あのL・キャロルの不思議の国でぼくらの少年アリスが大活躍…。「少年アリス」の幻のイラストレーションとお話を,カップリングしたファン待望の1冊。
本書では松下幸之助が四十年余の間、折りに触れ著者に語りかけた話や、お叱りを受けたことなどをできる限り正しく、そのままの言葉で表現しています。
和菓子の奥深さに心底のめり込み、求める味と食感を得るために幾度となく試作を繰り返した結果が本書のお菓子たち。「和菓子にはこれで終わりっていうところがない」とは、撮影を終えてふと著者がこぼした言葉。
三月ウサギに誘われ、宇佐見博士は目くるめく謎また謎の時空へ。超新星・柄刀一の講談社ノベルス初登場を祝し、現代本格ミステリ界を代表する論客、佳多山大地、二階堂黎人、福井健太、巽昌章各氏の入魂解説つき作品4篇+ボーナストラック1篇収録の充実。論理と幻想の幸福な結婚の歴史に新たな一ページが!噂の新鋭が放つロマン本格の精華。
最新の情報を盛り込んだ、紅茶についてのABCをまとめた実務書。
花束か洋梨に似た甘い香りとルビーのような紅のアッサム。白ワインのような芳醇な香りとオレンジに輝くダージリン。最高級の紅茶の印「金の芽」と「銀の芽」を求め、インドで最も危険な地方に旅をした著者が出会ったのは、紅茶を愛し慈しんで育てているインドの人達の暖かい笑顔だった。日頃何気なく飲んでいる紅茶も、その歴史と作り手の顔が見えれば、もっと美味しい。
「お茶しない?」が大好きな著者たちが地元・多摩地区でのカフェの楽しみ方とお気に入りの76軒のお店を紹介。
日本の植民地下にありながら、戦後の台湾人の経済活動を彷彿とさせる、能動的な対外経済活動を展開させた「茶商」を通して近代台湾を考察する。
平和運動から核武装論へと変転した知識人の軌跡から、戦後社会の変貌を問いなおす。
本書は、風炉の季節で最も標準となる正午の茶事と、夏の早朝の風趣を楽しむ茶事として知られる朝茶の二つの茶事をとりあげ、ふだんのおけいこにも応用できるように構成しました。風炉の正午の茶事では、茶事の流れに沿って亭主と客の基本的な所作を追い、亭主と客、半東(水屋)の動きや進行が同時に見られるようにしました。また、流れと進行をよりわかりやすくするために、巻末に「進行表」を付しています。
日本人に植民地主義との決別をうながすために、ポストコロニアル理論を活用し日本人という「権力に対して真実を語る(E・サイード)」。植民者と被植民者の共犯化の政治、劣等コンプレックス、沖縄病患者=沖縄ストーカー、観光テロリズム、など数々のキーワードを駆使して、沖縄における日本人の圧倒的に危険な暴力的現実を暴露する。