本書では、自由か平等かという二者択一を超えたところで展開しつつある教育の公共性をめぐる新しい論争の地平に光をあてている。ボウルズ=ギンタスの教育改革論を、彼ら自身の著作に内在しつつ検討するとともに、その背後にある思想史的な文脈を掘りさげた。そのなかで、ラディカル・デモクラシーやハンナ・アレントなど、今日、政治思想や社会思想の領域で広く議論されている諸思想との接点に光があてられている。
本書は、設計幹部向けの「マネジメント」の実務に必要な部分をまとめた内容である。
「もうける苦労と楽しさ」を生き生きと学ぶ子供たち。お父さん、お母さん、地域のみんなが参加する「新しい体験学習」で“自立した子供”を育てよう。
フランチャイズ・システムの導入が、社員の意識を変え、経営者のリーダーシップを高め、そして、会社全体の体質を変革する!数多くの可能性を秘め、急成長を続けるフランチャイズ・ビジネス。その起ち上げの極意を、ストーリー形式でわかりやすく説き明かす。
本書の主な目的は二つある。一つは、あらゆる思考の基礎である推論と科学の原理を、しっかりと把握してもらうことである。もう一つは、自然科学以外の諸科学を科学の原理に照らして考察すると、どの程度まで科学になっているのか、どこに限界があるのかを示すことである。
活力のある農業の源は現場にあり-農業の実際と、農政の足並みを揃えるために…。
自然がデザインした生体電気信号系の原理。本書は、生理学の分野で国際的な活動を行っている著者が、長年の大学での講義をもとに、国内外の偉大なる学者との交流を随所に交えながら、大自然がデザインした生体電気信号系の原理を解説する。巻末には筆者の我が国の研究教育体制についての提言も述べられている。理科系はもとより文科系学生の教科書として、また一般の方々の教養書としても好適。生命科学テキストの決定版。
学校は勉強する所だ。「勉強否定論から教育を救う『10のアピール』」「学力向上を目指す教育改革試案」を提示。
学校改革・教育改革への提言。「万人に当てはまるサイズを基準にするな」「芸術教育の大切さ」など、著者の実践に基づいた具体的な提言。とかく“押し付け”になりがちな教育改革論議に一石を投ずる。学校を「喜び」と「魔法」のある場所に。「個育て」「共育」に必読の書。
続々、導入される入試専門機関(AO)による選抜制。それで少子化時代に対応できるのだろうか…。
本書では、イリノイ大学医学部教育開発センターの教育心理学者マックガイヤーの効果的医学教育の展開の原理に、著者の専門とする大脳生物学・神経心理学をもとにした「脳の仕組みから見た効果的学習法」を追加して解説している。医学情報担当者教育センターが開催したセミナーの講演録。
多岐にわたる環境問題の重要なポイントを取り上げて具体的にわかりやすく解説しました。現在の環境問題の全体像をつかむことができます。これから学ぼうとする人に最適の入門テキストです。
われわれはどんな社会に生きているのか?どんな社会をつくりたいのか?100年後へのまなざし。
本書は、工学部原子力工学科、医学部、診療放射線技師養成過程などにおける保健物理学、放射線防護または放射線管理の講義の際の教科書的役割を果たすものである。現場の放射線管理担当者、あるいはこれから放射線取扱主任者試験を受ける方々にも、役に立つだろう。最近になって、放射線防護に関係の深い、わが国の放射線・原子力に関連する法令が、国際放射線防護委員会(ICRP)の1990年勧告を取り入れて改正されたのを機会に、全面的に改訂することにした。
食料品・衣服・洗剤など、身近な話題から環境問題を見据え、持続可能な社会に必要な情報教育を考える。
あなたのヴァイオリンの構え方はまちがっていませんか?ちょっとしたエクササイズで、みるみる演奏が楽になる!「構えの極意」を身につければ、音ものびのび。
教育内容や教育技術や教育制度の改革もさることながら、いま求められているのは学校観や教育観の転換である。本書は、それがどういうものであるかを、いま進められている大阪の教育改革を踏まえて明らかにしようとしたものである。
前半は、人と巨大システムの「安全学」について、後半は、安全学に沿って、実際に応用する方法を述べたものである。