およそ4年ぶりのアルバムは何と全編インスト。天賦の才とも言える歌詞の魅力をかなぐり捨て、純粋に楽曲、サウンドそしてアンサンブルのみで勝負を挑んだ彼のチャレンジ精神に、まずはエールを贈りたい。主旋律の端々から漂う“小沢節”にも乾杯。
これはクレヨン、せんがかけるよ。ロケットみたいにそらだってとべる。いろんないろ、いろんなかたち、さあ、みんなならなにをかく?すきなものいっぱいかいちゃえ。いっしょにあそぼうよ。
日本人として知っておきたい懐かしい日本語2100語を収録。適宜、著名な文学作品や歌舞伎、落語などの用例を添えました。「雨の名前」「風の名前」「雲の名前」「雪の名前」「空の名前」など自然と深い関わりのある美しい日本語を、和歌・俳句などの実例とともに収録しました。日本語を特色づけていることば「擬音語・擬態語」を「あいまい」「すべる」「笑う」など、様子・状態別に分類して示しました。
2006年5月発表のベスト・アルバム。彼らの50年の歴史を振り返るベスト選曲のDISC1と、谷啓と松任谷由実のデュエットをフィーチャーした「Still Crazy For You」などのコラボレーション曲ばかりを収録したDISC2の2枚組。
デビュー30周年記念ということで企画された、2枚組アルバム。[1]は、もはやスタンダード・ナンバートいってもいいフォーク・ ソングのカヴァー集。[2]は、自らの数々のヒット曲のセルフ・カヴァー集。いずれにも30年の歴史が詰まっている。
デビューから現在に至る代表曲を網羅した、CD2枚組、全32曲収録の完全ベスト・アルバム。イルカの代名詞的な名曲「なごり雪」は、オリジナルと2002年版のふたつのヴァージョンが楽しめる。
アニメ『きまぐれオレンジロード』のエンディング曲(1と3)でブレイクした実力派シンガーのベスト盤。活動期間が短いため過小評価される傾向があるが、彼女の歌手としての才能は極めて高い。当時のCM曲も多数収録。
中島が歌う曲を“元気ですか”をキーワードにリマスタリングしてまとめたコンピレーション。他のアーティストがカヴァーした同名CDとの同時発売だが、やはり本家、猛烈に濃い。特に表題曲の独白チューンの(6)は魚座のおくゆかしい粘着質に圧倒される。
軍歌・戦時歌謡13曲+オリジナル3曲で、幼少期を戦時下に過ごした彼女の“平和”への想いをまとめた企画作。空襲など自らの悲惨な体験をベースに、死んでいった者への温かな眼差しを込めつつ、あの時代への嫌悪とある種の郷愁を見事に唄い上げている。
そらまめくんが愉快な仲間たちといっしょに楽しく過ごす一日を描き、その世界観・キャラクターの魅力がとても良く伝わる絵本。
くるり、初のベスト・アルバム。シングル全17曲を完全収録したうえ、初CD化となる映画『リアリズムの宿』テーマ・ソング「家出娘」や、アルバム未収録曲なども聴ける豪華絢爛な2枚組。⇒♪くるり特集♪をチェック!
ぼくの住むおんぼろマンションを、お化け屋敷というやつがいる。マラソンの日ー。となりを走っていたやつが大きな声でいった。「おい、この坂を上ると、もうじき真の住んでいるお化け屋敷だぞ。」「お化け屋敷、ひゅーどろどろ。」二、三人のやつらが、しつこくぼくにまつわりついてくる。「くやしかったら、追いぬいてみろ。」ぼくはやつらをにらみつけると、スピードを上げた。小川未明文学賞第14回大賞受賞作品。小学校中学年から。