少年シートンが見た、きびしい大自然のなかで生きる、オオヤマネコの親子の生活と習性ー。人間に飼われた灰色グマが自然に帰り、成長しふたたびとらえられるまでの自由と悲しみ(ほか3編)小学校4年生から中学生向き。
箱が人を殺したって…?なにせ密室の中で殺人が起こって、そこには死体と箱しかなかったというのだ。食べきれないほどのごちそうを期待して、パーティーに出かけた石津、片山両刑事の前に出されたのは、こんな難問だった。またまた怪事件発生!!毎度おなじみの三人と三毛猫ホームズが、家庭内の複雑な憎しみがもたらした、この事件のトリックに挑戦した。他に「三毛猫ホームズの披露宴」など6編を収録した絶好調の人気シリーズ。
人のからだを自動車にたとえ、筋肉をエンジンに擬することは、本書の主題である「パワーと効率」を単純化してとらえるのにまことに好都合である。このように筋肉をエンジンに対応させると、パワーはエンジンの“馬力”に、効率はいわゆる“燃費”に当たる。自動車の性能を語るのに馬力と燃費が無視できないのと同様に、パワーと効率を無視して運動体としての身体ないしその機能を語ることはできない。こうした観点に立つエネルギー論的アプローチが、ヒトの身体活動やその能力の理解にいくらかでも役立てば幸いである。
発汗の辞…どうぶつびすけっとがあって、どうぶつしんぶんがないというのは、どうかんがえてもおかしい。であるからして、きょうここに「どうぶつしんぶん」をはっかんするのである。4才から。
ドイツを旅行する、片山刑事、妹の晴美、石津刑事と、お馴じみ三毛猫ホームズの一行。ある夜、古城ホテルに泊まったのだが、とんでもないことが次々と起こった。若い女性が乱暴されて、片山が犯人にされたり、子供が噴水で殺されかけたり…。やがて、一行の前に「幽霊クラブ」という正体不明のものがあらわれ、ついに殺人事件が発生!でも、そこは三毛猫ホームズたちのこと。絶妙のチームワーク(?)で果敢に謎に挑戦。ドイツより愛と恐怖をこめて、絶好調、人気シリーズを贈ります。
クリスマスイヴだというのに、全寮制の女子校に用心棒としてやってきた三毛猫ホームズ一行。ここで警備員をやっている、片山刑事の親友久保が1週間ほど旅に出るというので、仕方なく留守を引き受けたのだ。美人女子高生に囲まれて女性恐怖症の片山は緊張ぎみだが、石津刑事はシチューに旺盛な食欲を発揮してご満悦。ところがまたまた事件発生、久保が死体で発見されたのだ。さあ、3人と1匹がクリスマスプレゼントを片手に大活躍、全5編収録、ほんとうに忙しい一行です。
ちいさなたましいがふたつゆっくりとちかづきよりそいやがてひとつに…。「のはらうた」のくどうなおこによる感動の物語。
ここ、何田の国のにん者村では、にん者のくらいは三つ。なん者・にん者・ぬん者。んっ?なん者って、ナンジャ?ぬん者って、ヌンジャ?その疑問、このお話を読み始めれば、たちまち解決!
“生きものは、いったい何を考えているのかなあ、と思うことがよくある。ことばは喋れないにしろ、少なくとも私たちが飼っていた生きものは、非常に感情豊かで、ペットなんて生やさしいものではなくネコやネズミやインコの格好をした、人間であった。”生き物の仕種や表情を生き生きととらえ、家族の絆や細やかな愛を横糸に描くユーモア・エッセイ。
水玉もようにやぶれ傘、気になるソイツの正体はー?
本書のねらいは、スポーツ実践の現場で運動指導に直接たずさわる指導者に対して、スポーツ科学としての運動学の入門的内容を概論的に提供しようとするものである。
顔見知りの刑事に頼まれ、片山刑事が、赤いスーツの女を尾行して列車に乗り込むと、そこにはなんと、同窓会で旅行に出た妹の晴美、石津刑事、そして名探偵三毛猫ホームズがいた。尾行中の女が酔っぱらいにからまれたところを助けだし、そのまま一行は、温泉で大宴会。その直後、浴場で殺人事件が発生。おかげでゆっくり湯につかる間もないけれど、お馴じみ三人と一匹なら大丈夫!はじける楽しさ、超人気シリーズ第12弾。
いたずらこねこのおかあさんは、いつもはらはら。5〜7歳向。
さんてつでんしゃではこぶ、きつねのたっきゅうびん。うみねこのたまご、ぶじに、みやこまではこべるでしょうか?幼児〜小学校向き。
ピアノ・コンクールで一等賞をとった女の子が、演奏会を前にして行方不明!観光気分で、音楽の都ウィーンにやってきたホームズたち一行は、またもやトラブルに巻き込まれた。その女の子、不思議なことに覆面をしてコンクールに出場したという。やがて、柄にもなく片山刑事らがオペラを観ている最中、劇場内でついに殺人事件が発生。演奏会の日が近づき大混乱の中、この難題を解決するのは?観光おあずけ、それでも元気な三人と一匹の贈る超人気シリーズ、優雅でにぎやかに第13弾。