日本語・国語・外国語の教育をどのように連携・再生させればよいのか。ことばの学習の社会的・文化的意味を問いなおす。
企業は生物多様性や環境問題に無関係ではいられません。それは、企業イメージの向上だけでなく、ビジネスチャンスの拡大、企業の活性化、金融市場での高評価にもつながります。環境問題を考えるときに重要になるのが環境教育です。
本書では、企業やNGOの活動、環境教育の内容を豊富な事例とともに具体的に紹介しました。また、生物多様性の意味、環境教育の論理的な裏づけをわかりやすく解説していますので、環境教育に着手したい企業、レベルアップをはかりたい企業に、新たな分野開拓に一歩を踏み出す勇気を与えてくれます。企業の環境・CSR担当者、NGO等に実際に役立つ環境教育の手引き書です。
《おもな内容》
1実践編:
生物多様性についての環境教育実践例[いであ、キッコーマン、三機工業、サンデン、日本通運、森ビル、リコーなど19社]/経団連の企業環境教育研修/企業とNGOのコラボレーション事例
2基礎編:
生物多様性の恵みと喪失の危機[生態系の多様性が意味するもの/キーワードは「主流化と社会化」]/生物多様性に対する環境教育の役割
3企業編:
企業にとっての生物多様性/環境教育の社会化に向けて
社会科教育において、思想・宗教・法規範、文化的慣習などを扱う価値学習は、民主主義社会の形成者として求められる知的作法をどの程度保障しうるのか。近年の米国のカリキュラムを比較・分析し、総合的に検討する。
明治5年(1872年)に頒布された学制により設けられた小学校では、教育内容が当時の民衆の生活に直接的に役立つものではなかっただけでなく、受益者負担が原則であった。そのため、民衆は地租や徴兵だけでなく小学校に対しても激しい不満を抱き、学校焼き討ち事件が起こった。なかでも、日本最大級の事件が「筑前竹槍一揆」などと呼ばれる一大騒擾であった。それはどんな事件だったのか、その事件からわれわれは何を考えるべきなのかを本書で読み解いていく。
本書は、「モンテッソーリ園や学校に通わなくても、家庭でモンテッソーリ教育を実践できる」と、世界中で人気の本の待望の翻訳書です。モンテッソーリ教育を誰にでも理解できるように、モンテッソーリの基礎となる重要な原則を簡潔に説明しています。
モンテッソーリのメソッドは人気を集めていますが、それには理由があります。好奇心、自立心、尊敬心などの人として大切な価値観に焦点を当てているからです。
調査によると、モンテッソーリ教育を受けた子どもたちは、穏やかで自信に満ち溢れ、知的であることがわかっています。そして、責任感が強く、社会性を持ち、感情豊かな大人へと成長します。
モンテッソーリ園や学校に通っていなくても、家族がモンテッソーリの原則に基づいて生活することは可能です。本書には、遊びの時間、食事の時間、宿題の時間、就寝時など、子どもと関わる時間に、親がその場で何をして、何を言うべきかが書かれています。スクリーンタイムの管理や金銭教育などの新しい子育てスキルも学べます。
本書は、ほとんどの親が子育ての哲学を完全に受け入れるために生活を一新する時間とリソースを持っていないことを認識しているモンテッソーリの本です。その代わりに、その場で効果を発揮する実践的な指導を示しています。
子どもにモンテッソーリ教育を取り入れるのに遅すぎるということはありません。本書は日本では珍しい18歳までを対象としたモンテッソーリ教育の本ですが、何歳になってもモンテッソーリの原理を適用し、人生をよい方向へ変えることができます。誰もが毎日、モンテッソーリの魔法のような瞬間を作り出すことができるのです。
〈本書の特徴〉
●尊敬、自由、好奇心、創造性、責任など、モンテッソーリの原則を明確かつ簡潔に説明。
●モンテッソーリの原則を日常生活にどのように適用するかを示している。朝の準備、子どもの送迎、遊びの時間、食事の時間、宿題の時間、寝る時間など。
●モンテッソーリに慣れていない学齢期の子どもにモンテッソーリのテクニックを適用する方法を示し、子どもの成長に合わせてテクニックを柔軟に発展させていく方法を説明している。
●訳者にベストセラー『自分でできる子に育つほめ方叱り方』の著者である島村華子先生、日本語版監修者に日本のモンテッソーリ教育の第一人者のモンテッソーリ ラ・パーチェ トレーニングコース代表、吉祥寺こどもの家園長の百枝義雄先生をむかえた。
生活の中で出る様々なゴミ。空き缶やビン、ペットボトル等々のゴミを含めた身の回りのものを利用し、手作りの楽器を作ってみんなで音あそび…子どもたちばかりでなく、大人たちもわくわくドキドキ。文句なしに楽しめる「手作り楽器=音具づくり」にご一緒に取り組みませんか。43個の作り方、遊び方掲載。
本書は「創造的な音楽教育」を念頭に、多くの「音楽ゲーム」を解説付きでまとめたものです。5分で終わるものから、2、30分程度かかるものまでいろいろです。読者のニーズに合わせて取り組んでください。子どもたちとの楽しい展開がきっと待っていることでしょう。
世界的に青少年の早期妊娠やHIV感染が増加するなか、青少年のリプロダクティブ・ヘルスをいかに保護するかが急務となっている。保護にあたって重要なのが包括的性教育(CSE)の取組である。しかしCSEは、それぞれの国における政治的論争や学校現場での支持不足などにより十分に実施できているとはいいがたいのが実情である。
そんななかタイでは、学校を基盤とする質の高いCSEが実現された。なぜタイは成功したのか。同国の学校現場における調査・報告を通じ、効果的な性教育の普及のために必要な方策を考察する。青少年の保健教育に携わる教職員にとって、貴重な示唆に富む一冊。
まえがき
第1章 本研究の概要
第1節 はじめに
第2節 本研究が着目する課題
第3節 本研究の目的
第4節 本書の構成
第2章 学校を基盤とした包括的性教育(CSE)の普及
第1節 性教育の対立するアプローチ
第2節 リプロダクティブ・ライツと性教育をめぐる論争
第3節 米国の事例に見る性教育をめぐる対立の歴史
第4節 CSEの普及をめぐる国際的潮流と世界の現状
第3章 学校を基盤としたCSEの効果
第1節 性教育研究からの示唆
第2節 学校効果研究からの示唆
第4章 タイの事例
第1節 タイの教育と若者のリプロダクティブ・ヘルス
第2節 タイのエイズ政策と性教育
第3節 タイにおけるCSE
第5章 タイにおける調査研究の手法
第1節 研究手法
第2節 研究デザイン
第3節 研究の過程
第4節 データの概要と分析方法
第6章 タイの学校を対象とした調査の結果
第1節 学校におけるCSEの普及
第2節 学校を基盤としたCSEの効果的な実施要因
第7章 調査結果の考察
第1節 CSEの効果的な導入アプローチ
第2節 CSEの学習成果の向上
第8章 本研究の成果と今後の展望
第1節 学校にCSEを効果的に導入するには
第2節 学校においてCSEを効果的に実施するには
第3節 学校効果研究への貢献
第4節 本研究の限界と今後の展望
あとがき
参考文献
索引
英文要旨
思春期の親子関係が、一生を決める!
12歳までは子ども脳、15歳からはおとな脳。
13歳から15歳の間の3年間は、脳の移行期に当たる。
思春期の脳は不安定で制御不能のポンコツ装置。
そのポンコツ脳で、受験や初恋や身体のアンバランスなど
様々な困難を乗り越えていかなければならない。
しかもここで親子関係に亀裂が入ってしまうと、
それが一生モノになってしまう可能性も。
「取扱い要注意」の難しい思春期に、人生の命運がかかっている!
近ごろ機嫌の悪いわが子、トリセツなしで扱えますか?
本編では描かれなかった、スペシャル番外編4話を収録。
・SNSで大バズリした話題の「第0話 初恋」
・福と宝が初めて結ばれた日を描く「第0.5話 交合」
・本編の終盤に登場するライムちゃんの物語を描く「第x話 来夢」
・福と、宝と、“あの子”の未来を描く「第n話 花火」 の全4話を収録。
「高校生の妊娠」をテーマに、「生」と真正面から向き合い描いた、蒼井まもる渾身の大ヒット作、ついに最終巻!
『食堂かたつむり』--「食べることは、生きること」
『ライオンのおやつ』--「死にむかうことは、生きること」
小川糸が描き出す、3つめの「生」の物語
「愛することは、生きること」
傷口に、おいしいものがしみていく
苦しい環境にあり、人を信頼することをあきらめ、
自分の人生すらもあきらめていた主人公が、かけがえのない人たちと出逢うことで自らの心と体を取り戻していく。
主人公の小鳥のささやかな楽しみは、仕事の帰り道に灯りのともったお弁当屋さんから漂うおいしそうなにおいをかぐこと。
人と接することが得意ではない小鳥は、心惹かれつつも長らくお店のドアを開けられずにいた。
十年ほど前、家族に恵まれず、生きる術も住む場所もなかった18歳の小鳥に、病を得た自身の介護を仕事として依頼してきたのは、小鳥の父親だというコジマさんだった。
病によって衰え、コミュニケーションが難しくなっていくのと反比例するように、少しずつ心が通いあうようにもなっていたが、ある日出勤すると、コジマさんは眠るように亡くなっていた。
その帰り、小鳥は初めてお弁当屋さんのドアを開けるーー
『HUGたいそう』は下記のような活動を行います。
・体の部位の名前を声に出し、確認する
・自分のさまざまな感情を認める
・「OK!」「やだー!」と大きな声を出して言う
・ほかの人の心臓の音を確認する
・ほかの人の体に触るときに同意を取ること
・自分を守るために、ハグを断ってもいいこと
・指、片手、両手、肩など段階的に、さまざまな
方法で触れ合う
『HUGたいそう』は、学校での学びの中では、特に、体育と性教育に深く関わっています。
小中高の保健体育科「体ほぐしの運動」の単元では,心と体の変化に気付き、みんなで関わり合うことが目標として掲げられています。
体を動かすと気持ちに変化があることや,身体を動かすと心臓の鼓動が早くなったりすることなどを学びます。
また、さまざまな方法で相手と触れ合うことで、人それぞれに身体の違いがあることを知り、違いを認め合い、仲よく協力したり助け合ったりして行う活動を実践します。
ユネスコ「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」では、8歳までの学習目標として「からだの権利」が掲
げられています。誰もが、自分の体について、誰が、どこに、どのような方法で触れることができるのかを
決める権利を持っているということを学びます。
「ハグしよう」と言われたときに、断ったり代案を出したりしてもいい、誰かとハグをしたいときは必ず同意を
とる、ということ実践をしながら学びます。
これらに加えて、『HUGたいそう』の参加者の写真と自己紹介文を通して、さまざまな家族の形があること、さまざまな友情があること、目に見えない障害や違いがあること、HIVはハグで感染しないことなどを学ぶことができます。
収録内容
・準備体操(じぶんをさわろう、ドキドキを探そう)
・ポーズ(OK!、やだぁー!、うっふん)
・ひとりでハグ(キモちEハグ、もーそーハグ)
・2人でハグ(ハイタッチ、握手、ハートハグ…)
・大勢でハグ(サンドイッチハグ、地球ハグ…)
・クールダウン(もう一度じぶんをさわろう…)
・HUGたいそう体験者のコメント
・精神科医 椿佳那子先生による推薦文
・参加者のプロフィール
・おすすめ書籍 などなど盛りだくさん
収録内容
・準備体操(じぶんをさわろう、ドキドキを探そう)
・ポーズ(OK!、やだぁー!、うっふん)
・ひとりでハグ(キモちEハグ、もーそーハグ)
・2人でハグ(ハイタッチ、握手、ハートハグ…)
・大勢でハグ(サンドイッチハグ、地球ハグ…)
・クールダウン(もう一度じぶんをさわろう…)
・HUGたいそう体験者のコメント
・精神科医 椿佳那子先生による推薦文
・参加者のプロフィール
・おすすめ書籍 などなど盛りだくさん