世に言われる「変態」は、変わった人ほどの意味合いしかないものだが、ここに登場する「変態さん」たちのそれは、ファッションやシャレではなく、変態であることを生き方として選び、変態であることでしか生きられない人びとである。彼らがその行為によって得られるのは、賞賛でも栄光でもなく、一瞬の快楽だけだ。それでも「変態」であろうとするのはなぜか?変態さんを白日の下にさらした傑作。
「女が百人いれば、九十人は変質者体験がある」と女性たちは実感している。本書は、そうした確信を基に、女たちによる、女たちのためのリアルな実体験レポートを目指している。被害の実態を明らかにすると同時に、被害者である女の視点にとことんこだわった対策マニュアルでもある。各種の変質者を法的に裁くためのノウハウ、そして下着一枚を守るための真実が盛られた迫真のドキュメント。
ゲイやレズビアンは知っている。性同一性障害…もわかるような気がする。じゃあ、インターセックス(半陰陽)は?女装家とゲイの違いは?男から女に性転換したレズビアン、なんているの!?-ゲイライター伏見憲明が、性の境界線を揺らす、さまざまな変態(クィア)たちと対談。
修道院で女に目覚めたジョゼフィーヌ。なにがあったのか?その謎を追う奈子は、自らの肉体を大きく変態させてゆく…。
全体的に別れをテーマとしたが、出会いとも直結していることを考えると、なぜ人はこうも悩むのだろう…。一難去ってまた一難。まさに人生の醍醐味を味わうのが、短編小説集かもしれない。
唯一無二の「嗜好の迷作」! 変態を科学するアブノーマルキャンパスライフコメディ。かわいい絵柄とは裏腹に、食事中の熟読は危険!!
2011年にアニメ化もされた唯一無二の「嗜好の迷作」! 変態を科学するアブノーマルキャンパスライフコメディ。かわいい絵柄とは裏腹に、食事中の熟読は危険!!
大乗フェラーリ教・教祖清水草一が自動車変態・異端系の名(迷)車を語る。
人生で最も輝く年代のあなたへ贈る、もっと魅力的に、もっと気持ちよくなるための18の法則。
材料組織学の基礎事項を平易かつ系統的に解説する初学者向け標準的教科書。学部での2半期講義に最適。〔内容〕結晶の構造/格子欠陥/状態図/凝固/拡散/拡散変態および析出/マルテンサイト変態/回復・再結晶・粒成長/材料の複合化
金属学の基礎項目をやさしく解説した、時代を超えた入門書。一流の学者たちによる内容はエッセー風で、楽しく読めて基本が学べる。1965年初版。
復刻にあたって
楽しく読めるエッセイ風技術解説書(大和久重雄)
「金属物理一家」の横顔(藤田英一)
「100万人の金属学ー基礎編ー」執筆時の思い出(牧野 昇)
『歴史の道しるべ』の魅力(菊池 誠)
編者のことば(幸田成康)
1 自然はシンプルである
<結晶構造のはなし>(長崎誠三)
2 教室のなかのできごと
<合金構造のはなし>(幸田成康)
3 デモンの描いた不思議な絵
<状態図のはなし>(長崎誠三)
4 山寺の鐘・教会の鐘
<組織と強さやねばさ>(三島良績)
5 住みにくい社会からの脱出
<変態のはなし>(平野賢一)
6 鋼にも人生がある
<鋼の変態>(大和久重雄)
7 トランジスタ・ラジオの影武者
<転位のはなし>(橋口隆吉)
8 硬いダイヤとやわらかい鉄
<強度のはなし>(鈴木 平)
9 タヌキと金のタマの話
<塑性のはなし>(幸田成康)
10 冬山のおきて
<点欠陥のはなし>(吉田 ショウ)
11 結晶内にひそむ忍者
<回復と再結晶>(高村仁一)
12 コーヒーとミルク
<拡散のはなし>(鈴木秀次)
13 スタミナ談義
<合金の強さ>(幸田成康)
14 幾久しく変わりある話
<時効硬化のはなし>(三島良績)
15 人と神の本能
<破壊のはなし>(藤田英一)
16 アメの伸び・金属の伸び
<クリープのはなし>(鈴木秀次)
17 ある疲れた男
<疲労のはなし>(藤田英一)
18 電子が階段をのぼるとき
<原子構造のはなし>(村上悠紀雄)
19 ミクロの神秘
<金属結合の本質>(鈴木 平)
20 磁石ものがたり
<磁性のはなし>(牧野 昇)
21 働く電子蟻
<熱と電気伝導>(鈴木 平)
22 しずくと泡のはたらき
<半導体のはなし1>(武田行松)
23 不純物と美の結晶
<半導体のはなし2>(菊池 誠)
もっと勉強したい人のために
小さな術語集(さくいんを兼ねて)
【患者の異常を見抜く力と対応力をみがく13の授業】
「当たり前の急変対応」を、「当たり前にできる」ようになるための必読書。
急変はいつどこで起こるかわかりません。急変対応で大切なことは、「当たり前のことが当たり前にできるようになる」こと。
よくある事例から、すぐに実践できる絶対に外せない急変対応の「王道」を解説します。
いつまでたっても自信がない“急変対応”を、自信をもってできるようになるための知識が満載です。
第1回 それは、本当に、“急変”ですか? 急変対応総論
第2回 バイタルサインの実践的解釈1
第3回 バイタルサインの実践的解釈2
第4回 院内心停止の対応:早期に認識し適切な介入を!
第5回 アナフィラキシー:迅速に判断し、アドレナリンの投与を適切に!
第6回 SpO2低下:“SpO2100%”は100点ではなく赤点だ!
第7回 血圧低下:血圧が下がってからでは遅すぎる!
第8回 発熱:具体的な原因を意識して対応しよう!
第9回 院内の転倒:「どうして転んだの?」を大切に!
第10回 脈が速い・遅い:モニターではなく患者をみよう!
第11回 意識障害:頭部CTの前に確認すべきことは?脳卒中を疑ったらどうする?
第12回 DNARを正しく理解しよう
第13回 急変対応に役立つアンガーマネジメント
★野山で死を迎えた動物たちのその後を細やかな目で記録したナチュラルヒストリー★
動物たちの死体は、それを栄養とする別の生き物(腐食者)たちによって摂取・分解される。本書には、ハゲワシ、コンドル、ワタリガラスなどの鳥類と、シデムシ、糞ころがし、ハエなどの昆虫を中心に、キノコなどの菌類や細菌、さらには、かつて腐食者であった人類の祖先までもの死体あさりの様子が生き生きと描かれる。
命あるものは必ず死ぬ。自然界ではその死体は次の命を生み育てるために使われ、生命が引き継がれていく。生活から切り離された病室で死を迎え、そのまま火葬で葬られれる現代のわたしたちは、そこから学ぶことがあるのではないだろうか……
I.小から大へ
マウスを埋葬する甲虫/一頭のシカの送別/ 究極のリサイクル業者: 世界を作り直す
II.北から南へ
北の冬: 鳥たちにとって/ハゲワシやコンドルの集団
III.植物の葬儀屋たち
生命の木々/糞を食べる者
IV.水中の死
サケの死から生へ/他のいろいろな世界
V.いろいろな変化
新しい人生へ、そして新しい形の生命たちへの変態/信仰、埋葬、そして不滅の生命