覚悟、信念、女、死ー。男として、いかに考え、行動すべきか。『葉隠』は読めば読むほど、人生の諸問題に対するいろいろな答えを教えてくれる。その意味で、本書は、「現代ビジネスマン必読の書」と言えるだろう。
朝駆け、宵討ち、座り込み!これは、借金取りの三原則ではなく、気に入ったお寺をとことん楽しむための三原則。「むっ、これは」と心惹かれる仏像に会いたい、奈良にやさしく癒されたい、そんなあなたを、日本で唯一のテラタビストがナビゲーション。読んだあとには、あなたにも「プチ悟りの境地」が訪れる…かも。魅惑の奈良写真150点、コラム「奈良の仏像を楽しむ基礎知識」所収。
走り方には3つの正解があった!幅広い層のランナーが体験!記録が伸びたランナー続出!体の専門家による新しい運動理論!「なぜ、ランナーはヒザが痛くなるのか?」それは自分にあった走り方を身につけていないから。正しい走り方のポイントは、「3つの軸」。体型、骨格、筋肉によって、走り方が変わってくるのです。本書では、その3つの軸=「ツイスト軸」「スイング軸」「ピストン軸」を徹底的に解説します。
「大和こそ本当に美しい国だ」はるか太古、日本武尊が死ぬ直前に奈良を讃えた歌を詠んでから、途方もなく長い年月が流れた。しかし、奈良は変わることなくその姿を保ち、旅人たちを迎え入れる。本書は、大好評『東京・江戸 地名の由来を歩く』に続く、地名シリーズ第三弾。未だ謎の多い奈良の地を著者・谷川彰英が丹念に歩き、ついにその歴史をつきとめた!「春日」、「飛鳥」、「忍阪」、「箸中」、「多武峰」、「国栖」…地名に宿る壮大な歴史物語とは。周辺地図、写真、折り込みマップつきで観光ガイドとしても最適。
本書では数多い奈良大和路の寺院の中から82カ寺を選んで紹介。
"人間だけでなくあやかしたちも訪れる喫茶店「万葉茶房」で働き始めた高校生の草壁彰良は、奈良での生活にも慣れてきていた。夏休みが終わろうかという8月の終わり、彰良がいつものようにあやかし相手に万葉集の歌を披露していると、観光客風の男が喫茶店を訪れる。津田と名乗る男はあやかしの名を口にすると、無言のプレッシャーをかけて立ち去った。不穏な空気を感じつつ、彰良は2学期を迎えることになったーー奈良の喫茶店を舞台に、あやかしと人間たちの交流を描いたハートフルストーリー第2弾。"
いまを生きるジュニアたちに贈る、最新日本史全集
第2巻では、7世紀末から11世紀にかけての時代をあつかいます。時代区分でいえば、「奈良時代」、「平安時代」とよばれる時代です。この時代は、現在に生きる私たちにとって、たいへん大きな意味をもつ時代でした。まず、人びとが文字を積極的に学び、文字による本格的な記録をはじめたのは、7世紀後半のことでした。平安時代になると、漢字を変形させたひらがなやカタカナがつくられ、優れた文学作品がつくられます。また、この時代、国家は中国から律令という法律を学び、律令にもとづく政治をおこなうようになりました。こうして国家のしくみがととのうと、日本列島の社会も、形づくられていきます。各地には、それぞれの地域の特産物がうまれました。こうした特産物は、税として都にはこばれたり、交易品として各地に運ばれ、地域どうしの交流もさかんにおこなわれます。ヒトやモノの交流は、中国や朝鮮半島など、東アジア世界にもひろがっていきました。東アジアとの国際的な関係のなかで「日本」という国名がうまれたのもこの時代のことです。この本では、奈良時代、平安時代の意義を考え、現在の私たちがよりよく生きるヒントを探っていきます。
声優・久保ユリカが、故郷の奈良をご案内
人気声優・久保ユリカが自らの故郷、奈良をナビゲート。言わずと知れた名所から、彼女ならではの注目スポットまで…!久保ユリカと一緒に歩く、ガイド風ファンブックシリーズ『声地探訪』の第一弾。
「奈良が大好き!」
そんな奈良出身の人気声優・久保ユリカが自らの地元を案内してくれる、ガイドブック風味の新しい声優ファンブックが登場です。
言わずと知れた奈良を代表する名所は勿論のこと、「私ならでは」のイチオシスポットや縁ある場所など、彼女の目線で各スポットをご紹介。愛する故郷に溶け込む彼女の姿や、この本ならではの奈良にまつわるコラム、特集記事も多数掲載。
あなたも久保ユリカと一緒に、奈良を巡る旅に出かけてみませんか?
地方出身の人気声優による、ご当地ガイド風ファンブックシリーズ『声地探訪』の第一弾です。
古代遺跡と古墳の数々を行く、日本最古の道「山の辺の道」を歩く、万葉の時代からの里を訪ねる、世界遺産・吉野山の霊場を巡るetc.歴史ロマンあふれる30のコースを紹介。
世界最大の叙事詩が、平易に語り直され、古代インドより甦る。凄惨な戦いの末にパーンドゥ家の兄弟は父祖伝来の領土を回復。王国支配の後は、王冠を譲って質素な樹皮に身を包み、森へと入っていく。激しく燃え盛る憎悪と流血の地獄から、神の国が示される未来へ。(レグルス文庫版をハードカバーの第三文明選書として復刊)
第70章 第七日目
第71章 第八日目
第72章 第九日目
第73章 ビーシュマの死
第74章 カルナとビーシュマ
第75章 ドローナの指揮
第76章 ユディシュティラの生け捕り
第77章 第十二日目
第78章 勇敢なバガダッタ
第79章 アビマンニュ
第80章 アビマンニュの死
第81章 父親の悲嘆
第82章 シンドゥの王
第83章 借りた鎧
第84章 ユディシュティラの不安
第85章 ユディシュティラの甘い希望
第86章 カルナとビーマ
第87章 誓約の尊重
第88章 ソーマダッタの最後
第89章 ジャヤドラタの死
第90章 ドローナ逝く
第91章 カルナの死
第92章 ドゥルヨーダナ
第93章 非難されたパーンドゥ兄弟
第94章 アシュワッターマン
第95章 復讐
第96章 誰が慰められる?
第97章 ユディシュティラの苦悩
第98章 ユディシュティラへの慰め
第99章 嫉妬
第100章 ウタンカ
第101章 一握りの粉
第102章 ユディシュティラの統治
第103章 ドリタラーシュトラ
第104章 三人の捨身
第105章 クリシュナの捨身
第106章 ユディシュティラの最後の試練
訳者あとがき
奈良に残る素晴らしい仏像を原寸大で紹介 奈良に残る、日本を代表する仏像の数々。その優れた仏像を原寸大で細部まで紹介。また、造像当初の姿を再現するなど詳しい解説もあり、この1冊で奈良の仏像通に
興福寺……阿修羅
興福寺……無著、世親像
東大寺……盧舎那仏(奈良大仏)
東大寺……不空羂索観音
薬師寺……薬師三尊
唐招提寺……鑑真和上像
法華寺……十一面観音
秋篠寺……伎芸天
法隆寺……釈迦三尊
法隆寺……百済観音、救世観音
中宮寺……菩薩半跏像
新薬師寺……薬師如来と十二神将
円成寺……大日如来
室生寺……十一面観音
長谷寺……十一面観音
聖林寺……十一面観音
當麻寺……弥勒仏と四天王
わたしは「恋愛小説家」と肩書きにあるのを見て、今のような小説をかくのをやめようと思った。
恋愛というものにそんなに興味がなかったことに気づいたのだ。これからなにを書こうか。
環境を変えるため、三年住んだ東京を離れ、中学時代に住んでいた区の隣り、かわうそ堀に引っ越した。
そして、考えた末に怪談を書くことにした。そう決めたものの、
わたしは幽霊は見えないし、怪奇現象に遭遇したこともない。
取材が必要だ、と思い立ち、たまみに連絡をとった。
中学時代の同級生・たまみは、人魂を見たことがあるらしいし、怖い体験をよく話していた。
たまみに再会してから、わたしの日常が少しずつ、歪みはじめる。
行方不明になった読みかけの本、暗闇から見つめる蜘蛛、
こっちに向かってきているはずなのにいっこうに近くならない真っ黒な人影、留守番電話に残された声……。
そして、たまみの紹介で幽霊が出るとの噂がある、戦前から続く茶舗を訪れる。
年季の入った店内で、熊に似た四代目店主に話を聞くと、
絶対に開けてはいけないという茶筒、手形や顔が浮かぶ古い地図があるという。
そして、わたしはある記憶を徐々に思い出し……。
わたしの日常は、いつからこんなふうになっていたのだろう。
別の世界の隙間に入り込んでしまったような。
柴崎友香が、「誰かが不在の場所」を見つめつつ、怖いものを詰め込んだ怪談作品。
大和に伝わる民話を、編者自身の家で伝承していた話を軸に、民話採訪の先人たちの業績も摂取し、3地域に分けて編集・再話する。
目次
まえがき
国 中(北和・中和)
ヒチコとハチコの伊勢詣り
ノミとシラミの伊勢詣り
ひばりと麦刈り
阿弥陀さんのぼたもち
大根と人蔘と午蒡
オオカミの玉
お月さんと日りんさんの判じくらべ
ママ子とホン子
屁こきばあ
カラスとニワトリ
うたよみ(一)
うたよみ(二)
どびんとちゃびん
竹の子と鯉の話
ポイトコナ
狐の恩返し
なまけ半助
長い名前
動物の伊勢詣り
白いスズメ
雪ん子
もるぞおそろし
ママ子の昼めし
とんび不孝
イヌの足
いうなの地蔵
大安寺八幡マメの宮
犬の脚(「笑」の字)
地獄めぐり(閻魔の失敗)
猫とネズミ
閑古鳥
宝物のとり替え
タカ坊主
ヘビ女房(嫁とり橋)
加賀の金沢かねどころ
蓑丸長者
北林のタヌキ
三輪山で力くらべ
子育て幽霊
土ぐも退治
猫とカボチャ
鷲の育て子ー良弁杉
瘤取り爺さん
不思議な尺八
三段御作
惚れぐすり
大和のカエルと河内のカエル
牛になった奉公人
蚊のおこり
猿の聟入り
石抱いてた若もん
左手は棒じゃった
山 中(東大和)
鶴の塔
おりゅうの森
松尾長者のミイさん
猫タタキの如来
物忘れの宿屋
カニとナマコ
くつぬぎの天女
滝の尾長者の千枚田
夢の蜘蛛
鐘にはフシの木
オオカミの恩返し
縁起直しの狂歌
三尺のワラジ
鬼が笑うた
貧乏神
イワシの頭も信心から
お亀ヶ池
大歳の客
女房の智恵
ママ子花
サルの尻なぜ赤い
カラスの予告
カエルの目玉
麦のフンドシ
蛇と蛙
ばくち打ちのモズ
ほととぎす兄弟
ゆっくりツバクロ
ワラビとゼンマイの腰
狐のお産
吉 野(南和)
竜宮からのみやげもの
つり鐘とママ母
ママ子とハッタイ粉
ママ子にお頭付き
運定めー虻にちょんの
お染と久松
粟しとっとん
ヨモクとゴモク
食わず女房
ハエとノミ
モノいう宝もの
売り声の失敗・チャックリカキフー
だれナラよ
サルカニ合戦
フクロの紺屋
スズメを呑んだ爺
三輪素麺の由来
子供衆が見たらカエルになれ
長柄の人柱
叩かぬ太鼓・鳴る太鼓
化けくらべ
この尻で千尻(水の神の文使い)
カニの報恩(蛇聟入)
三枚のおふだ
金を屁るネコ
ババア汁
草刈った(臭かった)
賢い嫁の歌
ヨメノナミダ(ママコノキ)
ヨキを忘れた木こり
モズの銭勘定
親不孝なアカショウビン
仏さんとネブカとダイコの芝居見物
竹切り爺
金の橋・銀の橋
お天道さんの金の綱
難題聟
おやじの文(話千両)
旅は学問ー朱椀朱石
舌切りスズメ
煎り豆と鬼
お辰っはんの墓
ガタロの恩返し
洞川のめくら蛇
蟻通明神
猟師と子熊
猟師と一本足の怪物
わらべ唄