本書は若い臨床家にも経験のある臨床家にもわかりやすいように来院時の写真から問題点を整理し、治療法をアトラス的に並べ具体的に解説したものである。
本書では、疾患モデル動物について、先端的な研究を進めておられる先生方にそれぞれのモデル動物のユニークな点、特に臨床的な病態に重点を置き、ヒト疾患の病態解明にどのように役立つか、さらにそれを用いることによってどのような新しい診断・治療のパラダイムが開けるのかを解説していただいた。また、疾患に対する新しい考え方の治療法として再生医科学の理論を応用した再生医療、細胞治療についても取り上げた。
神経内科臨床における重要ポイントが簡明にまとめられており、診療の参考書として大いに役立つと同時に、神経内科専門医試験対策に欠かせないリファレンスブック。試験頻出項目が網羅され、効率よい試験準備に不可欠である。
歯内療法学も、近年、基礎的理論の面でも臨床技術の面でも、大きく変貌してきている。本書では、生物学的側面を重視した最新の情報を背景として、従来からの基本的技術にあわせて最新の理論と器材を応用したテクニックを紹介、提示することに主眼を置いた。「カラーアトラス」と言う書名のとおり、写真や図を多用して、幅広く初学者から経験豊な臨床家の方々にまで、読みやすく、理解が容易なように心掛けた。
ケアマネジャーの資格をもち、在宅医療の実践者である医師たちがケアマネジャーにおくる医療知識の決定版。
本書では、将来有望と思われる最先端の手技や主流となっている手技、確立された手技を紹介するとともに、最新技術を用いなくても有用な過去の手術についても取り入れるようにしました。
2003年改正の感染症法に基づき各疾患ごとの看護の要点、患者・家族への対応と指導、院内感染予防対策などを網羅!看護の視点から編集した最新・感染症対策マニュアルの決定版。
米国の家庭医、英国の一般医などに範を求め、グローバルな視点で日本において展開できる家庭医療学の基本を著述したものである。
新WHO分類を基準とし、そこに提示されている諸問題点を整理し、改善すべき点については改善し、新たに加えるべき疾患についてはこれを付加し、わが国におけるリンパ腫ならびに関連病変についての基本となるべきアトラスとなることを意図した。
本書は、検体検査と生体(機能)検査のなかから、一般的に必要な項目を選び、検査に関する疑問に対して答えるQ&A方式とし、広い視野と日常の臨床での経験から、図解と簡潔な文章で要点を示した。内容は、具体的に基準値をとらえ、異常高値、異常低値を示す病態に分けて記述されている。
臨床現場ですぐに役立つ緊急事項のポイント、フローチャートで何の処理をし、何を準備すべきかすぐわかる。
病院に行く前に知っておきたい不妊治療のすべて。「私はこうして授かった」。治療を受けたひとたちの声を多数紹介。
有病者の歯科治療に必須の1505問。オーラルメディシンの秘訣をQ&A形式で解説。
本書は日常で診療する消化器疾患の成り立ちや全体像を把握し、個々の症例のその時点・時点において、EBM、ガイドライン、Informed Consentを駆使してもっとも適切な医療サービスを支援する一助となることを願って企画したものである。
治療ガイドライン2003年版は59頁と1994年版の15頁に比して、約4倍となっているだけに、内容はきわめて詳細なものである。肝疾患、腎疾患・腎不全患者における結核への対応、治療薬剤の選択、また、肺外結核への対応についてなど、臨床の場で直ちに活用できる指針が明確に記載され、実用感のあるガイドラインとなっている。また、現在の米国における結核対策の標的がHIV感染者、外国からの移民の結核であるだけに、これらの対象に視点を置いた検討・記載が多い。
本書では外来診療でよく経験する疾患を中心に、臨床病態(所見)から始まる診断の手順に沿った項目で構成した。治療に関しては歯科・口腔外科診療室の外来で行う基本的な治療、手術に限定した臨床の実践書として作成されている。臨床症例の病態や治療法、手術手技、器材をカラー写真、シェーマで呈示し、説明を簡潔に示すことにより読みやすく、容易に理解が得られるように編集した。