認知言語学とは、ことばを通じてこころのはたらきを理解しようとする研究である。本書では、「カテゴリー化」「メタファー」「構文知識」といった認知言語学の主要な概念を体系的に説明し、さらにこの分野を文化人類学、発達心理学のような隣接領域との関わりからも広く展望する。分析例には日本後、英語とともに数多くの言語を取り上げ、ことばの普遍的特徴からのアプローチを試みる。認知言語学の基本的な考え方や分析方法を学ぶ人のためにテキスト。
●各事例ごとに,評価結果の解釈に基づき,どのように支援
を組み立てるかが具体的に記載されている.
●長期指導例が多く,発達の経過や予後を知ることができる.
知的障害
自閉症スペクトラム障害
言語発達障害
読み書き障害
脳性麻痺
格組織、語順、主語、数詞、流音タイプ、母音調和、キョウダイ名などの広汎なデータを基に、歴史言語学と言語類型論の成果を縦横に駆使して構築された「世界諸言語の一大パノラマ」。
改訂にあたって
序文
1.音声と音韻
1. 1 音声と音韻の違いについて
1. 2 同化(assimilation)
1. 3 音声と文字について
1. 3. 1 ヘボン式(標準式)ローマ字表記法
1. 3. 2 五十音図における文字と音の関係について
1. 4 高低アクセント(pitch accent)と強弱アクセント(stress accent)
2.語彙
2. 1 合成語における変音現象について
2. 1. 1 連濁
2. 1. 2 連声
2. 1. 3 音韻添加
2. 2 語彙の分類について
2. 2. 1 和語
2. 2. 2 漢語
2. 2. 3 外来語
2. 2. 4 混種語
2. 3 位相語
2. 3. 1 男ことば・女ことば
2. 3. 2 幼児ことば
2. 3. 3 武者詞
2. 3. 4 女房詞
2. 3. 5 遊女詞・廓詞
2. 3. 6 忌言葉
3.文法
3. 1 日本語の文法について
3. 2 アスペクトについて
3. 3 SOV 型言語
3. 4 言語類型論についてーとりわけ日本語の膠着性を巡ってー
4.文字
4. 1 日本語の文字について
4. 1. 1 六書
4. 2 文字言語と音声言語について
4. 3 文字の秘儀性
5.言葉と社会
5. 1 社会言語学について
5. 2 地域的変種について
5. 3 上下関係と連帯意識ーとりわけ二人称代名詞についてー
5. 4 言語変化について
5. 4. 1 欧米における言語変化の研究について
5. 4. 2 日本における言語変化の研究について
6.幼児の言葉の獲得について
6. 1 言葉を獲得するメカニズムについて
6. 2 生得説
6. 3 「生産性」(productivity)とはなにか
7.日本語の系統論ー日本語はどこから来たのかー
7. 1 代表的な系統論説について
7. 2 日本語とアルタイ諸語の関係
8.日本語学と言語学
8. 1 言語学(Linguistics)とは
8. 2 日本語学における言語学の受容について
9.「国語」の誕生とローマ字化運動
9. 1 「国語」の誕生
9. 1. 1 近代「国語」の黎明期とローマ字教育の状況
9. 2 国語国字運動の潮流
9. 2. 1 仮名文字論の潮流
9. 2. 2 ローマ字論の潮流
9. 2. 3 言語学的観点からみた仮名文字論とローマ字論について
9. 3 藤岡勝二著『國語研究法』におけるローマ字に関する言説
9. 3. 1 標準語について
9. 3. 2 仮名文字とローマ字の共通点
9. 3. 3 ローマ字教育の理論と実践ー専門教育と普通教育
註
引用文献
事項索引
人名索引
第1部では、現代言語学の原点であるソシュールの言語学のわかりやすい紹介と、『一般言語学講義』とエングラーの校訂本を精確に読むことでソシュール論の核心をなすラングの本質を明らかにする。第2部では、やさしくみえても特異な文体のために時として不可解なサピアの『言語』を論理的に読み解き、印欧比較言語学の方法論を批判的に展開するサピアの言語史論の全体像を明らかにする。
インド・ヨーロッパ語の文法観から自由になって、中国語の実相を素直に見直すための知的な挑戦へ読者を誘う6つの講演録。中国語文法研究の最前線をわかりやすく解説した名著『語法六講』が日本語で読める!
4人の言語学者が日本語の基礎語を採り上げ、徹底的に検討を重ね、辞書には書いてないことばの意味を追求する。
英語教育に関わる基礎的研究をもとに,英語教育を言語研究と関連づけ発展的内容を概説。〔内容〕英語教育と言語教育とは/なぜ音声研究の視点が重要か/語彙習得研究/文理解/コミュニケーション研究/第二言語習得研究/評価研究
20世紀言語科学の礎となった比較言語学に、今また大きな関心が寄せられている。最新の知見をもりこんで生き生きと描きだす比較言語学の新世界。
これまで積極的な交流が行われてこなかった生成文法、認知言語学、日本語学それぞれの分野から選りすぐりの論考を集め、これからの言語研究のための統合の可能性を示唆する論文集。「日英対照」「文法と語彙」を共通のキーワードにして、各分野を代表する研究者たちが腕をふるった全30章。各寄稿者が自らの立場に拘泥することなく、他分野の論考に対しても建設的なコメントを寄せ合っている点も本書の大きな特色である。
現代思想の原点がここにある
コトバの本質を問う「ソシュール以後」の軌跡
ソシュールが挑んだコトバの謎
深く考えてみるまでもなく、音声と概念とはまったく性質が違うものです。音声は波ですから見たり触ったりすることはできないにしても、とにかく物理的な実体であるのに対し、概念は決して物理的な実体とは言えません。それなのに、私たち人間がコトバを使う時には、その似ても似つかない2つのものを対応させています。しかも、その対応のさせ方は、同じ言語を使う人々であればまったく同じなのです。もちろんだからこそコトバを使って意味の伝達ができるようになっているのですが、これほど性質の異なる2つの要素を、同じ言語を使う人々がどうして正しく結びつけることができるのかは、考えてみれば不思議なことです。--<本書より>
第1章 ソシュールはこう考えた
1 コトバの本質を求めて 分析対象の設定
2 ソシュールが示した指針 体系と構造
第2章 ソシュールの考えはどう継承されたか
1 最初のターゲットは音素だ プラハ学派
2 キーワードは関係性 コペンハーゲン学派
3 言語過程説
第3章 花開くソシュール
1 具体的な言語事例を構造主義的に分析 バンベニスト
2 コトバは経済的にできている 機能主義
第4章 構造主義言語学の課題
本書は「上」と「下」の2巻からなり、全部で100の論文なり本がレビューされているが、その9割が、2000年以降に刊行された海外の論文や本が対象となっている。そして残りの1割が、日本語で書かれた論考や古典を対象としたものになっている。本書の「上」と「下」を隅から隅まで読めば、理論言語学の最先端の動向を十二分に伺い知ることができるであろう。そして、レポートや論文ネタをいくつも見つけることができるであろう。
アイビーリーグ×フォーチュン500企業×世界75ヵ国出身者への指導成果をまとめた。英語コミュニケーションを成功させる戦略的思考フレームワークとシンプル技術。
言語学の知識をとおし、ドイツ語学を理解するための最良の手引き。
病院、市役所など行政の窓口、ビジネス、学校…。さまざまな現場で直面する専門家と非専門家のあいだのコミュニケーションの壁。それを乗り越えるための方策を、社会言語学的調査をふまえ、ポライトネス理論を援用しつつ提示する。