実践編では、全国160施設にアンケートを実施。各論編ではポイントも記載。
基礎的な病態生理から一般的な治療原則まで網羅した2707のQ&A。見やすく、読みやすい2色刷のレイアウトに変更。知識の整理に役立つ「TOP100シークレット」と「キーポイント」を新設。
■□令和4年12月の感染症法等の改正の全体像がわかる!□■
令和4年12月に公布された改正感染症法(感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律等の一部を改正する法律)は、次なる感染症危機に備えるべく、感染症法をはじめ様々な法律を改正しています。施行日が複数ある段階施行であるうえ、改正箇所が多く、内容の把握は非常に困難です。本書はこれを“ガイド”するべく発行いたしました。
【改正感染症法の解説】
感染症法をメインに、施行日別に改正の概要がわかります。新型コロナの5類移行についても解説しました。
【改正後の条文は施行日別に2段組表示】
感染症法は令和5年4月、6年4月に主要な改正が施行されます。
本書では、「令和5年5月8日」時点と「令和6年4月1日」時点における条文を左右に並べて表記しています。改正箇所には下線があるので、条文が2つの時点でどう変わるのか、一目で確認できます。
【便利な「改正のポイント」欄と「委任」欄】
重要な改正があった条文には、「改正のポイント」を設け、改正内容を解説。
委任規定(「厚生労働省令で定める〜」といった文言)のある箇所には、注として「委任」を設け、該当する政令や省令の条文を明記しました。参照すべき政省令や通知の内容をサクッと把握できます。
【主な目次】
第1章 改正感染症法の概要
第1節 新型コロナウイルス感染症と感染症法
第2節 改正感染症法(令和4年法律第96号)のポイント
第2章 感染症法ーー改正後全文とポイント
◎感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成10年法律第114号)
第3章 関連法令ーー改正後条文とポイント
◎地域保健法(昭和22年法律第101号)(抄)
◎予防接種法(昭和23年法律第68号)(抄)
◎地域における医療及び介護の総合的な確保の促進に関する法律(平成元年法律第64号)(抄)
◎医療法(昭和23年法律第205号)(抄)
◎検疫法(昭和26年法律第201号)(抄)
◎新型インフルエンザ等対策特別措置法(平成24年法律第31号)(抄)
◎健康保険法(大正11年法律第70号)(抄)
◎国民健康保険法(昭和33年法律第192号)(抄)
◎高齢者の医療の確保に関する法律(昭和57年法律第80号)(抄)
第4章 資料
変わりゆく法制度、変わらない脅威。50年ぶりの結核予防法改正に、臨床現場はどう対応しているか。世界最大の感染症に対峙する「定本」第4版。
数ある消化管疾患のガイドラインをかみ砕いてまとめた消化器科医だけでなくプライマリケアやクリニック,研修医にも役立つ必携書!逆流性食道炎・非びらん性胃食道逆流症,消化性潰瘍,機能性ディスペプシア,慢性便秘症,感染性腸炎,潰瘍性大腸炎,クローン病,過敏性腸症候群の最新のガイドラインに準拠した診療と薬の使い方がフローチャートと明快な解説でよくわかる,現場で役立つマニュアル.疾患概要・鑑別と診断から,処方量や薬剤の副作用,相互作用,合併症,その対策まで必須知識をこの1冊で網羅!
ここが追加・アップデートされました!
逆流性食道炎・NERD:食道カンジダ症と重症GERD に対する内視鏡治療
消化性潰瘍:「H. pylori 感染の診断と治療のガイドライン2024」の解説
機能性ディスペプシア:腸発酵症候群
腸管感染症:腸結核
潰瘍性大腸炎:新規の分子標的薬2剤の解説と使いかた
過敏性腸症候群:好酸球性胃腸炎
Critical CareにたずさわるICU、救急、麻酔、外科、内科の医師向けた隔月刊行誌。今号の特集では、救急・集中治療領域の「血液凝固・線溶異常」の最前線について、血栓止血学的なマネジメントを含め、各領域のエキスパート医師が幅広く解説しています。集中治療医・救急医のみならず、関連するスタッフにとっても必携の一冊です。
<特 集>血液凝固・線溶異常の最前線 -血栓止血学的なマネジメントを的確に行うためにー
1.凝固と線溶の基礎・検査
1. 凝固と線溶のメカニズム
2. 自然免疫と血栓形成
3. 凝固・線溶検査
4. Viscoelastic deviceなどのpoint-of-care機器
2.播種性血管内凝固症候群(DIC)
5. DIC総論
6. DIC診断
7. 線溶抑制型DICと線溶亢進型DIC
8. 敗血症性DIC
9. 外傷性DICの最新知見 -病態,診断,治療戦略ー
10. 頭部外傷におけるDIC
11. 熱中症におけるDIC
12. 心停止後症候群
13. 産科DIC
14. DIC治療
3.血栓性微小血管障害と関連疾患
15. 集中治療領域の血栓性微小血管症(TMA)の診断と治療のフロー
16. TMA以外の疾患(HIT,APS,HLHなど)
4.その他の凝固・線溶異常とそのマネジメント
17. ECMO管理中の凝固・線溶異常 -なぜ出血と血栓は共存するのかー
18. 遺伝性血栓性素因
19. 抗凝固薬と拮抗薬(中和薬)
5.今後の展望:DIC・血栓止血研究のフロンティア
20. DIC研究の未来
<連 載>
[産褥出血患者に対する集学的治療]
第3回 産褥出血患者に対する産科治療(産科の立場から)
[集中治療領域における リハビリテーション]
第1回 ICUでの骨格筋評価とリハビリテーション
[症例から学ぶ 感染症と集中治療]
第2回 グラム陽性菌菌血症の診断と治療(その2)
[救急・集中治療の歴史]
第8回 日本救急医学会の歴史と展望
[施設紹介]
広島大学病院 高度救命救急センター
骨軟部における単純X線撮影は,従来より簡便で有効な診断手段であり,画像診断において揺るがない地位を保っている。
さらに近年,コンピュータ断層撮影の知見のフィードバックにより,従来を越える深い病態の理解が可能になった。
本書では骨関節疾患の単純X線読影を,CT・MRIを交え,分かりやすく解説している。
また本書は,放射線科のみならず,整形外科,リウマチ科,小児科など幅広い読者を対象としている。
どんな仕事でも、大切なのは、「常識」にとらわれず、本質をつかむこと。第一線で活躍する科学者たちは、どのような視点でものを考えているのか。「禁断」の進化論から自然に学ぶテクノロジーまで、さまざまな分野の科学者たちの生き方、考え方を紹介。『絶対音感』『セラピスト』の著者による東工大での人気講義をまとめた一冊です。
1 生物はなぜ光るのか 下村脩の研究人生
2 感染症にかける ゲスト 山内一也
3 偉人伝から遠く離れて マリー・キュリーと弟子・山田延男
4 原子核物理から心理の道へ ゲスト 佐々木玲仁
5 遺伝子工学と知らないでいる権利 ウェクスラー家の選択
6 禁断の不均衡進化説 ゲスト 古澤満
7 実践ショートショート 星新一と要素分解共鳴結合 ゲスト 江坂遊
8 空白の天気図と観測精神 広島地方気象台と猿橋勝子
9 二つの大震災から見えたもの ゲスト 石田瑞穂
10 ひとはなぜ回復するのか 中井久夫と統合失調症の寛解過程論
11 イリュージョンと脳の可能性 ゲスト 柏野牧夫
12 生物模倣のテクノロジー ジャニン・べニュスとバイオミミクリー
江戸時代の日常生活には、つねに感染症の脅威があった。梅毒・結核・インフルエンザ・コレラ・麻疹・疱瘡…。これらは日々の暮らしにいかなる影響を与えたのか。医療の進歩や都市生活と商業主義の展開、出版メディアの発達など、生活環境の移り変わりによる感染症へのまなざしの変化を描き、現代にも通じる社会と感染症との共生する姿を考える。
序章 「須佐之男命厄神退治之図」(葛飾北斎画)の世界/1 慢性感染症(黴毒(梅毒)-性感染症をめぐるディスクール〈「大風に類する」病/黴毒の広がりと警戒/黴毒への羞恥/病原としての下層社会と遊廓〉/労瘵(結核)-「恋の病」考〈はじめにー「恋の病」という言説/明清医学の導入/医学書の中のジェンダー/心を病む人々/文芸史料の中の労瘵〉/「癩」-「家筋」とされた病〈中世から近世への転換/病者の特定化ー一七世紀後半/「悪血」の排出ー一八世紀以降〉/2 急性感染症(流行り風邪(インフルエンザ)-江戸の町の疫病対策〈医学史からみた流行り風邪/流行り風邪の通称と背景/疫病対策の転換〉/麻疹ー情報氾濫が生む社会不安〈麻疹養生法の広がりー享和三年(一八〇三)/麻疹がもたらす特需ー文政六年(一八二三)/文久二年(一八六二)の流行)以下細目略/疱瘡(天然痘)-共生から予防へ/コレラー新興輸入感染症の脅威
実臨床での考え方がわかる,難聴早期発見と切れ目ない支援のための1冊
●第1章では,難聴の早期発見とその後の診断・補聴器の装用と早期療育の状況について,第2章では,学齢期における継続的な支援などについて言語発達や学齢期に問題になることの多い重複障害の問題などを含めて初学者にもわかりやすく解説しました。
●最新のエビデンス紹介を基本に,実臨床の場での知見も取り入れています。
●小児難聴の診療に必要な幅広い知識を,実臨床に即した形でまとめました。
●医師,言語聴覚士,特別支援学校教員をはじめ,難聴児の支援に携わるすべての専門家に役立つ1冊です。
Introduction 小児難聴の総論
1 基本となる知識 福島邦博
column 1 小児医療における考え方 守本倫子
column 2 厚生労働省・文部科学省による「難聴児の早期発見・早期療育推進のための基本方針」について 中川尚志
第1章 乳児期の難聴・幼児期の難聴
1 新生児聴覚スクリーニングの実際 菅谷明子
2 精密聴力検査(他覚的聴力検査,幼児聴力検査) 南修司郎
3 先天性サイトメガロウイルス感染症の病態・検査・治療 森内浩幸,森内昌子,神田幸彦,佐藤智生
4 遺伝性難聴の病態と検査 野口佳裕
column 1 遺伝学的検査 宇佐美真一
5 小児難聴の画像診断 内藤 泰
6 乳児期の難聴児に対する補聴器フィッティング 富澤晃文,城間将江
7 乳児期難聴児への介入に必要なポイント 北 義子
column 2 きこえの多様性 中澤 操
8 新しい人工聴覚器と補聴器と適応 古賀 涼,神田幸彦
9 人工内耳の適応選択とその後の対応 岩崎 聡
10 幼児期における難聴児の療育 近藤美紀,神田幸彦
column 3 「難聴のお子さんと保護者のための難聴児療育のロードマップ〜特に人工内耳に関連して〜」 神田幸彦,高橋晴雄,宇佐美真一
11 人工内耳前後の療育:小児人工内耳装用前後のガイドラインについて 神田幸彦,高橋晴雄,伊藤真人
12 急性中耳炎,滲出性中耳炎(非外科的治療) 伊藤真人
第2章 学齢期の難聴
1 学齢期における先天性伝音難聴の外科的治療 白馬伸洋
2 難聴児の言語発達:学齢期の支援について 藤吉昭江
column 1 難聴児にとっての手話言語 武居 渡
3 症候群性難聴の診断と合併する全身症状 吉村豪兼
column 2 聴覚情報処理障害(聞き取り困難症) 阪本浩一
column 3 心因性難聴・機能性難聴 片岡祐子
4 環境調整指導のポイント 菅谷明子
column 4 聴覚過敏 佐藤吏江
5 神経発達症(発達障害)の合併した聴覚障害 福島邦博
6 保護者支援のあり方(保護者とのQ&A) 麻生 伸
column 5 セルフアドボカシー 國末和也
7 福祉制度の概要 石川浩太郎
8 専門職連携教育(IPE)と多職種協働(IPW) 福島邦博
column 6 難聴児の支援に関する調査研究(令和2〜4年度) 大瀬千紗,東海林崇
索引
本書は、国際化を踏まえた食品衛生上の諸問題を、実務者の方々に比較的平易に書いていただいたものである。
主な疾患とその薬物治療、スポーツ(運動)に関しての留意事項を「運動中の体への薬の影響」や「患者対応」という視点からわかりやすく解説!「アンチ・ドーピングにおける注意点」についても掲載!
医師となって初めて患者さんを担当すると、多くの課題に直面します。どんな食事をオーダーすればいいのか、食事ができないとき、食事だけでは足りないときに静脈栄養のメニューはどのように組むのか、経腸栄養剤や流動食はどのように選択し、どのように使用するのか…。それらの課題を解決し、疾患・病態に応じて食事療法、経腸栄養、静脈栄養を実践するための知識を分かりやすく解説しました。(まえがきより)
★研修医のための入門書。病棟ですぐに役立つ栄養療法の基礎知識をまとめました。
★種々の病態に応じた処方を紹介。輸液・栄養剤の選び方・使い方を分かりやすく解説しました。
★無料の電子版が付属。巻末のシリアルコードを登録すると、本書の全ページを閲覧できます。
第1章 食事・栄養療法の基礎知識
栄養アセスメントの方法
低栄養に対する考え方
エネルギー過剰に対する考え方
ビタミン・ミネラル
投与経路の選択
輸液製剤の種類と選択
経腸栄養剤の種類と選択
第2章 病態に応じた食事・栄養療法の実践
糖尿病
脂質異常症
高血圧
心不全
COPD
誤嚥性肺炎
クローン病
潰瘍性大腸炎
消化管術後
急性肝炎
慢性肝疾患
急性膵炎
慢性膵炎
CKD
透析
脱水
重症患者
脳血管障害
悪性腫瘍
周術期
サルコペニア・フレイル
褥瘡
第3章 静脈栄養の合併症と対策
カテーテル関連血流感染症
機械的合併症
高血糖・低血糖
高TG血症
リフィーディング症候群
第4章 経腸栄養の合併症と対策
胃食道逆流・誤嚥
下痢
便秘
低ナトリウム血症
ビタミン欠乏症
チューブ・カテーテル関連合併症
皮膚トラブル
・診療現場で遭遇する頻度の比較的高い疾患を取り上げ,common disease,緊急を要する疾患,見落としや誤診をしてはいけない疾患の3つに分類しました。
・各疾患につき「病態」「皮疹の見方」「診断に必要な検査と所見」「初期対応」「皮膚科/皮膚科以外へのコンサルト」についてコンパクトに解説しています。
・レジデントや専攻医, 若手皮膚科医のみならず,皮膚疾患をみる医師,看護師,薬剤師の方々もそのまま活用できる1冊です。
1章 湿疹・痒疹
1 接触皮膚炎
2 脂漏性皮膚炎
3 皮脂欠乏性湿疹・貨幣状湿疹
4 アトピー性皮膚炎
5 結節性痒疹
2章 蕁麻疹
蕁麻疹
3章 中毒疹・紅斑症・薬疹
1 中毒疹
2 多形紅斑
3 スティーヴンス・ジョンソン症候群
4 中毒性表皮壊死症
5 薬剤性過敏症症候群
4章 血管炎
IgA血管炎
5章 物理化学的皮膚障害
1 熱傷
2 日光皮膚炎
3 凍瘡
4 褥瘡
6章 炎症性角化症
乾癬
7章 角化症
胼胝・鶏眼
8章 色素異常症
1 肝斑
2 老人性色素斑
9章 汗腺系疾患
1 汗疹
2 汗疱
10章 毛包脂腺系疾患
1 痤瘡
2 酒皶・口囲皮膚炎
11章 毛髪疾患
1 円形脱毛症
2 男性型脱毛症・女性型脱毛症
12章 爪甲疾患
1 厚硬爪甲・爪甲鉤彎症
2 巻き爪・陥入爪
13章 腫瘍
1 日光角化症・ボーエン病
2 乳房外パジェット病
3 菌状息肉症
14章 ウイルス感染症
1 単純ヘルペス
2 帯状疱疹
3 手足口病
4 尋常性疣贅
5 伝染性軟属腫
15章 細菌感染症
1 伝染性膿痂疹
2 丹毒・蜂窩織炎
3 壊死性筋膜炎
4 毛包炎・せつ・よう
16章 真菌症
1 足白癬
2 爪白癬
3 体部白癬・股部白癬
4 頭部白癬
5 皮膚カンジダ症
6 口腔カンジダ症
7 癜風・マラセチア毛包炎
17章 性感染症
梅毒
18章 昆虫などによる皮膚疾患
1 虫刺症
2 疥癬