大家族に育ったキタキツネの子は立派に独り立ちし、一人っ子のタヌキの子は有り余る愛情で死にかけた。さて人間の子は大丈夫でしょうか。旅行者が善意でやるスナック菓子がキタキツネを死にいたらしめ、人間が季節外れの物を食することで公害をまきちらし、動物達を苦しめている。37年にわたって野生動物の声を聞き続けてきた竹田津実が、病んでいる人間社会に、彼らの切実な伝言を伝えます。「今なら人間も大丈夫ですよ。」
本書は、日本水産学会シンポジウムの記録をとりまとめたものである。健康に対する水産生物由来の機能性成分の医学的解明とその利用、および関連する研究方法とその成果が簡潔に記載され、その分野の最新の状況が述べられている。
本書は摂食障害治療の第一人者として重症例・慢性例と取り組んできた著者が、おのずと到達したその治療の「こつ」を、余すところなく披瀝するものであり、摂食障害という病気に苦しむ本人と家族をともに援助するという視点から書かれた、実践的な臨床書である。
増えつづける摂食障害の大部分は、内科の外来を受診している。この疾患は、その段階での対応がきわめて重要である。そのために本書では、こうした現状をふまえて、本疾患の診断と治療のうち、内科医に「できること・すべきこと」を簡潔にまとめた。
本書は、高齢者の外来診療に携わるすべての医師・看護婦を対象に、失敗をおかさないための基本的な事柄を21の戒めとしてまとめたものである。
革命直後のパリの都に出現したレストラン。たちまち人気スポットとなったのは何故なのかー。誰もが一度は行ってみたい憧れの場を、変革期の思想、都市論、自然観や健康観などが重層する空間と見て、鋭利に分析。数々のエピソードで味つけされた垂涎の美食文化論。
本書は、総合外来初診を担当する医師、特に外来を担当して間もない研修医やレジデントが、後で専門医や上級医に怒られないように診察ができるようガイドするための手引書である。本書がカバーしている症状をとりあえずマスターすれば、多くの外来患者さんの期待にある程度応えることができる、と割り切っていただきたい。そのために、既存の外来調査統計などで頻度の多い、総合外来でしばしば遭遇すると思われる症状を中心に項目を選んだ。
事業成功の秘訣は健康からと説く著者が、ストレス解消と食事療法でC型肝炎克服。その体験談を悩める同病者に熱く語る。
看護師寺本松野の叱責飛び交う病棟。「愛ゆえに」。それを知るには若すぎた教え子たち。鍛えぬかれ自立した看護師となった今、“寺本看護”の魅力を臨場感あふれる言葉で語り尽くす。第38回ナイチンゲール記章受章記念講演「質問の価値」収載。
日経土曜朝刊「NIKKEIプラス1」の人気連載が本になりました。衣・食・住・遊びの分野で、その時々に話題になっているモノ(コト)の巷のイチオシを徹底調査!食べたいラーメンからお薦めのオペラまで、まさに何でもランキング。実用情報も満載で、あなたの生活を楽しくするお値打ちの1冊です。
空前のベストセラー『頭の体操』で知られる著者が指南する「脳力」HOW TOブック。記憶のメカニズムを解き明かすとともに、一日一分というわずかな時間で、記憶脳を活性化させるトレーニング法を伝授する。無駄な時間をかけず要領よく憶える「速憶術」、より多くの情報を瞬時に記憶する「多憶術」、一度憶えた知識を確実に定着させる「確憶術」など、勉強や資格取得に必ず役立つ記憶法を網羅。
クスリやゲームへの依存症、性的倒錯に過食…これら「快楽の暴走」は、脳内でどのように引き起こされるのか。なぜヒトは暴力に快感をおぼえるのか。ヒトの脳を、認知や言語を司る高次の領域と、食欲や性欲など動物的欲望をになう低次の領域に分け、両者がせめぎあい、行き違うことに快楽のゆがみの原因を探る。従来の脳科学が解き明かせなかった快楽という強烈な感情の本質に迫り、「どうにも止まらない」脳のしくみを明快に説く注目作。
ひと目でわかる読みやすいメニューや新規開拓・リピートにつながるPOP、サービスカードなどのつくり方をいろいろな業種や場面を例にわかりやすく紹介。
長期入院の子どもへの対応、どうしたらいいの?子どもと家族との関係、どこまで踏みこむ?暴れる、泣く、食べない…、どんなケアが必要?困ったときに効く、看護ケアのコツ。
本書は内分泌専門の先生により、とかく難解といわれがちな内分泌疾患の症状と理学所見を中心に病態生理をわかりやすく書いていただき、治療には最新の情報を紹介している。