アート化とデジタル化/震災後の写真/「戦後写真」の終焉…現代日本写真の転換期・2009-2017年のトピックから厳選し、105の用語、72組の写真家、170の展覧会・写真集を網羅。「写真」を通して、現代日本が見えてくるー。
本書では主に、光を光線として扱う幾何光学と呼ばれる分野を解説し、特にレンズの働きを明らかにします。光学機器として、現代において大活躍しているカメラやメガネ、そして望遠鏡、顕微鏡、それらのレンズに関する物理を基礎から解説していきます。高校数学の知識を身に着けていれば、現代光学の知識をひとつひとつ確実に理解していくことができます。定評のある「高校数学でわかる」シリーズの記念すべき10作目!!
私たちの周りには「光」が満ち溢れています。
その光によって、私たちは周りの世界を見ることができます。
そして、レンズを使ったさまざまな光学機器の発明により、私たちが見ることのできる世界は、はてしなく広がりました。
本書では主に、光を光線として扱う幾何光学と呼ばれる分野を解説し、特にレンズの働きを明らかにします。光学機器としては、カメラやメガネ、そして望遠鏡、顕微鏡が大活躍しています。この光学機器のレンズに関する物理を基礎から解説していきます。
本書は、大学の学部レベルの光学の基礎的な知識と体系を、高校数学の知識を身に着けていれば理解できるように工夫してあります。大学で光学を学び始めたばかりの学生のみなさんや、大学の光学をはやくのぞいてみたい高校生のみなさん、そして少し本格的に光学を勉強してみたいと思っている社会人のみなさんのお役に立てるものになっています。
「カメラのF値ってなに?」「写真を撮るとき、背景をぼかすしくみは?」「望遠鏡は上下が逆に見えるけど、双眼鏡はさかさまにならない」「顕微鏡の対物レンズ、接眼レンズって?」など、科学ファンのみならず、シャッターチャンスを狙うカメラファン、夜空を楽しむ天体ファン、顕微鏡をのぞく生物ファンの好奇心にも応えます。
定評のある「高校数学でわかる」シリーズの記念すべき10作目!!
第1章 光の性質
第2章 凸レンズと実像の関係
第3章 カメラと目
第4章 なぜ拡大できるのか -虫メガネ、望遠鏡、顕微鏡ー
第5章 近軸近似と光線追跡
第6章 波としての光 -波長、屈折率、光路長(アイコナール)の関係ー
第7章 単色収差
第8章 色収差
第9章 回折と分解能
「Nikon Z fc」でとことん“遊びつくす”一冊
2021年7月23日の発売以来、予約が殺到し話題沸騰中のレンズ交換式カメラ「Nikon Z fc」。「Z fc」大ヒットの理由として、フィルム一眼レフ風のクラシックなデザインはもちろんだが、同時に往年のニコンファン以外にも訴求するカメラとしての魅力が詰まっている。
本書は、新製品のリリースに合わせた“使い方マニュアル”などではなく、「カメラホリック」という趣味性の高い“カメラ・写真本”のスタンスで、ユニークにたのしく、深く、この注目製品に切り込んでいきたい。
「Z fc」というカメラを多角度から考察しつつ、マウントアダプター企画や純正Zマウントレンズ企画はもちろん、「Z fc」
ユーザーたちの声を集めたファンブック的な要素あり、開発者インタビューあり、写真家による撮り下ろしギャラリーあり…と、執筆者たちの主観を前面に押し出し、それぞれの興味あるところを主張で展開。
「Nikon Z fc」でとことん“遊びつくす”一冊に相応しい内容だ!
■執筆予定の写真家・カメラ関係者 大西みつぐ/赤城耕一/澤村 徹/宇佐美健/阿部秀之/後藤哲朗 etc
鉢植えのサボテンから天の川までデジカメで綴る四季の風物80項。
プロの撮った写真はなぜ魅力的なのか? その秘密は光の当て方にあった!
2010年に刊行された『プロが教えるデジカメ撮影テクニック』は、商品撮影に必須の知識をプロカメラマンが丁寧に解説した本として、
ネットショップや飲食店のオーナー、企業の宣伝担当者の支持を集め、ロングセラーになりました。
改訂版にあたる本書では、フードやファッション、人物など、ニーズの高い作例を新たに20例追加し、最新のテクニックと機材を紹介。
撮影に必要な機材の選定から撮影セットの組み方、光の当て方、さらには食べ物をおいしそうに見せる配置や人物の魅力を引き出す構図まで、
仕事で必要になる写真撮影のさまざまなテクニックを1冊に凝縮した決定版です。
第1章 プロの撮り方8つの基礎知識
第2章 プロが使っている撮影機材
第3章 人物の魅力を引き出して撮る
第4章 簡易スタジオに入る小さなモノを撮る
第5章 食べ物の魅力を撮る
第6章 ペットや花を撮る
第7章 透明なモノ反射するモノを撮る
第8章 簡易スタジオに入らないモノを撮る
第9章 プロがよく使う画像処理
付録 プロカメラマンも使っている撮影機材・用品
春夏秋冬、すべての季節で絵になる四季の富士山の撮影スポット、撮影テクニック、構図や露出、必要な機材ガイドを中心に展開していく。富士山周辺だけでなく、都会の風景を入れた構図、富士山が望めるあらゆる場所からの作例も数多く紹介。写真・カメラ初心者の「こんな富士山が撮りたい」に応える撮影テクニック、撮影場所ガイドブックです。
時代の空気を色濃く反映した名作写真。作品が生まれた背景には、写真家たちのどんな思いがあったのか。写真家の生い立ちや写真との出会い、心に刻まれたエピソードから、名作誕生の舞台裏に迫る。上巻では1958年から84年までにエポックメイキングな写真を発表した写真家50人を掲載する。
20世紀を代表する写真家はいかなる言説によって受容されていたのか?写真をとりまく言説分析とイメージ分析のクロスジャンル的なアプローチによって新たなカルティエ=ブレッソン像を提示し、二十世紀写真史を書き換える野心的な試み。
アラーキー写真人生の軌跡、写真と言葉で綴る80年間。撮り下ろし写真「傘寿いとし」掲載!
コラボ作品の合計発行部数500,000,000冊超(2018年12月時点)、
史上初にして空前絶後のコスプレ写真集にて日本一のコスプレイヤー・えなこがメジャー写真集デビュー!
今作でえなこがコラボするのは、ヤングジャンプ本誌で先行公開した「To LOVE る -とらぶるー」「ドラゴンボール」「らんま1/2」などの伝説的作品から、
「ONE PIECE」「僕のヒーローアカデミア」などの現在の漫画界を牽引する作品、
そして桂正和による描き下ろし衣装など、総点数10を超える超豪華なラインナップ。
そして全作作家版元許諾済みという日本一のコスプレイヤー・えなこに相応しい、史上初そして空前絶後となるであろうコスプレ写真集。
<コラボ作品>
「ドラゴンボール」「ONE PIECE」「To LOVEる -とらぶるー」「僕のヒーローアカデミア」「らんま1/2」など。
<えなこPROFILE>
1994年1月22日生まれ。コスプレを中心にモデル、声優、テレビ出演などマルチに活躍中!
Twitterのフォロワー数は50万人超。
これはスゴイ!もっと写真がうまくなる実践ノウハウ満載。
デジタル時代となり、ライカはより幅広い層に向けて上質なライフスタイルを実現してくれる新しいツールとしても注目されています。本書は、旧来のライカファンのみならず、新しいライカファンに向けてわかりやすくライカの魅力を伝えます。
本年休刊となってしまった「アサヒカメラ」誌上で銀塩カメラを主題に約20年連載されたコラムを集約した1冊。
著者である赤城耕一氏は、カメラ業界のご意見番であり、同連載は、フィルムカメラのおもしろさや魅力、クラシックレンズの評価、楽しみ方をとことん追求したもので、カメラ本体の写真とそのカメラを使用した
作例写真が豊富に展開します。
今回が最後の総集編となるので一部は加筆修正を施し、更に書き下ろし数編を新たに収録します。
著者プロフィール
赤城耕一(あかぎ・こういち)……1961年、東京生まれ。東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業。
エディトリアル、コマーシャルなどの分野で活動する写真家。カメラメカニズムについての論考から撮影ハウツー、写真史、作品集の書評まで手掛け、使用カメラは戦前のライカから最新のデジタルカメラまでと幅広い。?
旺盛なフィールドワークを基軸として、写真の楽しさと豊かさ、写真を生きる悦びを追究した三十数年におよぶ思索の軌跡。惜しまれつつ早逝した類稀な「旅人」の刻み込んだ言葉が、より深く写真を愛することへ、「フィログラフィー=新しい写真学」へと誘う。
日本人主治医を射殺して、彼は銃殺刑となったーー
日中戦争をカメラで闘った知られざる報道写真家の生涯。
国交正常化50年、悲劇は片づかない問いを現代に投げかける。
日中戦争で八路軍に従軍し千枚超の戦場写真を撮った中国報道写真の草分け・沙飛(1912?50)は、戦後まもなく日本人医師を射殺し、処刑される。悲劇は両国の関係者に深い傷を残したーー。ロバート・キャパとも対比される沙飛の生涯と画期的な仕事、事件とその後を、現地取材も含め丹念に辿った本邦初の評伝。彼の足跡は今、私たちに何を語るのか。
【目次】
一、「忘れられたカメラマン」の足跡を追う
二、魯迅との邂逅、「カメラを武器に」を決意
三、八路軍初の戦場カメラマンに
四、画報の創刊に心血を注ぐ
五、「日本人医師殺害事件」とその余波
六、「名誉回復」と傷痕の行方
エピローグーー二つの家族
追記ーーなお続くコロナ禍の中で
一、「忘れられたカメラマン」の足跡を追う
二、魯迅との邂逅、「カメラを武器に」を決意
三、八路軍初の戦場カメラマンに
四、画報の創刊に心血を注ぐ
五、「日本人医師殺害事件」とその余波
六、「名誉回復」と傷痕の行方
エピローグーー二つの家族
追記ーーなお続くコロナ禍の中で
幕末に新たな「技術」として渡来した写真は、明治・大正期を通じ欧米での展開に共鳴しながら「芸術」としてのありようを模索する。絵画的な画面構成によって、美術としての写真表現に挑んだピクトリアリズムの動向を、近代日本美術や展覧会制度との関係から読み解き、モダニズム写真へと至る「写真芸術」の誕生を描きだす。花王芸術・科学財団「第9回美術に関する研究奨励賞」受賞研究。