江戸風俗研究家杉浦日向子さん他メンバーによる、書き下ろし「ソバ屋憩いガイド」。
そばの「更科」、鮨の「二葉鮨」、鰻の「野田岩」、天ぷらの「天一」、フランス料理の「帝国ホテル」、甘味処の「若松」、バーの「門」などなど…。日本の“味の老舗”を、各分野から紹介、系譜や老舗度、地図などを用い「隠し味の秘密」に迫る。「なぜそばに更科が多い?」「店の伝統を味わう一品は?」「ご主人の料理哲学」など、素朴な疑問から、深い楽しみ方のお誘いまで。とにかく、おいしい本。
この店には行っておきたい最新の全国名店ガイド。北海道から九州まで蕎麦も酒も肴も旨い厳選の62軒を紹介。
本書は、東京23区を中心に東京とその近郊の、老舗の名店から味にこだわる穴場の店まで、そばのおいしい店をまとめたものである。
オールカラーの写真とイラストを豊富に使い地産地消の食文化、ふるさとの味、日本のおいしさを知るビジュアルブック。
そばの「三たて」とは、「挽きたて」「打ちたて」「ゆでたて」のことで、旨いそばの条件。「打ちたて」は、すぐというわけではなく“1時間以上、2時間以内が美味”との意見もある。しかし「ゆでたて」には誰も異論はない。清廉で潔いそばの醍醐味を、ゆでたてで。
イ…普段は社員にまかせる。雨が降ったら社員が困らないように社長がとんでいく。そうすると「雨降って地固まる」のたとえどおり、社員の結束はさらに強まる。ロ…事務所が豪華でなくても社長室がなくても従業員が快適に仕事をできればいい。ハ…ムダをなくすとは減らすだけではない。こっそり教える富士そば流経営のイロハ。
五感で味わう料理人のこだわり、心に残る上質なおもてなし。地元で愛され続ける「和」の名店を紹介。
外食が贅沢だった昭和という時代。晴れの日に家族で行った店、友人と夢を語り合った店。忘れられない思い出があるように、忘れられないお店が誰にでもあるはず。人生が彩られたその場所で、その時、店主たちは何を守り続けていたのか?日本を代表する老舗飲食店の主に話を聞き、食を通して伝え続けた誇りとその歴史を辿る。温かくも懐かしいもうひとつの昭和史。
うまい「ソバ」と「酒」(と「湯」)があれば、たとえ火のなか水のなか。行ってきました123店。北は北海道から、西は四国まで。東北上越信州関東はもちろん、たとえば名古屋の街なかも、ディープな香川のお遍路道も。『ソバ屋で憩う』が世に出て5年、いまやニッポン全国に広がった「ソ中(ソバ屋中毒)」の期待にお応えする、21世紀改訂版。