大地震と巨大津波、集中豪雨と巨大台風が、日本を、地球を、壊し始めた…。だからこそ伝えたい、大災害時代の危機に立ち向かう人々の、命をも賭した感動の「33の見事な大仕事」。
花の都フィレンツェを歩いてみましょう。ヴァーミリオン・レッドの屋根瓦に彩られた小さな街のそこかしこで待ち受けているのは、めくるめく眼福。本書では、なにげない石材から美術館の名品まで、必見の55点を精選して紹介します。
食に関する知識・学問からフランス語、芸術と食文化まで、食を中心に広がる教養の世界。
大学アカデミズムや人文主義者を中心としたルネサンス像に抗し、16世紀ヨーロッパの知の地殻変動を綿密に追う。『磁力と重力の発見』から4年、画期的書き下し。
映画女優鳳千代子の最初の夫笛小路泰久が、軽井沢のプールで死体となって発見された。千代子の二番目の夫で新劇俳優の阿久津謙三は、その数ヶ月前に不慮の事故で落命。そして今度は、千代子の三番目の夫、洋画家の槙恭吾が殺害される。この事態に、千代子の現在の恋人飛鳥忠煕は、金田一耕助に調査を依頼するのだが…。書下し長篇探偵小説全集(講談社)の一冊として一九五五年に執筆予告、その後長期にわたる中絶期間を経て、七四年、堂々完成。横溝ブーム到来の中で、作家として見事復活を遂げた著者渾身の大作。
美人画の乱舞、奇抜なるデザイン、目をみはる印刷技術の饗宴ー印刷と広告、2つの視点から日本近代のポスター文化を紹介する画期的ヴィジュアル・ブック。原色図版160点あまりを満載。
信長が息子を託した男-森蘭丸の実兄にして織田信忠の重臣・森武蔵長可。伊勢長嶋を初陣に、信忠を補佐して甲斐・信濃の名門武田家を制圧し、信忠を信長の後継者にのしあげた、絶世の美男子ながら苛烈ないくさぶりの武将。本能寺の変で無政府状態となった東美濃。混乱に乗じて襲いかかる、かつての部下や同僚たち。つかの間の安息に身をまかせるも、小牧・長久手で散った。信長-秀吉の転換期に生き、血の涙を流してたたかい、「鬼」と恐れられた悲運の猛将の生涯の物語。
キライ、忘れた、難しいというアナタに。マンガでわかる入門書。
行進、曲芸、ダンスから絵画、音楽、建築、散文までー。人間が人間として日々を生きるということと、芸術活動や芸術作品のありかたを常に結びつけて考えたアラン。第一次世界大戦に従軍し、戦火の合い間に熱意と愛情をこめて芸術を考察し、のびのびと書き綴った芸術論。
「芸術家の夢は、美術館にたどり着くこと。デザイナーの夢は、市内のスーパーにたどり着くこと」。二つの創造活動を比較して明らかになる、モノづくりの精神。
エッシャー、ダリ、北岡明佳、福田繁雄など、古今東西の作家の傑作を厳選した摩訶不思議な世界を大公開。オプティカル・イリュージョン・アート、錯視図形、トロンプ・ルイユ、アナモルフォーシス、組み込み絵画といった人間の視覚を見事にあざむくアートの競演をご堪能あれ。
「ダダ」とは、1916年に抽象絵画および前衛詩の分野で起きた突発的事件である。それは、あらゆる「主義」の枠組みを超えた、すべての芸術的価値に対する反乱だった。この熱狂的で過激な反乱は、やがて登場するすべての「前衛芸術(アヴァンギャルド)」の模範となることになった。
美は人類を謙虚にさせる唯一のもの、自分を超えるものの存在を認識できる術だ。美の哲学は現代文明を変革するための役割を担っている。
文明が都市を生み、都市が文明を生む。そして文明の骨格を形成するのが文化である。本書では、このような基本認識に立ちながら、芸術・文化の創造性と都市の関係について考察する。そのために、横浜市の「文化芸術都市創造政策=クリエイティブシティ・ヨコハマ」をとりあげ、それが生まれた背景、基本的な視点、政策内容、実施手法、成果、課題などを紹介、考察し、これからの自治体政策の方向を示した。
突拍子もない話に思えるかもしれないが、楽しみながら資産を何倍にも増やすことができる“魔法の手段”があるのだ。それが本書で説明する「STARの法則」である。急成長中のニッチ市場でビジネスリーダーを探し当てることーこれさえ押さえれば、誰でもリッチな人生を手に入れられる!むずかしく考える必要はない、シンプルに考えればうまくいく。