なぜ、「キャリア開発」は注目されているのか。いま、どのような課題があるのか。基本的な理論や考え方を解説するとともに、ダイバーシティ、正社員の多元化、ワーク・ライフ・バランス、育児、介護、再就職、ブラック企業問題、非正規雇用などのトピックスについても具体的に解説。
・脂質の多様性を明らかにするノンターゲットリピドミクス、脂質の空間分布を可視化するイオンモビリティ質量分析イメージング技術の進歩は、“リピドームアトラス”の構築に大きく貢献している。
・これら解析技術の進歩から、新たな創薬シーズの発見や、早期診断・治療などの医学応用につながる可能性があり、また、未知の脂質機能が新たに発見される可能性もある。
・本特集では、生体内で脂質多様性やその局在を作り出し、調節・認識する仕組み、その破綻による疾患を解明する研究について、若手を中心とした第一線の研究者が紹介する。
■脂質多様性の生物学と疾患制御
・はじめに
・加齢に伴う脂質代謝変容とその生物学的解釈
〔key word〕加齢変容、脂質代謝、ノンターゲットリピドミクス
・脂質多様性の解明や定量化を可能にする最先端リピドミクス技術
〔key word〕リピドミクス、超臨界流体クロマトグラフィー、質量分析、電子励起解離
・リピドームアトラス構築のための空間リピドミクス解析
〔key word〕脂質多様性(リポクオリティ)、質量分析イメージング(MSI)、空間リピドミクス、マトリックス支援レーザー脱離イオン化法(MALDI)、ノンターゲットリピドミクス
・脂質修飾タンパク質の網羅的なプロファイリング技術
〔key word〕脂質修飾、ケミカルプローブ、生化学的分画、プロテオミクス
・脂質多様性を生む脂肪酸不飽和化酵素
〔key word〕FADS(fatty acid desaturase)1、FADS2、ステロイドホルモン、双極症(双極性障害)、癌
・健康と疾患を制御する脂質栄養
〔key word〕食事性脂質、オメガ(ω)3脂肪酸、腸内細菌、アレルギー、炎症性疾患
・細胞外小胞から産生される機能性脂質
〔key word〕分泌性ホスホリパーゼA2(sPLA2)、リン脂質、細胞外小胞(EV)、脂質メディエーター、関節炎、B細胞リンパ腫、アレルギー
●TOPICS 輸血学
・赤血球製剤の使用期限延長がもたらすもの
●TOPICS 免疫学
・CD45による2型自然リンパ球の抑制および気道炎症と肺線維症の軽減
●連載 臨床医のための微生物学講座(15)
・単純ヘルペスウイルス
〔key word〕単純ヘルペスウイルス(HSV)、潜伏、再発、DNA、ヘルペスウイルス
●連載 緩和医療のアップデート(10)
・非がんの肝疾患ーー最近の動向
〔key word〕非がん、肝疾患、肝硬変、緩和ケア
●連載 自己指向性免疫学の新展開ーー生体防御における自己認識の功罪(2)
・リソソーム核酸蓄積病から学ぶ自己指向性免疫応答
〔key word〕リソソーム、Toll様受容体(TLR)、自然免疫
●FORUM 死を看取るーー死因究明の場にて(16)
・看取りの場での工夫1
●FORUM 数理で理解する発がん(12)
・適応的進化
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
科学と仏教。このまったく無関係に見える二つの人間活動には、驚くべき共通性がある。生命や宇宙の解明を目指し、発展してきた科学。それは古来、賢人たちが抱いていた天動説のような「神なる視点」との決別の歴史だった。一方の仏教も、神秘的な絶対者の力を否定し、人間の存在だけをよりどころに世界観を組み上げようと生まれた宗教である。両者が向かう先を徹底した論理で探求。知られざる関係性を明らかにする知的冒険の書。
序文
文庫版 まえがき
第一章 物理学
──科学のパラダイムシフトから進展の方向性を探る
第二章 進化論
──過去に一度だけ起こった生物進化を巡って
第三章 数学
──思考だけで成り立つ美しい世界は絶対の真理なのか
付論 ペンローズ説の考察
第四章 釈尊、仏教
第五章 そして大乗
──仏教の多様性はいかにして生まれ、どこに向かうのか
あとがき 未来の犀の角たちへ
障害のある子どもも、気になる子どもも、養育に問題のある子どもも、そうでない子どもも、みんなが一緒の場で共に育ち合う保育が「インクルーシブな保育」です。
“困っている子”をクラスから隔てることなく、子ども同士が認め合うクラスづくりのために、保育者は何をしたらよいのでしょうか。具体的な事例から、本人やクラスの子どもの“困り感”を捉え、個別対応とインクルーシブな対応を考えます。担任一人で抱え込まないクラス運営のポイントや、保護者の気持ちに寄り添った対応についても押さえています。
自分と部下が成長していく、対話力と行動力。あるワインバーでの偶然の出会いによって、人間関係に悩む気弱な課長が部下育成と組織マネジメントに自信を持つようになったビジネスストーリー。
企業をとりまく環境は、“地球の持続可能性”という視座を持ってイノベーションを起こしていかなければ、社会的・経済的な存在価値を高めることができない状況になりつつある。そこで、求められる企業であり続けるために「サステナベーション」を取り込んだビジネスが不可欠になるー。
2050年カーボンニュートラルに向けた経済社会のリデザイン(再設計)。
20世紀半ばに研究が始まった自閉症。さまざまな誤解と偏見を経て、脳科学的に理解されるまでをたどりながら、知的障害ではなく、精神疾患でもない、感じ方や考え方が異なる人たち=自閉症スペクトラムの真の姿に迫る。「脳多様性(ニューロダイバーシティ)」という新たな視点から捉え直す科学ノンフィクション。「ニューヨーク・タイムズ」ベストセラー、英国で最も権威あるノンフィクション賞BBC Samuel Johnson Prize受賞。
わたしたちはAIに負けてしまうのか。いや、そんなことはない。人間の認識や意識、記憶のメカニズムをいま一度徹底的に検討し、自由意志、恣意性、創造性の主体だと考えられてきた“わたし”をその根本から問いなおす。どんなに計算機が発達しようとも、人工知能が絶対に到達することのできない生命の特異性に迫る、人間科学の最前線!
障害を家族が背負う社会から、できるだけ大勢の人の多様な支援と伴走により、本人と家族が自立していける社会へ。教育の最前線の現場から提言する。
岩にくっついたり泥に潜ったり、水の底で生活している動植物がベントス。本書は多様性に富むこのベントスをおもな題材として動物生態学の基礎を解説。オールカラーの豊富な写真と図解、用語や基礎知識が理解できるBox、トピックや先進的な研究結果を紹介するコラム、生物たちの振る舞いとその意味を解説するマンガなど、工夫された構成で楽しく学べる。(日本ベントス学会創立30周年記念本)
魅力あるリーダーたちは、どのようにキャリアを積んで、自らのスタイルを築いていったのか。本書は、世界のエグゼクティブ教育の第一線で活躍する著者が日本を代表する12人の経営者へのインタビューをもとにリーダーになるまでのストーリーをまとめたものである。そのうえで、新しい考え方として、自らの価値観に基づいて自分に最適のリーダーシップ・スタイルを発揮する意義とその実践方法を紹介するものである。登場するリーダーたち:藤森義明(LIXIL社長)/澤田道隆(花王社長)/松本晃(カルビー会長)/玉塚元一(ローソン社長)/志賀俊之(日産自動車副会長)/永野毅(東京海上日動火災保険社長)/佐藤玖美(コスモ・ピーアール社長)/前田新造(資生堂相談役)/樋口泰行(マイクロソフト社長)/松井忠三(良品計画元会長)/新貝康司(JT副社長)/小林いずみ(元メリルリンチ日本社長)
リーダーシップ・ジャーニーに終わりはない(藤森義明)
誰にでも無限の可能性がある(澤田道隆)
できるだけシンプルに考え、実行する(松本晃)
経験しないとわからない世界がある(玉塚元一)
ロールモデルに学び、自分流にアレンジする(志賀俊之)
全員で「良い会社“Good Company”」を創る(永野毅)
恐れることなく変わり続ける(佐藤玖美)
一瞬も一生も美しく、をめざして(前田新造)
新しい場で学び続ける(樋口泰行)
常に全力を尽くしながら視座を高める(松井忠三)
ストレッチ経験で己を鍛え、実践知を蓄える(新貝康司)
ストーリーで多様な人々を束ねる(小林いずみ)
あなたらしいリーダーシップを育む
子どもたちの本来もっている力をどう引き出すか?学級支援と個別支援の実践方法とは?学校ー家庭の連携は?子どもたちのあしたの輝きが、保護者・教師・支援者のあしたをも明るくしてくれることを願って。子どもたちの輝くあしたのために、あしたからできる支援を!