「言語学の祖」と呼ばれ、言語学では常識以前となっているソシュールの思想を、そして言語学をこころざす人ならかならず手に取られてきたソシュールの講義録である『一般言語学講義』を、言語学に興味のある人なら誰にでもわかる形であますことなく解説した入門書です。ソシュールの思想のどこがすぐれ、現代の言語学にどのような影響をもたらしてきたかを一読で理解することができます。
<目次>
第1章 コトバが通じるしくみ
第2章 コトバの基本単位
第3章 言語学の方法
第4章 コトバを支配する原理
第5章 言語記号の性質
第6章 言語学の課題
索引
第1章 コトバが通じるしくみ
第2章 コトバの基本単位
第3章 言語学の方法
第4章 コトバを支配する原理
第5章 言語記号の性質
第6章 言語学の課題
索引
6カ月で英語を使ったビジネスができるようになる!ビジネスパーソンのための最強・最速英語学習マニュアル。
カウンター越しの接客が原則となるスナックにおいて、人びとがどのような言語コミュニケーションの方法で「接客者」と「客」としての良好かつ適切な関係を構築しているのか、また、それぞれの意図がどのような言語行動に反映されているのかを明らかにする。なかでも特に接客者にみられるものを「接客言語ストラテジー」として、そのありようを、ポライトネス理論にもとづいて分析していく。
言語学の全体像を5章構成で体系的にわかりやすく紹介する入門書。各章ごとに「まとめ」、「コラム」、「注」を附して重要事項を解説し、より言語学を学びたい人のために「お薦め図書情報」を紹介した。
授業に役立つアイデア満載、年間活動計画の不安も解消。町田市、八王子市、三鷹市、函館市などで、カリキュラムや指導案の作成、現場教師の研修など、小学校英語の第一線で活躍し、モデル校を養成した指導者による、不安解消のアドバイス。「英語ノート」の使いこなし方、子どもが喜ぶ絵本、覚えておきたい教室英語など、使えるアイデア満載。
言語学なのによくわかる言語学。楽しみながら言語学の基礎がすべてわかります。
様々な言語・民族・宗教が渦巻き、ヨーロッパの火薬庫と呼ばれたバルカンー言語地理学を志した著者の初の海外調査先は、その中でも危うい平和と統一を保っていた旧ユーゴスラヴィアだった。暖かい人々と複雑な民族社会の中で言語調査に取り組んだ日々をユーモアと哀しみをこめて語る。言語学者のバルカン体験記。
さまざまな「話すという事実」において、何がおきているのか。「社会言語学のまなざし」には、実際にことばを使っている「話者」のありかたと、その「ことば」が実際に使われているそれぞれの「社会」のありかたが、つねに含まれている。ことばが使われる現場とそこにいる「話者」を徹底してまなざし、そこにあらわめる「ことば」の多様な姿を、多様な形で記述することで見えてくるものとは。
人の心を動かすコツは、「選択の自由」と「ことばの切り替え」だ!気鋭の言語学者が、デキる人の「ことば術」を解説。
語用論の中心課題である,言語表現とコミュニケーションの場の解明,特に意味伝達のプロセスを解明するシリーズ。第1巻では,意味理論,語用論理論をもとに語の多義性を分析し,歴史的意味変化や,借用の過程で生じる意味変化を扱う。
約100年前に「復活」した古くて新しい言語、現代ヘブライ語の世界を、この本とともに。待望久しい現代ヘブライ語文法の決定版。
言語聴覚士養成校で学ぶ「聴覚障害学」のテキストとして最適な1冊。日本言語聴覚士協会が2018年に発表した「言語聴覚士養成教育ガイドライン」を踏まえた目次建てとし、前版の内容をベースにしながら全面的に改訂している。今版より成人、小児ごとに評価から指導・訓練に至る流れを明確にし、また事例の記載を増やすことで学生の理解がより進む構成とする。加えて各章の冒頭で「学修の到達目標」を設け、学びの指針とする。
なぜ、方言はうらやましがられたり、馬鹿にされたりするのか。『となりのトトロ』のサツキとカンタの会話から、何が分かるのか。あの人はなぜ自分のことを「オレ」と言ったり「ぼく」と言ったりするのか。ママと呼んでいたのがかあさん、おふくろ、母親、と変化するのはなぜか。状況に合った敬語が使えるようになるにはどうしたらよいのか…。学校では教わらない、でも、一番「伝わる」日本語とは…?「生きた言葉」と、環境(社会)との関係を科学するー「ことばの社会学」の入門書。
グローバル化する時代と並走した批判的研究の新たな到達点。「言語」「文化」「国家」の関係を再定義し、「今を生きる人々」の仕事や生活における世界各地の事例を引きながら新しい形の異文化コミュニケーション学を展開。テーマごとに、文献案内や授業に活用できるアクティビティを挙げた必携テキスト。