日本臨床腫瘍学会編集によるガイドラインの改訂版.日本医療機能評価機構「Minds診療ガイドライン作成の手引き2020」に準拠し全面改訂を行った.造血器腫瘍・固形腫瘍の薬物療法の副作用として起こる発熱性好中球減少症(FN)は,対応が遅れると致死的な状況に陥ることもあり,がん診療に携わる医師・スタッフは適切な対応を知っておく必要がある.評価,治療,予防の3章に分け,各章「解説(総論)+CQ」という構成で解説.また,FNに限らず,がん薬物療法時の感染症予防,ワクチン接種などの疑問にも答えている.
高齢者施設の医療職・非常勤医師のために施設での感染対策の基本がこの1冊に!
最新第3版では、読者の理解が容易なように「方法編」と「疾患編」に分けて記載。基本から最新知見まで心エコー図学を完全網羅。
薬の効果とは「無意味」と「嘘」の間にある。患者にとって、本当に望ましい処方箋とは何か。11の処方箋をめぐり医師と薬剤師が「対話」から導く本当の「解」
トランプ政権の4年とは、何だったのか。新コロナ感染下で、バイデン新政権は、それをどう変えるのか!
エボラウイルス病、MERS、SFTS、狂犬病、ジカウイルス感染症、風疹、etc…国立感染症研究所ウイルス第一部・部長の西條政幸先生全面編集の下、グローバル時代に注意すべきウイルス感染症の知識をこの1冊にまとめました。
「人間とは何か」を考える。そのとき、霊長類学の成果に触れることを勧めたい。あまり一般に意識されないが、先進諸国のなかで野生のサルがすむ国は日本だけだ。アメリカザルとかフランスザルというのは存在しない。そうした文化や自然の背景があって、日本人はサルについてよく知っている。深い興味を寄せてきた。それが追い風となって、霊長類学は、日本が世界の一線に立って発信し続けてきた稀有な学問である。
新型コロナウイルス感染に関する理論と実証による様々な角度からの政策提言と政策分析を読者に問う。日本応用経済学会の成果。
第一部 新型コロナ感染拡大の政策課題
第1章 新型コロナ対策の問題点とその解決案 徳田安春(群星沖縄臨床研修センター長,日本医療政策機構フェロー)
第2章 PCR検査体制の拡充と偽陽性の問題 小黒一正(法政大学経済学部教授)
第3章 新型コロナウイルス感染症対策としての接触制限策の有効性 永星浩一 (福岡大学商学部教授)
第4章 感染リスクと行動変容ーGoogle COVID-19: コミュニティ・モビリティレポートを用いた実証分析 井深陽子 (慶應義塾大学経済学部教授)
第5章 新型コロナ流行時におけるマスク市場の価格メカニズムー公正性・金融モラル・リテラシー 阿萬弘行(関西学院大学商学部教授)・本西泰三(関西大学経済学部教授)・山根智沙子(広島経済大学経済学部准教授)
第6章 コロナ禍における緊急事態宣言が介護サービス市場に与えた影響について 楠山大暁(青森中央学院大学経営法学部准教授)
第7章 新型コロナウイルス克服への創薬の進展とそのメカニズム 鍵井英之( 医薬産業政策研究所主任研究員)・長岡貞男(東京経済大学経済学部教授)
第8章 コロナ禍経済と競争政策 青木玲子(公正取引委員会委員)
第9章 コロナショックと第4次産業革命ーマルチ・ステークホルダーのシステム分析 田中廣滋(中央大学名誉教授)
第二部 新型コロナ感染拡大の経済分析
第10章 新型コロナウイルス感染症と観光ー観光移動の変動パターン分析と観光政策 森朋也(山口大学教育学部講師)・金承華(関東学園大学経済学部講師)・中村光毅(中央大学経済研究所客員研究員)・薮田雅弘(中央大学経済学部教授)
第11章 Covid-19の感染拡大に伴う「特定警戒都道府県」指定が犯罪発生に与える影響 内藤徹(同志社大学商学部教授)
第12章 新型コロナウイルス感染症対策の国際パネル分析ー経済活動・感染・死亡への短期的影響 木原隆司(獨協大学経済学部教授)
第13章 新型コロナウイルス感染症にかかる財政政策,債務否認,および財政の維持可能性 焼田党(南山大学経済学部教授)
第14章 感染症の流行が人的資本蓄積に与える影響 土居潤子(関西大学経済学部教授)・山田航汰(関西大学大学院経済学研究科博士前期課程)
第15章 家庭内感染を考慮したマルチグループSIRモデルにおける対象限定ロックダウンの効果 佐藤茂春(中京大学総合政策学部准教授)
第16章 封じ込め政策と出生率 大森達也(中京大学学長補佐・総合政策学部長)
第17章 地域間移動と新型コロナウイルス感染症対策の厚生効果 大野正久(熊本大学大学院人文社会科学研究部准教授)・熊谷啓希(熊本学園大学経済学部准教授)・細江守紀(熊本学園大学学長)