新鋭が描く七つの短編。美と怪奇、愛と孤独、西洋と東洋、現代と古典…。万華鏡の中に写し出された混沌という名の舞台が始まる。
1:打上花火
『雪と花火と火焔土器』には、長岡という雪深い郷土での暮らしや文化が実直に綴られていくのだが、いわゆる雪国の閉ざされた暗さとかウェットな心境はふしぎなくらい無い。闊達に物事に好奇心が動いていて、きびきびしている。リア充な歌集である。(花山多佳子)
「飢饉に沈む人々に元気を与えたい」。
男たちの熱い想いがあの花火大会を生んだ。
時は享保。江戸の町は飢饉に沈み、失業者、果ては餓死者までが出る始末。為政者ですら救えないこの町を、文字通り明るく照らそうとする男がいた。花火師・六代目鍵屋弥兵衛。困った人を放っておけないこの男は、江戸中の人を放っておけなかったーー!
弥兵衛は自らの小さな工場に仲間を集め、ある計画を練り始める。大川(のちの隅田川)で、将軍の号令のもとに行われる「水神祭」。その場に江戸中の人を集め、一世一代の大仕掛けを披露することであった。
真代家こんぷれっくす!ノベライズ第2弾
真代家は、しっかり者の潤兄、生意気な五月、無口な紺、そして紅一点の夏木の4人キョーダイ。でも実は、夏木だけ血がつながっていない。それは真代家の小さなヒミツ・・・。
夏休みに田舎のおばあちゃん家を訪ねることになった真代家。夏木はおばあちゃんの記憶がなく、会えるのを楽しみにしていた。しかし実際会ってみると、おばあちゃんは夏木に対してどこかよそよそしい。それはなぜ・・・?ひと夏を田舎ですごしたキョーダイ達のそれぞれの想いは、やがて一つの不思議な事件に結びついてゆくーー。
完全新作、ハートフルストーリー。
神の意志に従ってドラマは進行している。理想国家「プラウト」は日本に生まれ全世界に広がっていく。