ここ数年の助産師業務に関わる諸科学の進歩・発展は目覚ましいものがあり、また教育全般についての基本的な考え方も変革しつつあるなどの状況から、改訂の時期が到来したとの見解に達し、第3版を発行することになった。本大系は、助産師学生の教科書としての活用を第一の目的としている。学生の方々のみならず、教員の方々、実践の場にある助産師の方々をはじめ、母子保健に携わる保健師・看護師の方々にも広くご利用頂けることを願う。
本書は、小児看護学を学ぶ方ができるだけ具体的に子どものイメージを描けるようにくふう。おのおのの技術について、その目的を子どもの特性と関連づけて明確に述べるとともに、できるかぎり具体的な方法を示すことで実践に活用できるようにした。
本書は、現時点で最も正しいと考えられる呼吸器疾患の治療法を示したベッドサイドマニュアルである。EBMやガイドラインがあるものはできるだけ準拠して記述した。「疾患別処方」では各疾患にどう対処し、治療・管理するかを実際に役立つようきめ細かく解説した。「薬効別薬物リスト」は投与量・禁忌・副作用などが確認できるよう構成されている。呼吸器疾患の治療には本書1冊で十分に役立つというハンディな実践書である。
本書は「新臨床内科学第8版」(親本)のエッセンスを網羅し、ベッドサイドで活用できる実践マニュアルであるとともに、内科学を勉強した医学徒やコメディカルの方々が、成果を整理する学習ノートとしても役立つダイジェスト版であり、そのためには親本にない実践上の情報も加え、また図表も実用と学習に役立つよう整理されている。記述はもちろんのこと、要点を中心に簡略化されており、短時間に臨床現場でエッセンスを把握でき、また知識の整理にきわめて有用なものとなっている。
本書は雑誌「病理と臨床」に2000年5月号から2002年1月号にわたり連載した“非腫瘍性骨・関節疾患の病理”をまとめ、加筆、修正を加えたものです。
本書は、第一線の専門家の執筆による医療関係者のための手頃で最新の感染症読本である。
本書は、開業医のための呼吸器クリニックの実際を、著者が日々行っている臨床の現場から抽出し、呼吸器疾患を扱う開業医および若き臨床医の方々に読んで頂きたいと思い執筆したものである。
改訂第2版では、循環器疾患(総論)、内分泌疾患、代謝・栄養疾患(総論)の項が全面的に書き改められた。その上、すべての項において最新の知見に基づきup-to-dateな内容が追加された。また今版から歯科診療に関連する特徴的、典型的な内科疾患の所見や貴重な内視鏡像などを、口絵カラー写真として掲載した。
本書の目的は、神経内科や内科のレジデントのみならず、学生、内科以外の医師および研修医を対象にし、よくみられる症状、徴候から、治療可能な神経疾患および神経救急疾患の診断と治療についての流れを解説することにある。本書は、神経内科的主訴および症候を解釈し、診断と鑑別診断のプロセスを理解し、適切な治療方針への一連の流れが理解できるよう構成されている。
1970年刊行の『今日の小児治療指針』第13版。心因性。精神疾患の記述を充実させたほか虐待・暴力の章を新たに設けている。
本書では、国際的にも最先端をいくと考える本邦の熱傷医学および熱傷再建外科学のもっとも新しい知見について、現場で治療にあたっている若手の専門医を中心とした著者が執筆。発展した治療法がもたらした救命率向上の実際の評価や、リハビリテーション・社会学的予後といった重要であるが軽視されやすい命題についても項目に加え、最新の知見を盛り込んでいる。
本書は、わが国に多い感染症を中心に、その抗微生物薬化学療法、特に細菌感染症の最新の抗菌薬化学療法について、できるだけ簡明にそのポイントを記述、紹介して、臨床の場ですぐに役立つようにしている。
本書は、日常の外来、整形外科病棟での診察の際に役立つような知識の整理のためのメモ代わりとなることを目的として、作成したものである。
本書は、疾患を中心に薬物療法を取り上げ、各々の疾患の病態生理をまず理解した上で、それに基づいた最新の薬物療法をまとめるようにした。改訂2版では、EBMに関連した新たな章を追加し、総論および各論の内容の充実を図った。
本書では、医薬品の市販後の有効性・安全性についての監視制度について、まず、PMSの基礎について総説してから次の再審査制度以後では安全性定期報告、医薬品の再評価制度、副作用・感染症報告制度、市販直後調査・医薬品情報提供システム、GPMSP、市販後調査ガイドライン等の各論に分けて分かりやすく解説した。