本書で扱ったEUDORA PROは、市販されているMac OS用の電子メールソフトウェアです。本書は、Mac OSの本であり、電子メールの本であり、EUDORA PROをひととおり概説しています。そしてEUDORA PROに付属するマニュアルを補完しています。
カオス、フラクタルなど「複雑性(系)」という言葉をいろいろなところで 見聞きするようになった。これらの概念はそれが生み出される必然の歴史があ り、そして、この概念の活用により学問の各分野が活性化され、より豊かに発 展することが期待されている。
コンピュータを用いて、いままでは見ることのできなかったものを表現できるようになった。 また、これら「複雑性(系)」の研究は、従来の科学とは異質な側面をももっている。
「自然」は複雑なのが普通であり、何かをことさら「複雑性(系)」だと いうのは、あまり意味がない。「複雑性(系)」とは、我々の科学の発展段階 と現実とのギャップの部分にあるものに過ぎない。
本書では、これらの概念の全体的な展望、「複雑性(系)」のそれぞれに ついての用語の解説などをまとめている。
PartI 複雑性オーバービュー
1 複雑系の本質
2 博物学の本質
3 21世紀は情報と生物の世紀?
4 知識蓄積型の数理物理科学としての非線形科学
5 博物学側からの接近
6 計算機の功罪
7 複雑系のあるべき姿
8 複雑系とは何か?
PartII カオス・フラクタル・人工生命
第1章 複雑系の科学
第2章 カオス
第3章 フラクタル
第4章 人工生命
PartIII 遺伝的アルゴリズム
第1章 遺伝的アルゴリズム入門
第2章 ファジィシステムと遺伝的アルゴリズム
第3章 ニューラルネットと遺伝的アルゴリズム
第4章 感性と遺伝的アルゴリズム
ネット社会を読み解く鍵がここにある。インターネット時代を迎える現在、家庭でも会社でもない「第三の社会」が生じている。インターネットのさまざまな現場での聞き取りや調査を通して、鋭角な視点でこれからのネット社会の方向性を分析する。
インターネットに関連する重要な数学の一分野として情報圧縮がある。特に、従来は、音声・画像信号は、アナログ情報として 扱われていたが、ディジタル情報に変換することでいくつかの便利な特徴が明らかになった。このディジタル化によって、コンピュータ の処理対象になっただけでなく、冗長成分を除去することで、数分の1から千分の1程度の情報圧縮が可能となった。 本書では、この音声・画像情報の圧縮アルゴリズムとそのアプリケーションについて解説する。
Part1 画像・音声情報圧縮の数学的基礎と基本原理
1.1 インターネットと画像・音声情報圧縮
1.2 画像・音声情報圧縮に共通の基本原理
1.3 データ圧縮の基礎
Part2 画像圧縮標準に用いられる数学的手法
2.1 ITU-T H.261とH.263
2.2 JPEG
2.3 MPEG1
2.4 MPEG2
2.5 MPEG4
Part3 音声圧縮標準に用いられる数学的手法
3.1 ITU-Tの音声符号化方式の勧告
3.2 MPEG1オーディオからMPEG2オーディオへ
3.3 AC-3からAACへ
3.4 MPEG4オーディオ
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われわれをとりまく情報環境を改善するには2つの側面がある。1つは情報が手に入るようにする技術であり、もう1つは情報を選別したり加工したりする技術である。最近はソフトウェアエージェントといって、人間の代理としてインターネット上を動き回り情報検索や各種の予約、取り引きの契約などを行うシステムが研究されている。これらのエージェントに要求されるのは、状況依存性、柔軟性、自立性である。論理とは、人間の思考を定式化したものである。特にエージェントに推論を肩代わりさせるには絶好の定式化である。また、論理のモデルを構築していく上で集合の考え方が自然なのである。このような論理や集合の基礎を理解していれば、より良いエージェントの仕組みを考えられるでろう。
第1章 集合の基礎
1.1 集合とは何か
1.2 基本的な概念
1.3 集合操作の組合せ
1.4 集合とデータ構造
1.5 集合と計算
第2章 論理の基礎
2.1 命題論理
2.2 命題の真偽
2.3 述語論理
2.4 推論
2.5 モデル
2.6 証明
2.7 融合原理
第3章 集合と論理
3.1 階層構造
3.2 集合の内包的定義
3.3 写像
第4章 発展
4.1 直観論理
4.2 論理型プログラミング
4.3 多値論理
4.4 様相論理
4.5 一般限量子
4.6 状況計算とフレーム問題
4.7 非単調論理
4.8 線形論理
4.9 AFA
4.10 状況理論
第5章 不完全性定理と知能
5.1 集合論のパラドックス
5.2 論理のパラドックス
5.3 パラドックスと自己言及
5.4 ゲーデルの不完全性定理
5.5 情報処理と人間
第6章 人工知能と複雑系の処理
6.1 人工知能と情報処理
6.2 限定合理エージェント
6.3 複雑系
6.4 アルゴリズムからヒューリスティックスへ
第7章 参考書
本書はネットビジネスにおけるトラブルや事件を、できるだけ実例を挙げながら紹介しているものである。未来はこうなる、といたずらに不安をあおる予測の書ではなく、あくまでインターネットとビジネスの現状を整理し、その上で過去に起きたトラブルを知っておけば対応策も立てやすくなるというコンセプトだ。