社会不安に揺れていた1960年代初頭のアメリカを歌ったボブ・ディラン初期の傑作。「風に吹かれて」「戦争の親玉」などが収録された、この2ndアルバムで、ディランは一躍プロテスト・シンガーとして知られるようになった。
名盤『ブロンド・オン・ブロンド』の発表後に遭遇した事故で重傷を負ったディランが、静養を兼ねてナッシュヴィルに篭って制作した1968年の作品。簡潔に深みを増した詩の世界と、シンプルなアコースティック・サウンドが特徴のアルバム。
1962年に発表された、ボブ・ディランの記念すべきデビュー・アルバム。趣向を凝らした多彩なギター奏法はもちろん、ディランのヴォーカルの表現力の豊かさ、ブルース・シンガーとしての魅力を存分に楽しめる一枚だ。
「風に吹かれて」から「ライク・ア・ローリング・ストーン」まで、ボブ・ディランの原点であり、フォークからフォーク・ロックに進む時代の選曲によるベスト盤。初期の名曲がズラリと並んだ必携の一枚だ。
プロテスト・ソングが中心となっている通算3作目は、ディランの強烈なメッセージが織り込まれた初期の傑作アルバム。初期の代表曲となったタイトル・ソングなどを収録した1963年発表作。
「ボブ・ディランにもっとも近い男」と知られる菅野ヘッケル、ディランを始めアメリカン・ルーツ音楽にも精通する音楽評論家の宇田和弘、海外での評判も高い世界屈指のディラン・コレクターの立見伸一郎、デビュー当時からのディランを「リアル・タイム」で聴き続けている音楽評論家の鈴木カツが集結。ボブ・ディランの魅力を語り合うことで新しいファンの開拓を目指すという、志の高い本作りを目指した(!?)。惚れ込んだディランへの熱きトークの連続。
作家シド・グリフィンや批評家マイク・マークシーらが、ボブ・ディランの音楽とその内面、影響を受けたアーティストたちについて体系的に語り、ルーツを探っていくドキュメンタリー。当時の写真や映像も堪能できる。
ボブ・ディランのスタジオ録音作としては33枚目となる、3年ぶりのオリジナル・アルバム。米・仏合作映画『My Own Love Song』の楽曲製作過程からインスピレーションを得て着手したという要注目作。
あるようでなかった画期的な1冊!弾き語り譜+原詞+写真&曲解説+証言。