ER型救急医による高齢者救急診療の指南書!!好評本『ERのTips』(2016年3月発刊)では取り上げなかった、ER特有の思考戦略についてまとめるシリーズ本の第1弾!豊富なエビデンスと臨床経験が導く、基礎からディープなレベルまでを身につけたい研修医・内科当直医へ。
圧倒的な情報量で感染症を完全攻略!原典“Origin”。必要な情報を即検索!携帯に便利な要約版“Essence”。2冊セット。
すべての内科医へ。血液疾患の診療はこの一冊にお任せ!
今や治療可能な感染症となったAIDSの診療、
HIV感染予防の新たな展開と、社会のあり方を解説!
●HIV発見から40年が経過し、急速な発展を遂げた多剤併用療法はHIV/AIDSの臨床病態を大きく正の方向に変え、HIV/AIDSに対する人類の戦いは少なくとも初期的な勝利を収めたといってよい。
●予防内服による新規感染者の減少もみられるが、薬剤耐性HIVの出現、“薬害AIDS”患者の高齢化、 COVID-19による経済の混乱と停滞からHIV/AIDS対策資金は世界中で縮小するなどの新たな課題も出現している。
●巻頭にはHIV/AIDSの研究と診療の歴史、女性や感染児についての課題、NGO/NPOのあり方について討議した座談会や、HIV/AIDSに関する画像資料を収載した。
【目次】
巻頭カラー
座談会『HIV/AIDS診療の過去・現在・未来─医学はどう戦ったか、教訓と残された課題』
データで見るHIV感染症とAIDS
HIV/AIDSとその治療の新展開
1.HIV感染症の治療の原則とその進展
2.薬剤耐性HIVの現状と課題
3.HIV/AIDSの日和見感染症・AIDS非指標悪性腫瘍
4.HIV/AIDSと性感染症─代表的な性感染症に対する治療を中心に
5.HIVとウイルス性肝炎─A型肝炎・B型肝炎
6.HIV/HCV重複感染と肝移植
7.HIV母子感染対策
8.女性・妊婦・小児・高齢者のHIV/AIDS診療
9.HIV感染者におけるCOVID-19─予後と診断・治療時の注意点
10.2剤レジメンと長時間作用型治療薬
11.HIV感染症とsexual health─細菌性性感染症からヒトパピローマウイルスワクチンまで
12.臨床開発のパイプラインにある新規化合物
13.HIV/AIDSの“治癒”を求めて
HIV感染予防の新展開
14.HIV曝露前予防内服(PrEP)の新たな展開
15.HIV/AIDSに対する中和抗体とワクチン開発の今
16.HIV検査システムの構築と拡充・郵送検査
HIV/AIDSと市民社会
17.HIV/AIDSへの対応─世界の現況
18.エイズと報道─危機の時代の伴走者として
19.HIV/AIDSの予防とケアに係るNGOのあり方
特別寄稿
20.Cold Spring Harbor Laboratory Symposium Fifty Years of Reverse Transcriptase:逆転写酵素50年の歴史
基礎と臨床のエキスパートによる待望の糖鎖病理学入門書。癌・感染症・炎症などさまざまな病気の本質に迫る糖鎖の異常をときあかす。
分かる、簡潔、見やすい。神経内科も脳神経外科も、これ1冊で大丈夫!
"疾病の基礎知識を学びながら、日経DIクイズを解く"というコンセプトのもと、用量換算や服薬指導に手間がかかる「小児疾患」を書籍化。
小児の服薬指導に精通した松本康弘氏と三浦哲也氏の監修のもと、小児疾患に関する様々なDIクイズ45題を厳選。ガイドライン改訂や標準治療、薬剤の適応追加、後発医薬品の情報など、現状に則してアップデートを行っています。
また、気管支喘息やアトピー性皮膚炎、中耳炎、便秘症、注意欠如・多動症(ADHD)など、小児でみられる代表的な10疾患について、医師が処方を決めるまでのプロセスが学べます。
現場で働く薬局薬剤師が、小児の服薬指導のための基礎学習から知識のレベルアップまで、無理なく学べる一冊です。
●小児疾患の処方の実際:呼吸器感染症、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、皮膚感染症、急性中耳炎、滲出性中耳炎、便秘症、夜尿症、てんかん、注意欠如・多動症(ADHD)
●日経DIクイズ:小児疾患に関するクイズ45題
●特別収録:小児の調剤と服薬指導の基礎知識
有病者の歯科治療に必須の1505問。オーラルメディシンの秘訣をQ&A形式で解説。