本書は主に大学理工系の1、2年生を対象とした一般教育用のテキストである。物理化学の重要事項である熱力学と反応速度論を中心に、化学平衡、電解質溶液と電池、さらには統計熱力学などについて、その基本的な考え方を親しみやすい文調でわかりやすく解説する。各章ごとに例題を多数設け、これを解くことによりその章の基本事項を確実に理解できるようにしている。半期の授業時間内に十分に修了できるよう必須事項をコンパクトにまとめてあることから、大学のカリキュラム改革により増加した、セメスター制の授業のテキストとして最適なものである。
本書は、特定の分野に偏ることなく、電気エネルギーを中心として、その周辺の広い分野を横断的に網羅している。ただし、電気エネルギー工学を学ぶにあたって必要な基本的事項および最新の技術をわかりやすく記述している。
電池を科学の目で見るとなにが見えてくるだろうか。また、先進技術は電池をどう進化させているか。乾電池から最新のイオン電池まで電池の秘密が見えてくる。
本書は大学初年級における化学概論(物理化学の初歩を主とする)の教科書ないし参考書として著述された。題材を精選し、簡潔平易に記述するように努めた。各章の終りに演習問題を配置し、巻末にその解をやや詳しく記して自習の便をはかった。
世界を旅した女優が綴るテレビの内側、普段着の暮らし…やさしい眼差しで見つめる出会いと好奇心の日々。書き下ろしエッセイ集。
その電器屋さんの広告は、スーパーのチラシのうらにあった。そこに、「先着20名、アルカリ電池むりょう進呈」の文字を見つけたとき、ぼくは思わずとびあがったネ。だけど…。そこでもらったちっぽけな電池を、ぼくのとっておきのミニ四駆にいれたときから、おかしなことがはじまったんだ。第13回福島正実記念SF童話賞大賞作品。小学校低・中学年向。
本書は、臨床電気神経生理学における電位解釈の基礎を、電気回路を用いて解説したものです。記録された電位がどう見えるかではなく、何故それがそう見えるのかを簡単な原理に立ち返って考察することを目標としました。
中学・高校生向。ついに出た!あの…スーパー実験を完全図解。
私たちの生活と深くかかわるさまざまな種類の電池について、誕生から開発の歴史をたどり、意外と知られていないその原理と役割を親しみやすく紹介しながら、未来に期待される電池の活躍を展望するユニークな書。
本書は、理論に裏付けられた技術の重要性に鑑み、実習の基本術式とその順序、「わかりにくい点」や「何故そうしなければならないのか?」の疑問、さらに著者の臨床経験と永年の技工士国家試験委員採点者の立場から見てきた「誤りやすい点」等について、左頁の実習内容に対応させ、必要最小限度にQ&A形式で記してあります。