
第13章 簡易課税制度
第1節 簡易課税制度の適用がある場合の控除対象仕入税額の計算
第2節 簡易課税制度の手続
第14章 リバースチャージと国外事業者申告納税制度
第1節 電気通信利用役務の提供
第2節 国外事業者が行う芸能・スポーツ等
法人・個人事業者が複数税率開始後初めての決算・申告に対応できるよう、従来掲載していた参考表に代わり、新たに税率ごとの区分を明確に行うことができる本書独自の売上内訳表・仕入内訳表を用いて解説。具体的計算の事例(全14事例)では、特定課税仕入れ、複数の旧税率、特定収入あり、旧消規22条1項適用、棚卸資産に係る調整がある場合など、多くの事例設定により解説。計算過程が複雑化した簡易課税制度については、原則計算、特例計算の手順を丁寧に解説すると共に、軽減税率導入時の特例を利用する事業者のために「簡易課税制度選択届出書」の記載例やみなし仕入率の見直しが行われた事業区分の判定表も収録。繰延消費税額等の計算、還付申告書の記載例、勘定科目別チェックポイント等も収録した最新版!
本書ははじめて経理をする人向けの、一般的な経理担当者として最低限知っておくべき中小企業の税金について解説した入門書です。
本書を読めば、会社における経理担当者の役割とおおまかな業務(経理業務の流れ、税額計算の流れ、給与計算の流れ)、最低限知っておくべき会計や税金の知識を、ざっくりとつかむことができます。
【主要目次】
第1章 経理担当者のお仕事とは
第2章 税金にまつわる経理のお仕事
第3章 給与計算にまつわる経理のお仕事
2023年3月末までに申請が必要なインボイス制度。
全国で500万人以上と言われる個人事業主や副業を始めた人にとっては、制度の中身やどんな手続きをしたらいいのかはもちろん、
制度に参加しないとどうなるのか、といった疑問と不安がいっぱいだと思います。
本書では、Q&Aと図解を用いてインボイス制度のしくみをわかりやすく説明。
税理士や会計士が書いた文字ベースの難解な解説書が多い中で、人気の税理士YouTuberが、「この通りやればできる」という方法をカラーを使ったページや図解とともに解説ます。
いよいよ始まる消費税率10%への引上げで建設業特有の消費税実務はどうなるのか?高額特定資産、軽減税率、インボイスなど近年の改正情報を反映して大幅に改訂!
●デフレ不況、コロナ恐慌を脱するために、
増税を絶対に許してはならない
●消費税は「天下の悪税」、脱中国は世界標準
強い日本が世界に安定をもたらす
日本は必ず勝てる
■林原チャンネルの人気番組「田村秀男のひとりがたり」完全書籍化
序章 日本経済の復活は、政治の“義務”
第1章 コロナ恐慌をチャンスに変える、V字回復のシナリオ
第2章 日本の常識は世界の非常識? ビフォー・コロナの日本を振り返る
第3章 コロナ・ショックで“焼け太り”を狙う中国に警戒せよ
第4章 米中貿易戦争の本番はこれからだ
第5章 日本の経済政策、財務省思考の限界
第6章 世界が日本経済の復活を待ち望んでいる
・世界に厄災を撒き散らす中国に対抗できるのは経済大国という日本の存在
・デフレ不況、コロナ恐慌を脱するために、増税を絶対に許してはならない
・コロナ・ショックであぶり出された日本の哀れな姿
・強いメッセージ性のある政策を打ち出したトランプ政権
・コロナで“焼け太り”を狙う、盗人たけだけしい中国
・日本が「脱中国」を実現するために必要なこと
・コロナ以前の米中貿易戦争は中国の圧倒的敗北だった
・中国経済を裏で支えてきたのは日本のカネ
・日本の企業は“親中リスク”を認識すべき
・国債発行を“悪”とする財務省思考の限界を突破せよ!
・国際社会をも巻き込む財務官僚の恐るべき増税包囲網
・財務官僚も日本が財政破綻するとは思っていない
・日本を苦しめてきたデフレの正体は「賃金デフレ」
・少子高齢化・人口減少だからといって経済成長できないわけではない
・消費税は「天下の悪税」
日本経済は2020年に入り、中国武漢発の新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)、いわゆるコロナ・ショックの影響でまさに未曽有の危機に直面しています。世界的に見てもその経済的損失は2008年のリーマン・ショックをはるかに上回る規模になりました。
しかし、私はこのコロナ・ショックこそが日本経済を復活させる千載一遇の好機だと考えています。と言うのも、これまで日本経済の成長を阻害してきたさまざまな要素が見直されつつあるからです。その最たるものが、財務省が長年にわたって死守してきた緊縮財政・増税路線です。(中略)政府も国民も経済成長に対する意識を改め、日本経済を復活させなければなりません。(中略)日本経済の復活は、もはや日本一国だけの問題ではなく、世界情勢の安定にもかかわる問題なのです。(はじめにより)
複雑化する税金の中身はこれ1冊で完全理解!
10年以上売れ続ける鉄板ロングセラーの最新改訂版!
令和4年度税制改正に完全対応。
◎コロナ化対策で税金はどう変わったか? ◎消費税、法人税、相続・贈与税はどうなる?
◎独立開業、転職、マイホーム取得の時の税金は?
◎タバコ、お酒、クルマ・・「知らない」では済まされない身近な増税・・・・
など
税理士試験消費税法の論点ごとの知識を定着させることを目的としたトレーニング問題集です。出題傾向に合わせて必要な規定のみを厳選して収録しています。
【改訂内容】
*2020年7月現在で、2021年試験に関連する税制改正に対応
*問題19、20差し替え
*旧問題35、36削除
*改正等に対応してその他問題にも全体的に変更有
*試験傾向等にあわせた内容(解説等)の一部修正
*前付の出題分析等を改訂
解説に資格の学校TACのノウハウを詰め込んだ税理士試験消費税法の過去問題集の決定版です。傾向分析と詳細な解説で本試験対策を究めることができます。
本書は、過去5年分の本試験問題を収録しており、本試験に合格するために必要不可欠な過去に出題された傾向を把握することが可能です。
模範解答に、TAC推定の採点基準と予想合格ラインを掲載し、解答への道(解説)はできるだけ詳しく説明しています。
また、税理士試験制度の概要と、過去10年間の出題分析を一覧表形式でまとめており、本試験での解答戦略を立てるのに役立ちます。
本試験形式と似せた答案用紙が別冊で付いており、解答用紙ダウンロードサービスに対応しているので、繰り返し学習することができます。
【改訂内容】
*最新第70回(令和2年度)を追加し、第65回(平成27年度)を削除
*2020年10月現在の税制改正(施行法令)に対応
*試験傾向に合わせた内容(解説等)の一部見直し
*出題分析等を最新の内容に改訂
法令等の改正・本試験の出題傾向に完全対応!
法人税・消費税 法人税務ハンドブック
消費税法の基本的な仕組みや考え方を正しく理解して頂けるよう税務実務上の適用の指針となる重要な裁判例等を数多く収録し、実際の裁判等において示された当事者の主張や裁判所等の判断を通じて消費税法を論理的・体系的にわかりやすく解説。
● 今回の改訂にあたっては、前回版(平成26年5月刊)から令和元年度までの税制改正事項及び裁判例等を幅広く採り上げて補正・加筆。
● 裁判例等の解説(54事例を収録)においては、〔事案の概要〕、〔争点〕、〔判決の要旨〕及び〔コメント〕の構成として裁判等の論点を理解しやすくするとともに、当事者の主張、立証及び裁判所等の判断を整理してわかりやすく解説。
● 収録裁判例等を即時に確認できるよう、本書への掲載順による〔裁判例・裁決例目次〕及び判決年次順による〔裁判例・裁決例索引〕を収録。
合格実績抜群、TAC税理士講座の合格するためのノウハウをあつめた自信作「消費税法 理論マスター」をそのまま読み上げた、理論暗記用の学習CDです。
読むだけではなく耳からも覚える教材なので、理解・記憶のスピードが断然違います。
各問題ごとの頭出しも可能で、苦手な論点を中心に学習することも可能です。
別売の「2020年度版 消費税法 理論マスター」との併用がお勧めです。
※Cyber Book Storeにて、音声ダウンロード版も発売しております。
【改訂内容】
*最新の税制改正に対応(「2020年度版 消費税法 理論マスター」の改訂内容に準拠)