2017年6月4日から7月30日まで長野県信濃大町で第一回が開催された「北アルプス国際芸術祭 2017」の公式記録集。
雄大な北アルプスを仰ぎ見る自然に恵まれた土地に「水」「木」「土」「空」をコンセプトのもと 36 組の作家が手がけた全作品&イベントを収録。
総合ディレクター・北川フラムによる総括文、経済効果を含む開催データ、初めての開催となる芸術祭の制作プロセス、サポーター運営、イベント記録等を掲載。
「芸術祭ブーム」に爽やかな風を吹き込み、土地を発見するアートの力を再認識させた作品の魅力を凝縮した美しい作品写真集。
舞台芸術を専門とする研究誌。特集は「アーカイヴを「批評」する」。演劇史とJ演劇をめぐる討論、話題作の紹介と論評、宮城聰、四方田犬彦、渡邊守章、クリスチャン・ルパ、ハイナー・ゲッベルスらの発言を掲載。
1948年に創刊、2017年に350号で休刊となった研究誌『佛教藝術』の伝統を受け継ぎ、仏教をはじめとするアジアの宗教に関わる絵画、彫刻、工芸、建築などの諸芸術および考古学に関する論文、資料紹介、研究ノート等の第一線の研究成果を掲載する、仏教美術研究・東洋美術研究者必携のシリーズ。【年2回配本】
1948年に創刊、2017年に350号で休刊となった研究誌『佛教藝術』の伝統を受け継ぎ、仏教をはじめとするアジアの宗教に関わる絵画、彫刻、工芸、建築などの諸芸術および考古学に関する論文、資料紹介、研究ノート等の第一線の研究成果を掲載する、仏教美術研究・東洋美術研究者必携のシリーズ。【年2回配本】
舞台芸術を専門とする日本唯一の研究誌。特集は「2020年以後」。日本の文化状況を見すえ、文化立国の可能性、創造環境や劇場技術の変容、伝統演劇、芸術系大学の方向性を探る。三代目市川猿之助の特集等も収載。
1948年に創刊、2017年に350号で休刊となった研究誌『佛教藝術』の伝統を受け継ぎ、仏教をはじめとするアジアの宗教に関わる絵画、彫刻、工芸、建築などの諸芸術および考古学に関する論文、資料紹介、研究ノート等の第一線の研究成果を掲載する、仏教美術研究・東洋美術研究者必携のシリーズ。【年2回配本】
敦煌莫高窟第二八五窟西壁壁画に見られる星宿図像と石窟全体の構想について
仏工志斐公万呂の一事績
東寺講堂四天王像の像容と機能ー空海による『陀羅尼集経』からの図様改変をめぐってー
幻住派の観音像ー絶際永中筆「白衣観音図」をめぐってー
日光山輪王寺所蔵の熾盛光曼荼羅図ー図像解釈と思想背景についてー
1948年に創刊され、2017年に350号で休刊となった研究誌『佛教藝術』の伝統を受け継ぎ、仏教をはじめとするアジアの宗教に関わる絵画、彫刻、工芸、建築などの諸芸術および考古学に関する論文、資料紹介、研究ノート等の第一線の研究成果を掲載する学会誌を新創刊。
土地は気配であり、透明度であり、重さなのだ
北アルプス山脈の麓に位置する長野県大町市。清冽な雪どけ水と澄んだ空気、美しい湖と四季折々の自然に恵まれたこの山岳都市を舞台に、「北アルプス国際芸術祭2024」が開催されました。「水・木・土・空」をコンセプトに掲げ、地域の各所に現れた作品群を巡る国際芸術祭です。
総合ディレクターに北川フラム、ビジュアルディレクターにミナ ペルホネンの皆川明を迎え、11の国と地域から37組のアーティストを招聘。異なる文化や世代が交差することで生まれる多様な視点が、新たな表現の可能性を切り拓いています。
副題となった「土地は気配であり、透明度であり、重さなのだ」という言葉は、土地と人が関わる体験の積み重ねを表しています。地盤、天候、植生、生業、生活、儀式、祭りなどに注目したアーティストたちの発見を巡りながら日本の原風景を味わうこの機会に、多くの来場者が足を運びました。
本書は公式記録集として、地域の紹介を含め、2024年に展開されたすべての作品とパフォーミングアーツを詳しく紹介しています。
[参加アーティスト]
アオイツキ、ダナ・アワルタニ、磯辺行久、小内光、蠣崎誓、マリア・フェルナンダ・カルドーゾ、 北アルプス林研グループ、木村崇人、イアン・ケア、アレクサンドラ・コヴァレヴァ & 佐藤敬、 小鷹拓郎、コタケマン、佐々木類、スクリプカリウ落合安奈、鈴木理策、ソ・ミンジョン、 千田泰広、原倫太郎 + 原游、布施知子、船川翔司、ケイトリン・RC・ブラウン & ウェイン・ ギャレット、マームとジプシー、宮山香里、村上慧、ムルヤナ、エカテリーナ・ムロムツェ ワ、ルデル・モー、ヨウ・ウェンフー、TorusVil.、山本基
(継続展示作品)淺井裕介、川俣正、ポウラ・ニチョ・クメズ、平田五郎、松本秋則、目 [me]、 ジミー・リャオ〈幾米〉
1948年に創刊、2017年に350号で休刊となった研究誌『佛教藝術』の伝統を受け継ぎ、仏教をはじめとするアジアの宗教に関わる絵画、彫刻、工芸、建築などの諸芸術および考古学に関する論文、資料紹介、研究ノート等の第一線の研究成果を掲載する、仏教美術研究・東洋美術研究者必携のシリーズ。
[表紙解説]高野山曼荼羅(二幅、米国・ハーバード大学美術館蔵/東京藝術大学蔵)(山本聡美)
東大寺成立以前の春日野の寺院ー興福寺式軒瓦が出土する地点を中心にー(奥村茂輝)
正智院不動明王坐像の史的位置ー不動明王にみる経軌・図像・彫像の交差ー(藤岡穣)
[資料紹介]観心寺金堂安置不動明王像の像内銘について(井上大樹)
[資料紹介]青梅市・報恩寺地蔵菩薩および二童子像と仏師弘円(山本勉)
自然と芸術が共存して、その中に人の暮らしがある未来へ
北アルプスの山々から流れ迸る、圧倒的な水の奔流。日本列島の中心・フォッサマグナが走り、山の気配と里の日常が重なり合う長野県大町市を舞台に、3年に1度開催される「北アルプス国際芸術祭2020-2021」。
総合ディレクターに北川フラム、ビジュアルディレクターにミナ・ペルホネンの皆川明を迎えて、水・木・土・空をコンセプトに、アジア、ヨーロッパ、中南米やアフリカなど11の国と地域から参加した38組のアーティストが、自らが抱える生理を表現した芸術祭の記録集。
コロナ禍で1年の延期を乗り越え、作品に込められた想いや制作プロセス、地域と作品の関係について、これまでにないボリュームで紹介するドキュメントパートと、芸術祭を巡るように眺める写真パートの二部構成となっている。
[主な参加作家]
マナル・アルドワイヤン、磯辺行久、マーリア・ヴィルッカラ、蠣崎誓、川俣正、ポウラ・ニチョ・クメズ、ニコラ・ダロ、原倫太郎+原游、松本秋則、マームとジプシー×ミナペルホネン、エマ・マリグ、トム・ミュラー、エカテリーナ・ムロムツェワ、目、リー・ホンボー〈李洪波〉、ジミー・リャオ〈幾米〉ほか
瀬戸内海に浮かぶ12の島とアートを巡る旅
香川県と岡山県にまたがる瀬戸内の海に点在する12の島および2つの港を舞台に開催されてきた「瀬戸内国際芸術祭」。2022年に5回目の会期を迎えました。コロナ下で開催された芸術祭であったため、海外からの来訪や他地域からのサポーターの移動が難しいなど、例年に比べて制限の多い芸術祭となりましたが、それでも20組を超える海外作家が参加しました。
2010年の第1回展から12年の歳月を積み重ねた瀬戸内国際芸術祭は国内を代表する、地域創生の起爆剤になり得る芸術祭として、また「観光立国日本」の新しい可能性を拓くものとして期待を集めています。
本書は2022年の芸術祭の全作品とイベントを収録するほか、10年の節目を迎えた芸術祭のあゆみを、2010年の第1回展以前の経緯も含めて振り返るドキュメントも掲載。
[主な内容]
・瀬戸内国際芸術祭2022の背景
・33の国と地域、188組のアーティストが手がけた全作品図版と紹介
・主なプロジェクトの記録/こえび3年日記/瀬戸内国際芸術祭12年間のあゆみ
・データで振り返る瀬戸内国際芸術祭
・寄稿:椹木野衣
ほか
[参加アーティスト]
青木野枝、マナル・アルドワイヤン、アデル・アブデスメッド、コラクリット・アルナーノンチャイ&アレックス・グヴォジック、安藤忠雄、スタシス・エイドリゲヴィチウス、レアンドロ・エルリッヒ、大岩オスカール+坂茂、アイシャ・エルクメン、大竹伸朗、大宮エリー、小谷元彦、金氏徹平、木ノ下歌舞伎、ケンデル・ギール、草間彌生、鴻池朋子、五所純子、下道基行、コシノ・ジュンコ、新建築社+SUNAKI、杉本博司、二コラ・ダロ、レオニート・チシコフ、冨安由真、南条嘉毅、ソピアップ・ピッチ、マッシモ・バルトリーニ、日比野克彦、ひびのこづえ、ムニール・ファトミ、保科豊巳、目、アリン・ルンジャーン、ワン・ウェンチー(王文志)ほか
国内最大規模の国際芸術祭の一つ「あいち2022」公式図録。国内外参加アーティストが愛知芸術文化センターのほか一宮市、常滑市、名古屋市内を会場として現代美術、パフォーミングアーツ、ラーニング・プログラムなどジャンル横断で展開した最先端芸術の数々。全展示・公演作品のヴィジュアルと解説に加え、芸術監督片岡真実、キュレトリアル・アドバイザー、キュレーターのエッセイ等を収録した圧巻の624ページ!(日英バイリンガル)
※カバー全20種類(カバーの指定はできません。カタログ本体の内容は同一です)。
〈カバーに作品画像使用のアーティスト〉
ローマン・オンダック/ ホダー・アフシャール / 足立智美/メアリー・ダパラニー/渡辺篤/奈良美智 /バリー・マッギー /ニャカロ・マレケ /アンネ・イムホフ/遠藤薫/塩田千春 /デルシー・モレロス /シアスター・ゲイツ /フロレンシア・サディール /ミット・ジャイイン/AKI INOMATA /イワニ・スケース /トラジャル・ハレル/山本高之と猩々コレクティブ /Åbäke & LPPL
〈参加アーティスト(アルファベット順、上記以外)〉
AHA! [Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ]/ローリー・アンダーソン & 黄心健(ホアン・シンチェン)/リリアナ・アングロ・コルテス/レオノール・アントゥネス/荒川修作+マドリン・ギンズ/カデール・アティア/バック・トゥ・バック・シアター/ローター・バウムガルテン/ディードリック・ブラッケンズ/ロバート・ブリア/マルセル・ブロータース/ジョン・ケージ/曹斐(ツァオ・フェイ)/ヤコバス・カポーン/ケイト・クーパー/パブロ・ダヴィラ/クラウディア・デル・リオ/潘逸舟(ハン・イシュ)/服部文祥+石川竜一/ニーカウ・へンディン/許家維(シュウ・ジャウェイ)/今井智景/井上唯/石黒健一/ジャッキー・カルティ/河原温/ユキ・キハラ/バイロン・キム/岸本清子/小寺良和/鯉江良二/アンドレ・コマツ/アブドゥライ・コナテ/近藤 亜樹/小杉大介/黒田大スケ/グレンダ・レオン/タニヤ・ルキン・リンクレイター/眞島竜男/ミシェック・マサンヴ/升山和明/ミルク倉庫+ココナッツ/三輪美津子/宮田明日鹿/モハンマド・サーミ/百瀬文/ラビア・ムルエ/迎英里子/中村蓉/縄(愛知県芸チーム initiated by 奈良美智)/トゥアン・アンドリュー・グエン/尾花賢一/大泉和文/奥村雄樹/小野澤峻/ガブリエル・オロスコ/カズ・オオシロ/ティエリー・ウッス/リタ・ポンセ・デ・レオン/プリンツ・ゴラーム/スティーヴ・ライヒ/ジミー・ロベール/眞田岳彦/ファニー・サニン/笹本晃/塩見允枝子/シュエ ウッ モン(チー チー ターとのコラボレーション)/ディムート・シュトレーベ/田村友一郎/徳重道朗/うらあやか+小山友也/和合亮一/西瓜姉妹(ウォーターメロン・シスターズ)/アピチャッポン・ウィーラセタクン/ケイリーン・ウイスキー/横野明日香
舞台芸術の専門雑誌として創刊20年を迎え、「「創造」と「批評」のプロセスに向き合う」を特集。渡邊守章氏の追悼座談会、コロナ禍の舞台芸術を考える論考、「国際舞台芸術祭」をめぐる座談会などで構成。
最涯の芸術祭、美術の最先端
能登半島の先端、石川県珠洲市を舞台に2017年にスタートした奥能登国際芸術祭が2023年秋に第3回目を迎えます。珠洲市は、5月に震度6強の地震に見舞われましたが、アートを通して地域と地域を、また珠洲市と世界をつなぎ、震災からの復興にむけた光として、9月23日〜11月12日まで芸術祭が開催されます。
本書は10のエリアに展開するすべての作品、イベントを紹介し、アクセスからモデルコースなどの巡り方ガイド、現地での飲食・宿泊・お土産など旅に必要な情報までを完全網羅した公式ガイドブックです。
[主な内容]
・奥能登・珠洲の地域の特性
・59組のアーティストが手がける全作品紹介と解説・地域の語り部が語る奥能登の魅力・アーティストが見出した地域資源
・モデルコース案内・立ち寄りスポット・お土産・お食事処情報・宿泊情報
ほか
[主な参加アーティスト]浅葉克己、シリン・アベディニラッド、アナ・ラウラ・アエラズ、植松圭司、梅田哲也、小野龍一、マリア・フェルナンダ・カルドーゾ、ソル・カレロ、北山善夫、栗田宏一、SIDECORE、さわひらき、田中泯、リチャード・ディーコン、のらもじ発見プロジェクト、N.S.ハーシャ、坂茂、ひびのこづえ、アレクサンドル・ポノマリョフ、弓指寛治、ラグジュアリー・ロジコ[豪華朗機工]ほか