2012年刊「量子ドット太陽電池の最前線」の普及版。化学材料、技術を中心に、太陽光発電の変換効率向上のために、量子ドットの作製から応用、海外研究まで紹介している。
エネルギー新時代の夜明けー再生可能エネルギーの期待の星。太陽電池技術の基礎からその開発の歴史、セル・モジュールの製造・評価技術、太陽光発電システム技術まで、すべてを網羅。
本書はエネルギー問題に焦点を合わせ、生活水準を変えずに化石燃料の消費量を減らす方法として、化学的発電方法である燃料電池、特に高温作動の固体酸化物燃料電池(Solid Oxide Fuel Cells,SOFC)を主題として取り上げる。
進化した鉛電池の最新技術を網羅。
有機薄膜太陽電池の開発の歴史と現状を通観、光電変換メカニズムや素子作成法と評価方法について解説。また、有機薄膜太陽電池に用いる有機半導体の合成化学や物性評価を紹介する。
ケイタイ、電気自動車、スマートグリッド、そして「はやぶさ」…応用が拡大する二次電池のすべて。
本書は、二次電池への関心が高まりつつあった1994年に、二次電池を取り上げ、材料をはじめとした技術動向をまとめ、また、より効率的な回収システムの構築を目指すニッケル・カドミウム蓄電池の、リサイクルの現状と今後の課題についても解説することを目的として、刊行したものの普及版である。
弾圧によりマンガやアニメといったサブカル文化は死に絶えたーー。しかしマニアは死なず! レジスタンス活動を繰り広げる彼らの名は<アラハバキ>! 話題のTVアニメが早くもコミックで登場!
計算機マテリアルデザイン(CMD)の実践編とし
て,今日のホットトピックの一つである固体高分
子形燃料電池要素材料・水素貯蔵材料の材料探
査において,CMDを生かし,先行特許出願等の
知的財産形成に至った理論を解説する.学生,研
究者のみならず,産学官全体の研究開発において
CMDの戦略的重要性の認識に資する一冊.
本書は、大好評を博した『計算機マテリアルデザイン入門』(笠井秀明他編)につづき、計算機マテリアルデザインによる先端研究事例として、現在、研究開発が急速に進んでいる「固体高分子形燃料電池」および「水素貯蔵材料」の知的設計について詳説した、研究者・開発技術者必読の一冊である。
1. 先端研究事例 1
1-1 固体高分子形燃料電池の仕組み
1-2 水素貯蔵技術
1-3 計算機マテリアルデザインを活かすには
2. 固体高分子形燃料電池の電極触媒
2-1 合金化・歪み効果
2-1.1 白金と一酸化炭素との相互作用における合金化・歪み効果
2-1.2 歪みやCO吸着のある白金上における水素分子隔離吸着
2-2 鉄ヒドロゲナーゼ系材料
2-3 ヘム系材料
2-3.1 ヘム上における酸素分子解離の配向依存性
2-3.2 ヘム上における酸素分子解離のスピン状態依存性
2-3.3 金属ポルフィリン上における酸素分子解離に対する比較検討
2-3.4 コバルトポルフィリンベースのカソード触媒設計
3. 固体高分子形燃料電池の電解質膜
3-1 界面における水素原子の振る舞い
3-2 プロトン移動の推進力
3-3 溶媒効果
3-4 吸着酸素へのプロトン移動
4. 水素貯蔵材料
4-1 シクロへキサン系材料
4-2 水素化マグネシウム
4-2.1 水素化マグネシウムクラスターからの水素分子脱離
4-2.2 3d遷移金属を触媒とした水素化マグネシウムのMg-H結合解離
4-2.3 磁化および電荷された水素化マグネシウムベースの水素貯蔵材料
5. 量子ダイナミクス
5-1 白金表面上における水素分子の解離吸着反応の量子ダイナミクス
5-2 白金表面上における水素原子の拡散反応の量子ダイナミクス
専門書を読み解くための体系的で確実な基礎知識を、わかりやすく解説した入門書シリーズ。
人類による化石燃料の使用が異常気象の主因と考えられ、最近では燃料電池車やバッテリー式電気自動車に大きな期待が寄せられています。
本書は、燃料電池車・電気自動車を基礎から学べるように解説しました。燃料電池車登場の経緯、概略構造、メリット・デメリットなどもしっかりと学習することができます。
ドイツの気候変動審議会が報告した「2100年の世界エネルギービジョン」によれば、2100年には、世界のエネルギーの約7割が、太陽電池を用いた太陽光発電を含む太陽発電で賄われるだろうと予想されている。一方、こうした大きな期待や将来の人類文明の持続的発展への貢献のためには、太陽電池のさらなる高性能化、低コスト化、長寿命化、応用技術などに関する研究開発を含め様々な努力が必要なことは言うまでもない。本書では、重要度が一層増してくる太陽電池について、その基礎から先端応用にいたるまでの全体像について懇切丁寧に解説する。この分野をリードする研究者による待望のテキスト。
環境問題対策やビジネスの視点から現在脚光を浴びている太陽電池。本書は、その太陽電池を1メカニック面2ビジネス面3家庭利用面から丁寧に図解で解説しています。社団法人日本図書館協会選定図書。