“travel”(旅)と“travail”(苦労)とは同じ語源のことば。多少の苦労は厭わずに、「ことばの世界」に旅立とう。不思議で興味深い世界が、そこにある。
音声、動作、視線変化など、複数のできごとの時間変化を、映像と音声波形を見ながら自在に分析する強力なツールが、マックス・プランク心理言語学研究所で開発された「ELAN」。いまや、会話分析、マルチモダリティ研究、映画分析、演奏分析からインタビューおこしにいたるまで、さまざまな分野で用いられているELANの最初の一歩から応用までを、わかりやすく解説する。
執筆者:榎本美香、菊地浩平、木本幸憲、伝康晴、細馬宏通
私たちに身近な「ことば」は、どのように使われ、いかなる変化をたどっているのか?色々なフィールドとツールを使って達人たちがご案内。多様性あふれることばの世界をさまざまな角度から学べるテキスト。
本書は拙著『香港粤語「基礎文法1」』に準拠した問題集です。本書は発音を習得したばかりの初学者から、中級を目指そうとしている既習者まで、可能な限り読者を広く想定して設計がなされています。『基礎文法1』で扱った内容はもちろんのこと、『基礎文法1』では紙幅の都合で紹介できなかった語彙や文例、そして続刊『基礎文法2』で学習することになる発展的文法項目までもが盛り込まれています。未習・既習を問わず言語運用能力を高める上で有益な一冊となっています。
インド・ヨーロッパ語の文法観から自由になって、中国語の実相を素直に見直すための知的な挑戦へ読者を誘う6つの講演録。中国語文法研究の最前線をわかりやすく解説した名著『語法六講』が日本語で読める!
言語学のターゲットは、いま日本語へ。Q&A方式で解説を展開。詳しい注釈つき。日本語教育能力検定試験の対策にも最適。
ことばの本質(構造と機能)を明らにし、「言語」と「文化」の相関関係を探る。意味論と言語人類学からのアプローチ。
サベツ語と呼ばれる現象をきっかけにして、ことばというものの本質と原理をするどく追究。誰もが生きやすい社会を構築するための、言語学入門!
認知言語学とは、ことばを通じてこころのはたらきを理解しようとする研究である。本書では、「カテゴリー化」「メタファー」「構文知識」といった認知言語学の主要な概念を体系的に説明し、さらにこの分野を文化人類学、発達心理学のような隣接領域との関わりからも広く展望する。分析例には日本後、英語とともに数多くの言語を取り上げ、ことばの普遍的特徴からのアプローチを試みる。認知言語学の基本的な考え方や分析方法を学ぶ人のためにテキスト。
病院、市役所など行政の窓口、ビジネス、学校…。さまざまな現場で直面する専門家と非専門家のあいだのコミュニケーションの壁。それを乗り越えるための方策を、社会言語学的調査をふまえ、ポライトネス理論を援用しつつ提示する。
日本語から見た日本人は、個としての自己意識が強く、だからこそ逆に、対人関係に敏感となる。日本人にとって、対人関係は建前として重視しなければならないが、その陰には、本音としての強い自己意識がある。言語学の方法を用いて、この逆説的二面性に日本人の表現構造の本質があることを示すとともに、英語などに比べ、日本語の強い自己志向的側面を浮き彫りにする。
英語教育に関わる基礎的研究をもとに,英語教育を言語研究と関連づけ発展的内容を概説。〔内容〕英語教育と言語教育とは/なぜ音声研究の視点が重要か/語彙習得研究/文理解/コミュニケーション研究/第二言語習得研究/評価研究