コンピュータプログラマなら誰しも膨大な量のメモや走り書きをため込んでいるものだ。参考になるコードを集めているのである。そうしたコードは、勇を鼓してマニュアルの大海に飛び込んで得たものだったり、無分別な人間さえ時として追いかけるのをためらうようなUsenetで苦労して手に入れたりしたものだ。だから、そういうところを突いた本がほとんど見あたらないのは奇妙なことではある。オンラインの世界には、プログラミングや管理など、特定の分野に関する短くて的を射た文書がたくさんある。一方、本の世界で主流になっているのは、細かなところまでていねいに取り上げて完璧を期した大部の(いつ読み終わるかわからないような)専門書か、ジョーク代わりに友人にプレゼントするのに適したまったくの初心者向けの書籍のようだ。重要なテーマを幅広くカバーして、基礎をしっかり教えてくれる本は非常に少ない。本書はそうした数少ない本のひとつである。プログラマのメモや走り書きを集めて、その内容を解読可能な形に書き直し、1冊の本としてまとまりを持たせてある。
プラットフォームの垣根を乗り越えるためには、「垣根の手前の世界」と「垣根の向こうの世界」とを良く知る必要があります。そして、茂みに無理矢理潜り込んで、泥まみれになったり服を破いたりしないよう、うまく、楽に乗り越えるためのツールや、回り道、抜け穴などを知る必要があります。本書はまさに、その「プラットフォームの垣根」を上手に乗り越えたり、すり抜けたり、楽に迂回する方法を紹介するものです。
パソコン端末はハードディスク不要。ネットワークブートを使った本格的なターミナルシステムを楽々構築!専用ディストリビューションK12LTSPを収録。
実用的なシェルスクリプトを作成するためのノウハウについて、数多くのサンプルプログラムと共に説明している。
本書は、LinuxやFreeBSDの初心者がUNIXの基礎を理解するための本である。全体を通して、読み物としても楽しめるように配慮し、これまでWindowsしか扱ってこなかったユーザでも読みやすい内容にするよう努めた。本書は、オープンソース系のOSのなかでもよく使われている、FreeBSDとLinuxを例に挙げ、UNIXの基礎に的を絞って説明する。そして、UNIXの仕組みや、基本的な操作法を理解することを目的としている。
さまざまなパケットについて詳細に解説。Windows用pcapライブラリを用いたネットワークアプリケーション構築例を紹介。C言語、FreeBSD、Linux対応。
IP、TCP、UDP、ARP、ICMP、IPv6などのヘッダを直接操作するプログラムの作成をとおして、これらのプロトコルのもつ性質、メカニズムの本質を理解している。C言語、FreeBSD、Linux対応。
本書はメジャーなLinuxディストリビューションのほとんどで基本シェルとして利用され、7年以上の実績がある「bashバージョン2」を利用して、比較的短いプログラム(スクリプトとも呼ばれます)を作成するためのものです。シェルスクリプトに興味があるけれど難しそうだと感じている初心者の人たちや、作ってはみたものの動かなくて困っているような人たちを対象にしています。
LPI認定試験は、Linux技術者の能力を認定する試験です。ベンダーやディストリビューションにとらわれない団体LPI(Linuxプロフェッショナル協会)が中立的な立場で実施する試験であるため、国際的な評価の基準として注目されています。LPI試験は、レベル1からレベル3まで難易度が3段階に分かれています。本書はレベル1(初級者)試験の受験対策教科書です。本書の流れに沿ってLinuxを操作すれば、試験合格に必要な重要ポイントを実践的に学べます。
Linuxのしくみを知りながら環境設定の基本を学べます。設定ツールに頼らない、応用のきく環境設定法がわかります。豊富なコマンドの紹介で、「あ、こんなのあったんだ」に出会えます。Red Hat系とDebian系、カーネル2.4と2.6に対応。充実した参照ページと索引で、知りたいことがすぐにわかります。
プログラムの共同開発に不可欠なSubversion。その仕組みから使い方までを懇切丁寧に解説。
コマンドから調べる、知りたいことからすぐ引ける、コマンド操作の基本の基本。これから始める人も、慣れている人も、「ちゃんと使える」リファレンス。Fedora Core3に完全対応。
手軽なイントラネットサーバーを構築して、普段使っているWindowsから利用するといったことから、ブロードバンド回線を使って実用的なインターネットサーバーを構築するといったことまで、Linuxを使ったさまざまなサーバーの構築を具体的な例をあげて紹介。
Linuxの生い立ちから仕組みそして使い方まで余すところなく解説。
LPI認定試験は、Linux技術者の能力を認定する試験である。ベンダーやディストリビューションにとらわれない団体LPI(Linuxプロフェッショナル協会)が中立的な立場で実施する試験であるため、国際的な評価の基準として注目されていく。LPI試験は、レベル1からレベル3まで難易度が3段階に分かれていく。本書はレベル2(中級者)試験の受験対策教科書である。本書の流れに沿って各種システムやサーバの設定方法を学べば、試験合格に必要な重要ポイントが実践的に身につく。