「心の世界」と「物理的な世界」は異なるものだと「私」は思っている。しかし実際には、五感でじかに接触している(と感じる)有形の世界と、私たち一人ひとりの中にある(と思える)心の世界は、どちらも同じように脳が創り出す「錯覚」にすぎない。脳は何を隠し、何を伝えているのか。脳イメージング研究の先駆者である著者が、古今の心理学実験や臨床研究の科学的成果をふんだんに盛り込みながら、脳と心の関係を明快に解き明かす。
どこから読んでも面白い!鉄板ミステリ10!!
豪華執筆陣勢揃い!選りすぐりの最新ミステリ短編集!
アメリカは浮上するか?北朝鮮の暴発はあるか?ポスト世界大不況の特需がくる。日本の技術・製造業の出番。
「企画力」とは何か。それは文字通り「企み」を魅力的に語ることにより、人間や組織を動かす力のこと。そして、その力が結晶したものが「企画書」に他ならない。では、魅力的な企画書とは何か。それは「企みの物語」を、推理小説のごとく一挙に読ませるもの。本書は、そうした企画書を作るための細やかな技術と深い心得を、22の格言を通じて、新たな思想と視点から語った書籍講義である。
時代も国籍も超えて、縦横無尽に展開される本格ミステリの名作たち。「本格」初心者にも、生粋のファンにも愉悦をもたらす極上のアンソロジー。
経済合理性だけではなく行動主体である人間の心理的な要因も取り込もうとする行動経済学の本格的専門書。家計行動と企業行動に焦点を当て、分析を試みる。
何の変哲もない道路で起きた事故、誰もが道路の危険性を認識しながら防ぐことができなかった事故。行政ミス、住民の善意、自然現象、そして人の身体が作り出す錯覚ー交通事故・事件の意外な原因と真実を、最新の科学捜査によって解き明かす驚異の科学ノンフィクション。
絶大な影響力を持つ米中央銀行FRBの議長ベン・バーナンキ。就任から二年半後の二〇〇八年九月、経済学者としての研究テーマである「大恐慌」に酷似する危機が発生した。そのとき、FRBの内部で何があったのか。ピュリツァー賞を二度受賞したウォールストリート・ジャーナルの敏腕ジャーナリストが内幕を暴く。
誰も教えてくれない「仕事の作法」。5つのルールで「出世力」を身につけろ。
本書は、サイコセラピー分野の世界的第一人者による、汚染恐怖に焦点を当てた初の新刊本である。本疾患の定義からはじめ、さまざまな症状を考察し、精神的汚染・接触汚染の両者、および、嫌悪感について検討している。最も重要なことには、認知行動テクニックに基づいて、本疾患の治療法や臨床的ガイドラインの制定に関する論説を展開している。
迫真の文学賞ドキュメント。私たちはどう考え、何に投票したのか。本格ミステリ作家クラブ10周年記念。
ベテランと新鋭の豪華競演、作家23人の書き下ろし短編。
欠陥だらけの経済学をリコールしよう!日本経済がうまくいかないのは、経済学が事実をさかさまに理解する“天動説”に陥っているからだ。経済政策を正しい“地動説”に戻すだけで日本は生き返る。
「温暖化防止」の名のもとに、いまなお空前の盛り上がりを見せる環境ブーム。実際に自然界で起こっていることに目もむけず、科学的な見地も理解せず、ただ声高に異を唱える現状は、本当に正しいのだろうか。世界中を巻き込む一大ムーブメントに隠された、陰謀やウソや偽善を暴き、私たちの愁活に本質的に関わる真の環境問題を考える。話題の生物学者が提唱する、画期的な一冊。
本格ミステリの神髄、ここにあり。
10周年を迎えた本格ミステリ作家クラブが贈る、傑作短編&評論集新刊
意表を突く謎に心奪われ、巧みな構成に舌を巻く。これを読まずして本格は語れない。10周年を迎えた本格ミステリ作家クラブが贈る、「小説を読む悦び」を実感させる傑作選。<収録作家>柳広司、芦辺拓、泡坂妻夫、石持浅海、北村薫、大倉崇裕、田中啓文、柄刀一、米澤穂信、福井健太、巽昌章 解説・有栖川有栖
人生、勝ち続けることはできない。人は誰しも負けを経験する。では、勝者と敗者を決定付けるポイントは何だろうか。それは「負け方」だ。多くの日本人は「負けない(失敗しない)こと」を是とし、官僚に象徴されるように、時には「3勝1敗」の人物よりも「0勝0敗」の人物が出世することさえある。しかし、実際にビジネスの現場において、どちらが「できる」人物であるかは、自明の理だろう。成功する人は「負け方」を知っているのだ。本書ではベストセラー『ツキの法則』の著者、谷岡一郎氏が成功に結びつく負け方について、ギャンブルを例にしながら分かりやすく解説した。敗者諸君よ、君たちは敗北を誇れるか。