基礎的な病態生理から一般的な治療原則まで網羅した2707のQ&A。見やすく、読みやすい2色刷のレイアウトに変更。知識の整理に役立つ「TOP100シークレット」と「キーポイント」を新設。
変わりゆく法制度、変わらない脅威。50年ぶりの結核予防法改正に、臨床現場はどう対応しているか。世界最大の感染症に対峙する「定本」第4版。
近年、企業が従業員の健康管理を経営的な視点で実践し業績の向上へ結びつける「健康経営」という経営手法が注目されています。
しかし、新型コロナウイルス感染症の流行は、個人の行動様式や企業での働き方を変容させ、さらに「従業員の健康」と「企業の業績」の双方に直接影響を与えうることから、今後は健康経営の在り方も見直しを迫られると考えられます。
「ポストコロナ」における社会の変化を踏まえた上で、改めて健康経営について、具体的な対策と考察を展開し、求められる企業と医師の関係にも言及します。
第一章 健康経営とは
第二章 健康経営の具体的対策1 感染症
第三章 健康経営の具体的対策2 生活習慣病
第四章 健康経営の具体的対策3 メンタルヘルス
第五章 ポストコロナの企業─医師関係
どんな仕事でも、大切なのは、「常識」にとらわれず、本質をつかむこと。第一線で活躍する科学者たちは、どのような視点でものを考えているのか。「禁断」の進化論から自然に学ぶテクノロジーまで、さまざまな分野の科学者たちの生き方、考え方を紹介。『絶対音感』『セラピスト』の著者による東工大での人気講義をまとめた一冊です。
1 生物はなぜ光るのか 下村脩の研究人生
2 感染症にかける ゲスト 山内一也
3 偉人伝から遠く離れて マリー・キュリーと弟子・山田延男
4 原子核物理から心理の道へ ゲスト 佐々木玲仁
5 遺伝子工学と知らないでいる権利 ウェクスラー家の選択
6 禁断の不均衡進化説 ゲスト 古澤満
7 実践ショートショート 星新一と要素分解共鳴結合 ゲスト 江坂遊
8 空白の天気図と観測精神 広島地方気象台と猿橋勝子
9 二つの大震災から見えたもの ゲスト 石田瑞穂
10 ひとはなぜ回復するのか 中井久夫と統合失調症の寛解過程論
11 イリュージョンと脳の可能性 ゲスト 柏野牧夫
12 生物模倣のテクノロジー ジャニン・べニュスとバイオミミクリー
江戸時代の日常生活には、つねに感染症の脅威があった。梅毒・結核・インフルエンザ・コレラ・麻疹・疱瘡…。これらは日々の暮らしにいかなる影響を与えたのか。医療の進歩や都市生活と商業主義の展開、出版メディアの発達など、生活環境の移り変わりによる感染症へのまなざしの変化を描き、現代にも通じる社会と感染症との共生する姿を考える。
序章 「須佐之男命厄神退治之図」(葛飾北斎画)の世界/1 慢性感染症(黴毒(梅毒)-性感染症をめぐるディスクール〈「大風に類する」病/黴毒の広がりと警戒/黴毒への羞恥/病原としての下層社会と遊廓〉/労瘵(結核)-「恋の病」考〈はじめにー「恋の病」という言説/明清医学の導入/医学書の中のジェンダー/心を病む人々/文芸史料の中の労瘵〉/「癩」-「家筋」とされた病〈中世から近世への転換/病者の特定化ー一七世紀後半/「悪血」の排出ー一八世紀以降〉/2 急性感染症(流行り風邪(インフルエンザ)-江戸の町の疫病対策〈医学史からみた流行り風邪/流行り風邪の通称と背景/疫病対策の転換〉/麻疹ー情報氾濫が生む社会不安〈麻疹養生法の広がりー享和三年(一八〇三)/麻疹がもたらす特需ー文政六年(一八二三)/文久二年(一八六二)の流行)以下細目略/疱瘡(天然痘)-共生から予防へ/コレラー新興輸入感染症の脅威
こんな感染症の本を待っていた!
医療のなかでも最も身近でありながら、苦手意識の強い感染症をわかりやすく,見やすく,身につくように熟練のエキスパートが熱意をもって解説し,難解な用語に対しては脚注解説を設けました.川崎医科大学附属病院における,感染症診療のすべてが詰まっています.
感染症を専門としていない医師や医療スタッフ,医療系学生をはじめ,感染症診療に携わるすべての方々に必ず役立つ,必携の1冊です.
デンタルプラークは口腔内感染症の原因だけでなく命さえ奪うテロ集団である
数百種類の細菌がコミュニケーションを取りながら,唾液や歯肉溝液を主な栄養源としてバイオフィルム集団となるデンタルプラークは,う蝕や歯周病の原因であるだけではなく,多くの人の命を奪う肺炎の原因となっています.さらに,デンタルプラーク細菌集団は糖尿病、脳内出血,動脈硬化,アレルギー疾患などを引き起こすこともあります.
本書では,健康破綻は口から始まることについて解説したうえで,健康ライフを送るためにデンタルプラーク細菌を暗躍させないためにはどうすべきか,最新の知見をもとに書き下ろしました.
医療従事者に是非読んでいただきたい一冊です.
第1章 繰り返されてきた証言「健康破綻は口から始まる」
第2章 魑魅魍魎がバイオフィルム集団となって棲みつく
第3章 数千億のテロ集団が棲みつく口腔内
第4章 デンタルプラーク細菌と免疫のバトルに終焉はない
第5章 う蝕原性ミュータンス菌と脳出血の関係
第6章 歯根尖のバイオフィルム病巣は治せるのか
第7章 有史以来最大の感染症は歯周病
第8章 歯周病は循環障害をもたらす
第9章 サイレント疾患の糖尿病と歯周病の関係
第10章 歯科医療に欠かせない血液検査
第11章 「いつまでも若く美しく」その秘訣は口のケアにある
第12章 肺炎で死なないための口腔ケア
第13章 インフルエンザウイルスのサポーターは口腔内に潜んでいる
第14章 抗生物質はバイオフィルムモンスターに太刀打ちできるか
第15章 抗菌性洗口液でオーラルヘルスからの健康長寿
本書は、国際化を踏まえた食品衛生上の諸問題を、実務者の方々に比較的平易に書いていただいたものである。
皮膚疾患のエキスパートが、国内外ガイドラインの最新知見をコンパクトにまとめ、皮膚科専門医をはじめ、他科の医師や研修医・開業医向けに、最新ガイドラインの要点・改定点をわかりやすく解説。初版「最新ガイドラインに基づく 皮膚疾患 診療指針 2023-’24」の内容をアップデートし、新規項目、最新トピックス、コラムを新たに追加。また、各項目に臨床のカラー写真を掲載し、専門医でない医師にも理解しやすくなりました。これまで通り専門医の「診療の実際」「処方例」も掲載しています。
今版より改題し、版表記を年度表記(2023-’24)から版次表記(第2版)へ変更しています。
トピックス
●アトピー性皮膚炎の生物学的製剤およびJAK阻害薬
●アトピー性皮膚炎の新規外用薬の特徴と使い分け
●重症円形脱毛症に対するJAK阻害薬内服
●下腿潰瘍
1.湿疹皮膚炎群
●接触皮膚炎
●手湿疹
●アトピー性皮膚炎
●脂漏性湿疹
●皮脂欠乏症
2.紅斑症
●多形滲出性紅斑
●Behçet病
●結節性紅斑
3.膠原病
●全身性エリテマトーデス
●全身性強皮症
●限局性強皮症
●皮膚筋炎
4.血管病変
●下腿潰瘍(末梢動脈性疾患、静脈血栓塞栓症、下肢静脈瘤)
●皮膚血管炎(IgA血管炎、皮膚動脈炎)
5.蕁麻疹・痒疹類
●蕁麻疹
●痒疹
6.水疱症
●天疱瘡群
●類天疱瘡群
●家族性良性慢性天疱瘡
7.膿疱症・膿皮症
●掌蹠膿疱症
●壊疽性膿皮症
●化膿性汗腺炎
8.遺伝性角化症
●魚鱗癬
●掌蹠角化症
9.炎症性角化症
●尋常性乾癬
●乾癬性関節炎
●膿疱性乾癬(汎発型)
●扁平苔癬
●硬化性苔癬
10.色素異常症
●眼皮膚白皮症
●尋常性白斑
●肝斑・日光黒子
11.物理化学的皮膚障害
●色素性乾皮症
●熱傷
●褥瘡
12.薬疹
●薬疹
●Stevens Johnson症候群
●TEN
●薬剤性過敏症症候群
13.肉芽腫症
●サルコイドーシス
14.母斑症
●神経線維腫症1型(NF1)
●結節性硬化症
15.皮膚悪性腫瘍
●有棘細胞癌
●基底細胞癌
●乳房外Paget病
●メラノーマ
●皮膚血管肉腫
●皮膚リンパ腫
16.真菌感染症
●足白癬・爪白癬
●皮膚粘膜カンジダ症
●癜風・マラセチア毛包炎
17.細菌感染症
●蜂窩織炎・丹毒・ 壊死性筋膜炎
●伝染性膿痂疹
18.スピロヘータ感染症
●梅毒
19.ウイルス感染症
●帯状疱疹
●疣贅
20.寄生虫
●疥癬
〇コラム トコジラミ
21.付属器疾患
●痤瘡
●酒皶
●円形脱毛症
●男性型および女性型脱毛症
●限局性多汗症
22.皮膚瘙痒症
●皮膚瘙痒症
整形外科における画像診断の全領域をカバー・解説した定本の最新版.X線像,CT,シンチグラフィ,PET-CT,エコーをはじめとしたあらゆるモダリティを網羅し,約4,000枚の写真・シェーマをふんだんに用いて典型例から鑑別診断まで詳細に解説.基礎〜最新知識まで幅広い記載で,すべてのレベルの整形外科医・放射線科医が対象.今改訂では,特にMRIと術後のモニタリングの記載を増やした.
研修医やプライマリ・ケア医を対象とした,脳神経疾患の鑑別診断を体系的に学べる1冊.病歴聴取を元にした「カテゴリー化」と,症候に基づく「病巣推測」を駆使して,診断力を高める.総論と症例編の2部構成で,総論では非特異的な症状の診断法を簡潔に解説.症例編では,鑑別疾患と必要な検査を通じて実践的に学べ,最終的な診断や治療方法も明記.実務に役立つ知識を凝縮した必携書.
SDGsの先へ 地球規模の課題解決に向けて
地球上の環境変化は、時空間的に離れたところへ波及し、思いがけない影響を及ぼし合う。そこで、地球規模の課題をシステム全体にわたって捉えるために用いる概念がプラネタリーヘルスである。プラネタリーヘルスは、環境破壊が私たちの健康や幸福に及ぼす影響を理解し、数値化して、人間と自然とが将来にわたり継続できるよう解決策を生み出すことを目指す。本書では、気候変動、災害、汚染、生態系の現状と、それに起因する人間の感染症や様々な疾患、メンタルヘルス、さらには移民、紛争、人口、食料、公平性の問題、エネルギー、都市化、経済、幸福、倫理などの幅広い視点から、事例のつながりを浮き彫りにする。新型コロナウイルス感染症もまさにプラネタリーヘルスの課題といえ、エピローグで取り上げている。今と将来に生きる、人類とすべての生き物を含む地球全体の未来のため、分野を超えた考え方を学べる。