崩落する氷山、海に沈むツバル、ホッキョクグマの受難ー繰り返し放送されるこれらの温暖化トリック画像を真に受けてはならない。被害を過大に見積もった科学者の一部とNHKをはじめとするマスメディアが行った誇張された報道や誤報こそが環境問題への誤った認識を植えつけた実行犯である。手段であるべきリサイクルが目的化した構造から、CO2を主犯と見なす性急な温暖化対策の愚まで、なぜウソがまかり通りつづけているのか、その本質に迫る。
二酸化炭素が増えたから温暖化したわけではない!それほど温暖化もしていない!そもそも温暖化は悪いことではない!にもかかわらず、「南極の氷が解けている」「ツバルが沈むほど海水面が上がっている」とウソ報道に洗脳され、エアコン28℃で酷暑を我慢する。しかし京都議定書をまじめに守っているのは日本国民だけで、政府もそれを隠蔽していたのだとしたら…。「わが社はCO2削減に全力を尽くしています」。聞こえのいい偽善にだまされ、損をしないために、すぐに知っておきたい環境問題のからくり。
森の奥深くにある別荘で起こった密室殺人、覆面レスラーの悲しい殺意、2本の鍵が握る、遺言の行方…。本格ミステリ作家クラブが厳選した、ファン必読のアンソロジー。
ライブドア事件とは、「ライブドアが巨悪をなした」という事件ではなくて、「ライブドアが巨悪をなしたと人々が思い込んだ」という事件である。似た例として、中世の魔女狩りがある。これは「魔女がいる」という事件ではなく、「魔女がいると人々が思い込んだ」という事件であった。かつてバブル期には、「永遠の右肩上がり」という妄想を、国中が信じていた。そして現代では、「詐欺師たるライブドア」という妄想を、国中が信じている。いずれにせよ、国中が妄想を信じている。それはいわば「裸の王様」という状況である。そこで、「王様は裸だ」と叫ぶのが、本書だ。
会社が「大きくならない」「繁栄しない」要因は、社長自身にあった。多くの会社を繁栄に導いてきたトップコンサルタントが叱る、愛すべき「アホで、マヌケな社長」の実態。
「心の世界」と「物理的な世界」は異なるものだと「私」は思っている。しかし実際には、五感でじかに接触している(と感じる)有形の世界と、私たち一人ひとりの中にある(と思える)心の世界は、どちらも同じように脳が創り出す「錯覚」にすぎない。脳は何を隠し、何を伝えているのか。脳イメージング研究の先駆者である著者が、古今の心理学実験や臨床研究の科学的成果をふんだんに盛り込みながら、脳と心の関係を明快に解き明かす。
どこから読んでも面白い!鉄板ミステリ10!!
豪華執筆陣勢揃い!選りすぐりの最新ミステリ短編集!
アメリカは浮上するか?北朝鮮の暴発はあるか?ポスト世界大不況の特需がくる。日本の技術・製造業の出番。
「企画力」とは何か。それは文字通り「企み」を魅力的に語ることにより、人間や組織を動かす力のこと。そして、その力が結晶したものが「企画書」に他ならない。では、魅力的な企画書とは何か。それは「企みの物語」を、推理小説のごとく一挙に読ませるもの。本書は、そうした企画書を作るための細やかな技術と深い心得を、22の格言を通じて、新たな思想と視点から語った書籍講義である。
時代も国籍も超えて、縦横無尽に展開される本格ミステリの名作たち。「本格」初心者にも、生粋のファンにも愉悦をもたらす極上のアンソロジー。
経済合理性だけではなく行動主体である人間の心理的な要因も取り込もうとする行動経済学の本格的専門書。家計行動と企業行動に焦点を当て、分析を試みる。
何の変哲もない道路で起きた事故、誰もが道路の危険性を認識しながら防ぐことができなかった事故。行政ミス、住民の善意、自然現象、そして人の身体が作り出す錯覚ー交通事故・事件の意外な原因と真実を、最新の科学捜査によって解き明かす驚異の科学ノンフィクション。
絶大な影響力を持つ米中央銀行FRBの議長ベン・バーナンキ。就任から二年半後の二〇〇八年九月、経済学者としての研究テーマである「大恐慌」に酷似する危機が発生した。そのとき、FRBの内部で何があったのか。ピュリツァー賞を二度受賞したウォールストリート・ジャーナルの敏腕ジャーナリストが内幕を暴く。
誰も教えてくれない「仕事の作法」。5つのルールで「出世力」を身につけろ。